3月は、鹿児島県鹿児島市、岩手県遠野市、群馬県前橋市の3ケ所で4講演の予定が入っている。

今月最終日曜日となった昨日26日は、僕にとって12日(日)以来の休養日であったが、3月最初の講演となる鹿児島県老人保健施設大会(3月11日(土)10:00〜12:00:かごしま県民交流センター)の講演ファイル作りで一日を終えた。
鹿児島県老健大会
鹿児島県は、このところ何年も続けて講演講師としてご招待いただている場所であるが、老健協会からのお招きは始めてである。

昨年まで特養に勤めていた僕ではあるが、その際にも各県の老健協会からご招待を受けてお話しした経験はある。そのときは老健におけるターミナルケアのあり方や、老健での相談援助業務、老健に限らない介護全般のお話などをしてきたが、今回は老健の機能全般にわたるお話をすることになる。

地域包括ケアシステムにおける老健の役割」というテーマは、講演主催者から指定されたテーマであるが、ただ単にシステムの説明と老健の「あるべき論」で終わっては意味がないと考えた。よって地域包括システムとは何かということを、具体的に説明する中で、老健として地域できることを、老健のケアサービスという面から具体的に示してみようと考えた。

僕は現在老健に勤め、特養と老健の違いや共通点を肌で知る身なので、より現場の実態に近い話ができるかもしれない。

老健の在宅復帰機能とは、そのシステムの中でどのように発揮されるべきなのか。

そのシステムの目的を考えたときに、老健のリハビリテーションの機能は、単に身体機能の向上だけでは終わってはならないのではないのか。

認知症の人を老健でどのようにケアすることが、このシステムで機能することにつながるのか・・・。

そして最終的には、看取り介護・ターミナルケアを行うことができる老健が、地域包括ケアシステムの中で求められているということを、根拠に基づいて具体的に説明し用と思う。

ケアサービスの具体例については、特養時代の経験も踏まえて、リハビリテーション・認知症の人とのかかわり・ターミナルケアという部分でそれぞれ過去に経験したケースを示してみようと思う。

今回は、講演前日に鹿児島に入り、講演当日は終了後に北海道に帰ってくる予定だが、行きは福岡空港まで飛んで、博多駅経由で鹿児島まで向かう予定である。帰りは鹿児島空港を利用し、羽田空港経由で北海道に帰ってくることになる。

九州新幹線ができてから、九州各県までの移動の選択肢が広がって本当に便利になった。北海道新幹線も、早く札幌まで伸延すると、もっと便利になるのになと思ったりした。

話は替わるが、先々週三島市介護支援専門員連絡協議会研修会の写真画像が、事務局の方から送られてきた。自分が講師として話している写真画像は、意外と少ないので、こうした画像は貴重である。記念としてこの記事の最後に、あまり意味もなく貼り付けさせてもらおう。
三島講演事務局の皆様と記念写真三島講演3
三島講演2 (2)三島講演2 (1)


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