大変ありがたいことに、全国各地の様々な方に、研修講師としてご招待を受ける機会が多い。その数は毎年50本ほどに昇っている。
50本を多いと見るか、少ないと見るかはいろいろな評価があるが、平日の本業を優先している僕にとっては、この数は決して少なくない。だからといって土日を中心に全国を講演して歩く旅がつらいということはまったくない。
むしろそのことは僕にとって一番の喜びである。おかげで日本中のいろいろな場所に行く機会を得て、その土地でしか味わえないものを食べたり、地酒に舌鼓を打ったり、名勝・名跡を目にする機会を得られている。
現在まで僕が講演を行ったことがない県は、山梨・鳥取・島根・香川の4県だけになったが、それ以外のすべての都道府県に行った経験がある人は、そんなに多くはないだろう。ありがたいことである。
勿論、講演は僕にとってビジネスでもあるので、観光は時間があるときに限られており、研修会場近くに観光名所があったとしても、そのようなものに目もくれずに、会場と空港の往復だけで終わることも多い。しかしそうだとしても、研修会場で主催者の方や、受講者の方々との出会いがあり、それがきっかけで新しい関係性につながっていくことも多く、それが僕にとっては何よりの財産である。
そうした機会を毎年数多く持てる人生に幸せを感じながら過ごしている。
講演を依頼してくださるきっかけとして、このブログの読者が、ここに書いている僕の考えに共感して連絡してくれる場合も多い。最近ではフェイスブックでつながっている人が、メッセンジャーから講演依頼を送ってくれる機会も増えている。勿論、僕の著作本を読んで依頼をくださる人もいる。僕の講演を聴いてくださった受講者の方が、研修主催者となって僕を招いてくれる場合もある。
何年も続けて毎年のように僕を招いてくださる団体も多い。本当にありがたいことである。
今年もたくさんの講演依頼をいただいている。masaの講演予定に掲載しているように、すでに来年6月の講演予定も入っている。過去の履歴や予定表を持てもらうとわかるが、テーマも様々に設定している。これらはすべて依頼主様の要望を受けて決めている。
こうした様々なテーマでお話しできるのも僕の売りであるが、それは僕が特養の相談員や介護支援専門員、そして施設長としての経験や、介護支援専門員の職能団体の代表などの経験に基づくもので、すべて実践という裏付けがあるお話であることが、全国の皆様から共感と支持をいただいている最大の理由だろう。
5/14(日)札幌で行った看取り介護セミナーを受講した方から、セミナー主催者の日総研宛に次のようなメッセージが寄せられたとの連絡をいただいた。
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昨日はお疲れさまでした。 masaさんの研修、やはり最高でした! 「看取り」の研修は僕は2度目でしたが、何度聞いても、熱くて、新鮮でした。 また勇気を頂きました。誇りを持って頑張ります。
今回連れて行った3人の後輩は、それぞれリーダーとして志し高く頑張っており、 今後、●●とともに「特養」を引っ張っていくメンバーでしたが、スタッフのモチベーションやケアの質がなかなか上がらず苦労していました。 しかし、帰りの車の中で始めは「良かったねー」と盛り上がってましたが、その後は〇〇につくまでずっと無言で、それぞれが何かをじーっと考えたり、シュミレーションしたりしているようでした。
masaさんの話を聞いて何かをつかんだ、目標をみつけられたんだと思います。 ほんとうにありがとうございました。
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このような連絡をいただく僕のモチベーションもますます上がるというものだ。何より僕が話したことを、受講者の方々が実践に取り入れようとしてくれていることがうれしい。それが僕の一番の希望でもある。
ところで講演依頼をくださる人の中には、小さな事業所単位の研修で、人数が少ない場合、講演を依頼すること自体が失礼ではないかと考えて遠慮している場合がある。しかし僕にとって受講人数の多寡はまったく関係ないと言える。1事業所の職場内研修で、10名に満たない場合でも、日程等の条件さえあえば問題なく講師依頼をお受けできる。
例えば何らかの事情で、業務改善・見直しが必要とされる小さな事業所で、再出発のために接遇改善・ケアの体質改善のために、一度従業者全員の意識改革のために、僕の話を聞きたいという事業者もあるが、それは僕の最も得意とする分野である。その場合、どんなに人数が少なくても全国どこでも飛んでいくつもりである。
勿論、講演料や移動費実費などの費用負担が必要となるが、業務改善に直接つながる実務論だから、コストパフォーマンスは高いと言えるのではないだろうか。また予算が足りないという場合は、「交通費と宿泊費が不要のお得な講師ご用命はありませんか。」で紹介しているような機会もあり、まだ空いている日程もあるので、ご相談いただきたい。
とうことで、どうか受講人数は気にせず、講演希望がある方はお気軽にご相談いただきたい。問い合わせ・相談の結果、条件が合わずに依頼しないということもありなので、「北海道介護福祉道場 あかい花」の右上のメールの絵をクリックして、連絡していただけるとありがたい。全国どこにでも飛んでいきます。


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