今日は、オウム真理教事件の麻原彰晃死刑囚らの死刑が執行されたニュースで日本中が大騒動になっている。そんな中で、事件とは全く関係のない僕の日常のことを書いても、誰も読んでくれないかもしれないが、僕は僕のペースで、いつもの日常の情報発信に終始したいと思う。

さて昨日の北海道は、大雨の影響で大動脈であるJR函館本線が全線運休となり、陸路の移動が大変な状況だった。僕の家から新千歳空港に移動する際のJR路線が函館本線なので、自分の移動日と重ならないでホッとしている。

明日は移動予定があるため、その日には何事もないように祈っている。ところで明日、僕が北海道から向かう場所は五島列島にある五島市である。

九州の最西端、長崎港から西に100kmに位置する五島列島は、大小あわせて140あまりの島々が連なり、全島が長崎県に属し、約7万人の人々が住んでいる。

ただし「五島列島」という言葉は学術用語の色合いが強く、地元や九州の人々は、「五島」と呼ぶ場合が多いそうである。

北海道に生まれ育ち、今までずっと北の大地で暮らし続けている僕にとって、そこははるか遠い場所であった。というより恥ずかしながらつい最近まで、五島がどこにあって、何県に属し、どんな市町村があるのかも知らなかった。

しかし昨年、縁あってその五島の北東端の中通島とその南西の若松島を主な町域とする「新上五島町」で講演を行う機会を得た。長崎港から高速フェリーで90分かけてたどり着いた新五島町は、景色が素晴らしく、「地獄炊き」で有名な五島うどんや新鮮な魚がおいしい素敵な町だった。勿論、人も最高によかった。(参照:新上五島町で迎えた朝 ・ 遠ければ遠いほど愉しみな旅

それは僕にとって思い出深い旅の一つで、帰りの船の上から遠ざかる島を見たとき、そう少しそこに居たいと思い、帰りがたくて寂しい気持ちにもなった。そしてまたいつか五島に来る日はあるのだろうかという思いにもふけったりした。

ところが今年の4月に、五島の最西端・福江島等を市域とする五島市にある特養・ゆうゆうの里の門原施設長さんからメッセージが届き、特養の母体である社会福祉法人・明和会さんの20周年記念行事の中で記念講演をしてほしいという依頼を受けた。さらに五島老人福祉施設協議会の研修講師も同時に受け、二つ返事で承諾させていただいた。昨年新五島町でお会いした方で、9日(月)の講演に駆けつけてくれる方もいると聴いている。それらの方々と再会するのも楽しみにしている。

明和会創設20周年記念イベント
ということで思いもかけないことであったが、2年続けて五島で講演する機会をいただき、明日7/7(土)の午後の便で五島に向けて飛び立つ予定だ。福江島には空港があるため、今回は新千歳〜福岡〜福江空港という経路で、明日午後6:30には現地に到着予定となっている。

今回は7/8(日)と7/9(月)に五島市で講演を行った後、7/10(火)に長崎市に入り、同市にある社会福祉法人 白之会さんの職員研修で講演を行った後、7/11(水)に帰道する予定となっている。台風7号は通り過ぎたが、台風8号の動きも心配である。何とか影響がないように祈りながら旅に出よう。

天の川
画像は今回の講演で上映する「LOVE〜明日へつなぐ言葉・五島バージョン」の動画に使用した、「五島の天の川」である。

明日は7月7日である。北海道は1カ月後の8月7日に七夕の行事を行う地域が多いが、五島はおそらく明日が七夕だろう。明日はこの画像のように五島の空に天の川を見ることができるだろうか。そして五島ではどんな織姫たちとの出会えるだろう。・・・と書いたらセクハラになるのだろうか。

どちらにしてもとても楽しみな旅がすぐ目前に迫ってテンションが上がりまくっている。五島市でお会いする皆様、当日はよろしくお願いしたします。

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