台風21号が通過してホッとする間も無く、今朝3時頃、北海道を大きな地震が襲った。震源となった胆振地方とは、まさに僕が住んでいる登別市を含んだ地域だ。

その中でも厚真町では震度6強を記録して土砂崩れで生き埋めになった人もいるようで、30名以上の人の安否が確認できていない。鵡川町でも死者が出ており、全道の怪我人はすでに100名を超え、今後もその数は増えることが予想されている。

僕が住む登別・室蘭地域は震度5とされているが、今まで経験したことがない揺れを感じた。当然のことながらその時間僕は深い眠りの中にあったわけだが、激しい揺れのために目がさめると同時に、壁から物が落下し僕が寝ていた布団の上にも、小物入れ等が落ちてきて恐怖を感じた。揺れはその後何度も起きており、揺れる時間は最初の地震ほど長くはないが、強い揺れは収まっていない。今のところこの地域の死亡者情報はないが、情報が途絶しているので、今後が心配である。

地震発生と同時に道内全ての電気が止まっている。発電所の不具合だそうであるが、現在でも復旧の見込みは立っていない。このため国道をはじめとした全ての道路の信号機がつかない状態になっており、乗用車が信号のない状態で走っているので非常に危険である。

公共交通機関は全面的に運行を取りやめている。JRも全部運休し、新千歳空港も今日一杯の閉鎖が決まっている。道路も所々で通行止めが発生しており寸断状態だ。北海道の交通網は今現在機能麻痺である。

Wifi も繋がらないため、インターネットはスマートフォンが頼りである。ただ充電ができないために、フェイスブック等に寄せられた心配の声のコメントやメッセージに返信も控えなければならない状況であり、声を寄せてくれた方には、ご了承いただきたい。

電気が止まっているので、スーパー等は営業していないが、一部のコンビニやガソリンスタンドは営業しており、そこには長蛇の列ができている。どちらにしても街そのものが機能不全である。

不幸中の幸いは、この地区では水道とガスが止まっていないことである。そのため当面飲み食いには困らない状態である。

そんな状態で僕自身は無事なのでご心配ないようにお願いしたい。今一番の心配事は、明後日沖縄講演に向かうことができるかということである。

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