昨日、上京して2日間連続で3時間の講演を行っている最中だ。

昨日は神楽坂で行われた東京都社会福祉協議会主催・機能訓練指導員研修で、「介護報酬改定状況に見る機能訓練指導員の役割りについて」をテーマにお話しした。

参加者はすべて機能訓練指導員の方々なので、このところ認知症の方のリラクゼーション効果が認められて、アロマセラピーやハンドマッサージに使われている「北国馬油」を参加者にプレゼントしようと思って北海道からバッグに入れて持参した。

当初この研修は70名ほどの参加と聞いていたため、参加者全員に配ることができる数の馬油を持ってきたのだが、なんと最終的に参加者は200人を超えて、会場いっぱいにあふれてしまった。そのため持参したお土産の馬油も、全員に配ることができず申し訳なかった。

それにしても機能訓練指導員だけで200人以上が集まるのは、さすが東京である。北海道でこの手の職種限定研修を行っても、こんな人数は集まらないと思う。ただし東社協機能訓練指導員研修としても、この人数は異例らしい。それだけ僕の講演を期待して集まってくれた方が多いということだそうである。

講演前にも参加者の皆さんから、「ブログ読んでます」とか「本を全部持ってます」といった声をかけていただいたりした。皆さんの期待に応える講演であったろうか。自分としては会場の反応もよくて、手ごたえがある講演であったと感じている。

今日は場所を変えて、「神田エッサム」で行われているHHCS主催・介護事業&社会福祉法人 経営セミナー『生き残る介護 伸びる介護』に午前中から参加している。

午前中は、社会福祉法人愛隣会・特別養護老人ホーム駒場苑の中村 浩士 施設長の講演、「派遣職員を切って社会福祉法人の人材不足を乗り越える」を拝聴した。人材不足の折、派遣に頼らない雇用と、高品質ケアの実戦で職員の定着率とモチベーションを上げ、そのことで人材確保を容易にした取り組みは大いに参考になる考え方だ。勉強になった。

午後からはいよいよ僕の出番で、この後13:10〜16:00 まで「変わる介護。社会福祉法人の生き残り戦略」をテーマにした講演を行う。実はこの中でも派遣会社に支払う費用とは、従業員に支払うべき人件費の搾取であるという話も盛り込んでおり、事前に打ち合わせがあったわけではないのに、中村氏との共通の考えが含まれている。

講演後は第3部トークタイムとして、16:10〜16:50 まで中村氏と対談を行う。これもほとんど打ち合わせのないトークで、どんな展開になるのか予測がつかない。楽しみである。

今日の講演を終えた後、明日土曜日に一旦、北海道に帰る予定だ。そのあとは来月7日(木)に再度上京して、介護予防総合センターラクっちゃ(東京都港区芝浦:みなとパーク芝浦内)で行われる、「みなと主マネ隊発足記念講演」を行った後、翌8日(金)は、東京ファッションタウンビル(TFT)(東京都江東区)で行われる、「内田洋行主催:地方自治情報化の“いま”と“これから”を考える公共ICTフォーラム2018 TOKYO」で講演を行う。そしてそこから静岡に移動して、10日(日)に静岡県総合社会福祉会館で行われる、静岡県介護支援専門員協会・全体研修での講演を行ってくる予定になっている。そのあとすぐ大阪講演も迫っており、全国の皆さんの前で、お話しする機会が続く。

こんな風に、全国を駆け巡って、たくさんの仲間とお会いできる日々が続いているのが、僕にとって何よりの喜びである。

全国の皆さん、よろしくお願いします。

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