3連休の最終日を過ごしている人が多いと思える「海の日」の月曜日の今日、僕は明日の愛媛県老施協第1回管理職員研修の講師を務めるため、松山市に向かう途中である。

今新千歳空港の「さくらラウンジ」で、この記事を更新しているが、松山空港までのANA直行便が復活したのを知らず、JALの羽田乗継便のチケットを購入してしまったっために、今回も3時間以上の長い旅となる。8/22の第2回目の管理職研修の際には、直行便のチケットを購入しているので、今日より楽に移動できる。

いつもなら祝日は記事更新も休みにすることが多いのだが、ラウンジで搭乗待ちをする間に、特にすることもないため、ブログ記事を更新しようとサーフェイスを開いたところである。さて何を書こうかと考えて、たまたま昨日ネットで取り寄せたおいしいお酒が届いて呑んだばかりなので、久々に日本酒道でも書こうかと考えた。


今日は最近頑張っている関東の地酒の紹介である。

鳴海と書いて、「なるか」と読む。その名の由来は、この酒を造っている蔵の近くにある神社に由来しているらしい。

古くから漁師町として栄えた千葉県勝浦市にある酒蔵・東灘醸造が出している「鳴海シリーズ」の生酒が旨い。フルーティーさは最高といってよく、それはべたつくようなしつこい甘さではなく、さわやかですがすがしい甘さである。米の旨味を味わえる穏やかな中取り純米酒となっている。

千葉の酒・鳴海
今回取り寄せた内容は、それぞれ原料となる酒米が異なる3種で造られた生酒。原料米は山田錦、富山産五百万石、雄町という王道の酒米で仕込んである。この3種類がそれぞれ2本ずつの(750ml×6本)セットで、9,774円はお値打ちだと思った。しかもうれしいことに全国送料無料。本州からお酒を一本取り寄せると、北海道の場合下手をするとその一本のお値段と同じくらい送料がかかることがあるので、これはうれしいサービスである。

3種類のお酒は、いずれも海の幸に合うすっきりとした酒質だということなので楽しみだ。

この鳴海は、絞り機から直に詰めるという「直詰め」しているのが特徴である。このため微炭酸を含んでおり、呑んだ瞬間舌にピリピリ感があって心地よい。醗酵由来の炭酸を楽しめるお酒はそう多くはないので、ぜひ一度お試しいただきたい。

鳴海・特別純米直詰め生
昨晩は3種類のうち「鳴海 特別純米五百万石 直詰め生(青)」をいただいた。微炭酸が心地よく舌を刺激してくれる。程よい酸味がきいた味わい深いお酒に仕上がっている。五百万石でこれほどフルーティーならば、白ラベルの山田錦仕込みの味わいはいかほどだろうと、今から楽しみである。

しかし今日から愛媛県講演で3日間家を留守するため、鳴海をじっくり味わうのは、水曜日に帰宅した後になる。あまりにおいしく貴重でもったいないので、毎日おちょこで一杯ずつちびりちびりとやろうかなと思ったりしている。

しばらくこのお酒を愉しむことができそうだ。

ところで酒造りに関して言えば、10月には大分県日田市で、「百合さんのお酒」で紹介した井上百合さんとコラボ講演を行う予定だ。僕は「看取り介護」、由利さんは「酒造り」。とっても貴重な講演だと思う。10/21(日)は、ぜひ日田商工会議所(大分県日田市)にお越しいただきたい。

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