暦を見ると明日からきれいに祝日と休日が5日並んでいる。

介護施設に休みはないといっても、現在の職場の事務部門は、土日祝祭日が休みで、日直出勤制度もないことから、暦と同じ休みが取れる。

世間の暦とは関係なく働いておられる他の職員や関係者の方には申し訳ないが、緊急連絡に対応する立場でもない現在の状況は極めて気楽な立場で、ゆっくり休むことができる。

昨日お知らせしたように、今月がこの職場で働く最後の月であり、休みが明けると31日まで働いて残務を処理しながら仕事を引き継ぐ必要があるので、そのためのエネルギーをためる意味でも、今回の連休は老健業務のことは忘れて休日を過ごしたい。

来年は今の状態とは全く違う立場でGWを迎えることになり、暦通りに休むということにはならないと思うので、今年だけはこの休みを大切に過ごしたいと思う。

とはいっても連休を利用してどこかに出かけるわけでもない。旅は週末の講演の旅で満喫しているし、人混みは好きではないため、わざわざ込み合うGWに行楽に出かける気はしない。5日間自宅に引きこもって、ゆっくり体を休めたいと思う。

ただし、「北海道介護福祉道場 あかい花」の業務は、こうした休みの日がメインになるので、そちらのほうの仕事は満載である。さすがにこの時期に研修会はあまりないので、講演を行うわけではないが、GW明け以降の講演準備が必要で、新しいテーマの講演ファイルづくりや、資料整理、新たな知識の仕入れと、やらなければならないことは山ほどある。休み明けに締め切りが設定されている連載原稿も書き上げねばならない。決して何もせずに休んでいるわけではないのである。

そうした作業も休みの日の中で自由に時間を作って行えばよく、毎日決められたスケジュールに追われることがないので、精神的にはずいぶん楽である。例えば好きな本を読んでいる合間に、原稿書きやファイルづくりや、資料整理をすればよいので、仕事をしている感はあまりない。

そういう意味では、体と心を休めながら、連休明け以後の準備もできるので、貴重な連休だ。問題はそのあと月末までがあわただしい予定になっていることだ。

来週は月〜金まで通常勤務であるが、土日も予定が入っている。14日の日曜日は、日総研出版社主催の看取り介護セミナー講師として、道特会館で5時間講演を行う予定である。その際には僕の新刊本「介護の誇り」の初版本が刷り上がっているので、初めての会場販売とサイン会を行う予定になっている。

その前日の13日(土)は、かねてより知り合いである高瀬比左子さん主宰の『未来をつくるkaigoカフェ』が札幌で初開催されるということで、そちらに参加予定である。

2011年6月だたっと記憶しているが、僕の最初の著作本の出版記念シンポジウムを東京都港区芝の「女性と仕事の未来館」(現:女性就業支援センター)で行った際、高瀬さんもそのシンポジウムに参加してくださり、そこで名刺交換をした記憶があるが、それ以来の再会となる。カフェの後はオフ会も予定されているので、そちらにも参加し、土曜日は札幌に泊まって翌日のセミナー講師に臨む予定である。

翌週と翌翌週の土日も、「北海道介護福祉道場 あかい花」の勉強会等の予定があるため、5月の休みはこの連休のみなのである。

ただし5月いっぱいで今の職場を退職した後は、次の職場に移るまでに少しの間のタイムラグがあるため、6月は予定されている講演以外は、新たな職場に赴任する準備に多くの時間を割くことになるのだろうか。

とにもかくにも明日からの5日間を大事につかいたい。

それと同時に僕がこうして休んでいられるのも、暦と関係なく働いてくださる仲間のおかげであり、全国各地で頑張っているそういう人たちによって日本の介護は支えられているのだ党うことを忘れず、暦に関係なく頑張ってくれる仲間に、感謝のきもちとエールを送りたいと思う。

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