先週水曜日から昨日までの東京〜九州の旅は、あまり天候に恵まれず、どんより曇った日が多かった。

そのため気温も低めで、北海道との気温差をあまり感じることなく過ごしてきたが、8日ぶりに北海道に戻ってくると、季節はさらに冬に向かって進んでおり、スーツの上着どころではなく、コートが必要なほど気温が低下していた。

今朝も我が家は暖房を入れている。北海道北部の山間部からは雪の便りも聞こえてくる。また厳しい冬が始まるのかと思うと、昨日まで滞在していた久留米にでも移住したくなる。久留米の介護事業者の皆さん、どこか就職先を紹介してください。

さて8日間の講演の旅から戻った僕ではあるが、自宅で過ごすのは明日までで、土曜日からは大阪に3日間滞在し、月曜日に一旦自宅に戻った後、その週の木曜日に再度大阪に飛び、大阪で2日間の講演を行った後、愛媛県松山市〜同県久万高原町〜仙台と講演の旅が続くので、10月中は北海道に戻ってこないという予定になっている。

そんな中、今週末にかけて大型の台風が列島を直撃しそうな様相を呈している。10月も下旬に差し掛かるこの時期に、大型の台風も珍しいのではないかと思うが、土曜日の大阪市老連主催セミナーは何とか影響なく行えるとは思うが、日曜の日総研出版主催セミナーは、大雨の影響を受けるのではないかと心配だし、翌日の北海道に帰る飛行機は飛ぶのだろうかという不安もある。何とか台風の影響を受けないことを祈っている。

さて、その日総研セミナーであるが、こては僕の最新刊・「介護の誇り」の出版記念セミナーとして行われる講演会である。

現在介護業界は大変厳しい時代を迎えようとしている。限りある財源を有効に活用するために、介護給付費はより必要性の高いところに重点的に配分されるが、全体の給付費単価は下がる傾向にある。つまり顧客単価は増えないということになり、基本サービス費の単価アップは期待できない中で、介護事業経営を安定させるためには顧客の数を増やし、加算を確実に算定していくしかない。

そうした情勢下で、介護サービスを利用する中心的な世代が、団塊の世代の人々となってくるわけであり、それらの人々は日本の経済成長を支えてきた中心的役割を担ってきた人々で、顧客としてサービスを選ぶ厳しい視点を持つ人々である。

そうした人々に求められるサービスを提供できる人材確保が、介護事業者には求められるわけであり、そうであれば介護サービスに従事する動機づけを護らないと人材は定着せず、求められるサービスは提供できず、事業経営はできなくなる。

そのため、これからの介護事業のキーワードは、サービスの品質、サービスマナー、ホスピタリティ、だと考えている。

この出版記念セミナーでは、5時間という長い時間で、これらのことを実務論として、わかりやすく、かつ熱く伝える内容となっている。

今週日曜日(10/22)の大阪セミナー(田村駒ビル)を皮切りに、東京(11/11)・名古屋(11/12)・札幌(11/18)・仙台(12/9)・福岡(2/24)・岡山(2/25)と開催予定があるので、是非お申込みいただいたうえで、当日会場にお越しいただきたい。

一緒に明日の介護を考え、新しいスタンダードを創りあげましょう。会場でお待ちしています。

日総研出版社主催・「介護の誇り」出版記念セミナー・感覚麻痺・不適切ケアの芽を摘む!〜介護保険施設・事業所で虐待を発生させない〜介護サービス質向上の具体策の詳細と申し込みはこちらからダウンロードしてください。
介護の誇り出版記念セミナー
介護の誇り出版記念セミナー日程

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