北海道も地震の後遺症から徐々に立ち直りつつあり、節電もしなくてよいようになって、JRもほぼ正常に動いている。
僕は今朝7:10東室蘭発のL特急に乗って新千歳空港に向かった。到着した空港は、地震の影響で一部の店舗が閉じたままで、特に3階の飲食店フロアは全面閉鎖のままである。しかし搭乗口内の店舗は、飲食コーナーも含めて開いているので、さほど不便は感じない。そもそも今日のお昼は、仙台で摂ろうと思っていたので、飲食店は素通りした。今日は天気も良く、フライトも順調だろうと思いながら、飛行機に乗り込んだ。
というわけで先ほど仙台に到着したところである。今日は午後から市内の社会福祉法人さんで、研修講師を務めた後、仙台駅近くのビジネスホテルに一泊し、明日北海道に帰る予定だ。次に仙台に来るのは来年1月になるので、今晩は仙台で美味しい酒を飲みながら、美味しいものを食べようと思う。
こんな風に旅の楽しみは、その地域の美味しいものを食べたり飲んだりすることだ。このブログに、「日本酒」というカテゴリーがあるように、僕はお酒が嫌いな方ではないので、地元のお酒も楽しみだ。
全国各地で行う講演の際も、主催者の方々とオフ会で飲みながら楽しく歓談するのを楽しみにしている。
ただし僕はビールが飲めないので、とりあえず乾杯の際には、「ハイボール」をいただくことが多い。そのままずっとハイボールでも、ウイスキーの水割りでも結構なのだが、おいしい地酒がある場合は、乾杯の後はその地酒を飲むことが多い。以前にはそのような好みはなかったのであるが、数年前の新潟講演の際のオフ会で、おいしい地酒をたくさん飲む機会をいただいた後、そんな嗜好になってしまった。最近の日本酒(各地域の地酒)はそれだけうまくなっているということだ。
だが僕の日本酒の好みには偏りがあって、少しでも醸造用アルコールが添加しているお酒は、地元で評判となっているものでも飲みたいとは思わない。飲み放題メニューにはアル添の日本酒しかないことが多いが、それはパスなので、その場合はハイボールを飲み続けている。そんな風に僕が好んで口にする日本酒とは、純米酒に限っているのだ。それもテレビで宣伝している大手メーカーではなく、丁寧にまじめに日本酒を造っている小さな蔵の純米酒が良い。
当然毎日の晩酌の際に、そのような純米酒をずっと飲み続けるわけにはいかない。それはある程度価格も高いものなので(僕が飲んでいるもので言えば、一升瓶で3.000円弱のものが多い)、家呑みの場合は、最初の一杯をその時の好みの地酒をワイングラスで愉しみ、その後は2リットルのペットボトルで売っている安いウイスキーに切り替えて、水割りで飲むことが多い。このように最初の一杯だけが日本酒というのが、家呑みの際の僕の習慣である。
そんな日本酒の中で、今一番気にっているのが「masaの日本酒道20〜鳴海・純米直詰め生」で紹介した千葉県・勝浦市の地酒である。
千葉県は千葉市・柏市・流山市・銚子市などで何度も講演を行なっているが、勝浦市はまだ行ったことがない。勝浦タンメンも食べたことがない。「鳴海を飲ませるから講演に来て。」と言われたら、すぐに駆け付けたいと思っているところである。
ところでお酒に関連しては面白い講演が予定されている。
10月21日(日)13:00〜17:30、日田商工会議所(大分県日田市)で行われる、「アローチャート天領会主催 講演会」で、僕は「看取り介護」をテーマにして、14:15〜17:30まで講演を行なうが、それに先駆けて第一部講演として「酒造り」について講演してくださるのが、日田市の井上酒造・井上百合専務取締役である。(下記のチラシ画像を参照願いたい。)

井上社長については、「百合さんのお酒」で紹介しているが、小学校1年生で初めて、生家の蔵で造ったお酒を飲んでおいしいと感じたという人だ。まるで「夏子の酒」の主人公のようだが、その方の酒造りに対する思いを語ってもらうことになっている。
この研修はオープンであるが、受講定員は80名に限っている。参加料は2.000円で、その後の懇親会参加希望者は、懇親会費が3.300円となっている。お近くの方で参加希望されるは、アローチャート天領会(事務局0973-24-7748 居宅介護支援事業所・光洋 志谷さん)に詳細を問い合わせたうえで、ぜひ当日会場までお越しいただきたい。
申し込み締め切りは9/25となっているので、早めの対応がおすすめである。
介護と酒造りが融合した講演会は、他ではほとんど行われておらず注目に値すると思う。僕も非常に楽しみにしている。
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