今年の北海道は、秋がほとんどないまま冬になり、早い時期から大雪に見舞われている。こんな冬も珍しい。
新千歳空港も、この時期はあまり雪で欠航ということはないはずなのに、先週末は大雪のため、滑走路の除雪が間に合わず欠航する便が相次いだ。僕もその影響を受けた一人で、名古屋セミナーに向けて搭乗予定だったセントレア便の使用機が、セントレアから新千歳空港上空までたどり着いたのは良いが、結局着陸できずにセントレアに引き返してしまったために欠航となった。
さて困った。名古屋では僕の講演を聴きに来てくれる方々が100人ほど待っている。だが何とか本州に渡りさえすれば、地続きの名古屋にはなんとか行けるだろうと思い、羽田、伊丹、関空、中部国際の便をそれぞれキャンセル待ちすることにしたが、連日の大雪で道外に帰れない人で、新千歳空港はごった返しの状態であったため、チケットがゲットできる保証はなかった。
しかしJALのグローバルクラブ会員になっている強みで、グローバルカウンターを使うことができるため、一般カウンターの長いキャンセル待ちの列に並ぶこともなく、キャンセル待ちの順番も、優先度の高いAクラスだったため、3時間ほどの待ち時間でなんとか伊丹行きの便に乗ることができた。
そして伊丹空港からはリムジンバスに乗って新大阪駅まで行き、そこから新幹線で名古屋入りすることができた。当初予定より4時間ほど遅い名古屋入りであったが、前日移動だったために講演には支障はなかった。よかった。
それにしても大雪の北海道とは比べられないほど名古屋は暖かく、夜でも1気温が10度だった。そしてセミナー当日も天気に恵まれ、予定通り100人近い人々で会場は埋まった。

会場では、僕の著作本も販売させていただいたが、50冊を超える売れ行きがあった。ありがたいことである。

表の掲示板にもセミナーの感想が書き込まれているが、4時間という長い講演を、皆さん熱心に聴いてくださった。質疑応答の際にも、すごく熱いご意見と質問をいただき感謝している。
こんなふうに受講者の方々とお会いし、言葉を交わすことができると、苦労した移動もつらくはなく、振り返れば印象深い思い出になっていく。今回の大雪欠航とキャンセル待ちの苦労も、一生忘れない良い思い出といえるだろう。出会った方々一人一人に感謝申し上げたい。
会場でお会いして名刺交換した方から、新たな講演講師のオファーもいただいて感謝している。こんなふうに僕のつながりと人間関係は広がっていく。何にも替え難い財産である。
今年の講演講師は、ここで一旦終了。介護福祉士養成校の授業も、来週月曜日の3コマをもって、今年度の授業担当は終了となる。
年明けは1/20に新潟ユニゾンプラザ(新潟県新潟市)で行われる、新潟県老人福祉施設協議会主催研修での講演が事始めとなる。
ところで今年度全国7ケ所で行った、「日総研出版社主催看取り介護セミナー」は、来年度も福岡・岡山・名古屋・大阪・東京・仙台・札幌の7ケ所で行うことが決定した。今年度のセミナーを受講できなかった方々には、是非来年度会場でお会いできたらと思う。どうぞよろしくお願いします。
日総研出版社からは、新たに来年1月、「エンド・オブ・ライフケア」という情報誌が刊行される予定になっている。この情報誌にも連載が決まっており、現在創刊号に掲載される連載第1回の原稿執筆中である。連載の数も増えるばかりで、来年以降もますます忙しくなるが、それは僕にとって充実した日々を送ることができるという意味である。うれしい限りである。
来るべき2017年も、新しい様々な出会いに期待して、胸躍る日々を過ごしたいものである。
※もう一つのブログ「masaの血と骨と肉」、毎朝就業前に更新しています。お暇なときに覗きに来て下さい。※グルメブログランキングの文字を「プチ」っと押していただければありがたいです。
北海道介護福祉道場あかい花から介護・福祉情報掲示板(表板)に入ってください。
「介護の詩・明日へつなぐ言葉」送料無料のインターネットでのお申し込みはこちらからお願いします。
「人を語らずして介護を語るな 全3シリーズ」の楽天ブックスからの購入はこちらから。(送料無料です。)
無事にご自宅へお着きになりましたでしょうか。ニュースをみて初めて北海道がすごい雪であることを知りました。寒い日が続きますがお体に気を付けてまた研修に参加できる日を楽しみにしています。