成人の日の登別は雨になった。昼過ぎには、この雨が雪に変わる予想になっているが、この時期の雨は本当に珍しい。

冬の雨
今年の北海道は冬の訪れが早く、雪も多い年だったが、年末から年始にかけては穏やかな天候の日が続いていた。それでも氷点下の寒い日が多かったのであるが、今日は気温が10度まで上がってこの雨である。このところの気候変化には、過去の経験は何の役にも立たない。いったいどんな冬になるのだろうか。

今日は各地で成人式が行われるのだろう。登別市のように昨日のうちに式典が行われた地域も多いのだろう。

昨日も一部の地域では新成人の式典をぶち壊す行為が報道されている。酒に酔って暴れる姿が恥ずかしく思えるようになるには、あと何年かかるのだろうか。そもそも酒を飲めるということは自慢でもなんでもない。僕のような酒飲みは、この年になると、お酒を飲まないでいられる人がうらやましいし、酒席でお茶で付き合える人の姿は格好良いと思う。それに比べてついつい大酒を飲んでしまう自分に自己嫌悪の毎日である。ああ恥ずかしい。

お酒を飲めるということは、その反面にお金もかかるし良いことはほとんどない。酔って人に迷惑をかけないのは、まだしもである。合えてよい面を探すとすれば、時としてお酒を飲めるということは、コミュニケーションツールとして有効な場合があると感じるのが唯一のメリットだが、深酒はそんなコミュニケーションさえ忘れさせてしまうという記憶障害を伴うので、ほどほどにしておいたほうが良い。

間違いなく言えることは、酔っぱらった姿は、格好悪いということだ。

酒を飲めることも、煙草を吸えることも、大人の証ではなく、単なる中毒である。大人とは社会に対し自分自身の責任が取れることであり、人を愛するまっすぐさを信じられることである。どうか勘違いしないでほしい。

とうの昔に成人式を迎えた僕にとって、今日の祝日は単なる休日でしかないが、休養という意味でもない。本業のほかに、作家と講演講師としての顔を持つ僕は、ほとんどの休日を原稿執筆や、講演資料づくりに費やす毎日である。

正月3ケ日に、今月刊行予定の日総研出版社の「エンド・オブ・ライフケア」の連載原稿を仕上げたと思ったら、再来週までに「CBニュース」の連載と、シルバー産業新聞の連載の締め切りが迫っており、その執筆もしなければならず、さらに今月20日の新潟講演と、30日の秋田講演の講演ファイルを作って、配布資料を講演主催事務局に送らねばならないために、この3連休はずっとPCの前で作業を続けている。

ちなみに僕の講演予定は、張り付けたリンク先から見ることができるので、参照していただきたい。20日(金)の新潟講演と30日(月)の秋田講演は、ともにオープンなので、どなたでも参加可能である。

1月20日の新潟講演のテーマは、「平成30年トリプル改正が迫る中、介護に係るすべての人々の使命と役割は何か」としており、非会員の方も、参加費3.000円で参加できるそうである。現在参加申し込みを受付している最中なので、お近くの方でお申し込み希望の方は、新潟県老施協事務局025-281-5534まで連絡いただければ幸いである。

1月30日の秋田講演のテーマは、「それぞれの生きるを支える〜対人援助の使命と誇り」であり、どなたでも無料でさんかできるので、受講希望者の方は、社会福祉法人 秋田県社会福祉事業団事務局018-889-8363 まで問い合わせいただきたい。

今日もこれから、講演ファイル作成作業を夜まで続ける予定である。息抜きは、懐かしいフォークソングを聴きながらということにしているが、こんな冬の雨の日は、やはりNSPのあの歌が聴きたくなる。

このブログ記事も、この唄をBGMとして流しながら読んでいただければ雰囲気が出るかもしれない。

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