40度といっても、気温の話ではない。そもそも登別は、この夏一度も30度に達してさえいない。
そんな中で40度を超えたのは、僕の体温である。
昨日早朝から体がだるく、のどには痛みがあり、鼻水がでていた。風邪であることは間違いなかったが、それでも日中はさほど体調が悪化することなく、家にあった風邪薬を飲んで回復するだろうと思っていた。
昨日は午後6時から認定審査会があった。体温が少し上がって汗をかいていたので、認定審査会に行く前に風呂に入った。そのことが思いのほか、悪い結果に結び付いた。昨日の登別は夕方上着が必要なくらいの気温だったので、風呂に入った体が急激に冷えたのではないかと思われる。

救急外来で改めて熱を測ると、さらに上がっており、40度に達した。思えば2年前に同じように40度声で、この救急外来を受信しているのである。診察を担当した若い医師は、いかにも面倒くさそうに、「喉見せて」、「風薬出しておくね」という横柄な対応である。
おそらく風邪ごとくで、救急外来を受診するなという意味だろう。しかしインフルエンザなら周りに迷惑をかけるし、体がしんどいから僕としては止むをえなぁったのである。
だが僕自身にも反省点はある。
2年前と同じように日中・我慢がしすぎである。結果的に夜に熱が上がって救急外来となってしまうのは、もっと重篤な人がいた場合に迷惑といわれても仕方がない。今後は同じミスを繰り返さず、軽い風と思っても一般外来の空いている時間に受診して、一応薬をもらっておこうと思った。
今回の夏風邪の原因ははっきりしている。
僕は今、今秋出版予定の本の原稿執筆作業中である。今月中が締めきりなので、一日中原稿を書いている日が多い。その作業場である我が家のACが僕にはきつすぎて、寒いのである。登別の日中の最高気温は、25度に達することも少ないのに、我が家のエアコンの設定温度は23度とか、22度であり、寒くて温度を上げても、いつの間にか下げられている。一昨日も原稿書きに夢中になているまに、体が冷え切って、やばいと思い布団に入ったが「遅かりし」問うわけである。
昨晩は夜飯も食えず、救急外来でもらった薬を飲んで21時に早々と就寝したが、汗をかくため着替えのために何回も起きた。今朝はいったん朝の薬を飲むため7時に起きて服薬し、そのまま昼まで寝ていたところ、何とか熱は下がったようだ。それでも体のだるさは取れず、食欲もないので、昼の服薬のみしようと起きてきたが、何も食べずに薬ばかり飲んでいるのはダメだと叱られて、いま少しだけソーメンをすすり、服薬を終えたところだ。
僕の体を気遣ってくれるのはありがたいが、もともと今回の風邪はあなたのせいですよ、とは言えない。殺されては元も子もないからだ。
ということで、体調も徐々に回復しているので、今日は午後から執筆作業を再開したい。秋(おそらく10月ごろ)には日総研出版社から新刊が上梓される。さらに年末か来年お年始あたりには、ヒューマン・ヘルス・ケアシステム社からも本が出る予定である。
11月以降の講演では、新刊の販売もできるかもしれないので、お楽しみに。

※もう一つのブログ「masaの血と骨と肉」、毎朝就業前に更新しています。お暇なときに覗きに来て下さい。※グルメブログランキングの文字を「プチ」っと押していただければありがたいです。
北海道介護福祉道場あかい花から介護・福祉情報掲示板(表板)に入ってください。
・masaの最新著作本「介護の誇り」は、こちらから購入できます。