僕が九州で一番数多く講演を行っている県は、北海道からの直行便がある福岡県であるが、その次に多くの講演を行っている県が熊本県である。
だから、熊本県にはたくさんの知り合いの方々が住んでおられる。
そのため今年4月14日から起こった熊本地震については、驚いただけではなく本当に心配した。被災地として報道される地名は、僕にとってどこも馴染み深い地名であり、数週間前に訪れた地域も含まれていた。そこには日ごろお世話になっている人がたくさん住んでおられる。その人たちは無事であろうかずいぶん心配したものだ。
しかし親族でもない僕の立場で、直接連絡するのもはばかられて、無事で居ることを祈りながら、気をもみつつ知り合いの消息をSNSなどで確認する毎日であった。それらの方々が、ご無事であることを確認できて、ひとまずほっとしたものだ。
それともう一つ心配な出来事があった。熊本では今年、第3回アローチャート研究会、アローチャート学会が11/12(土)〜11/13(日)に開催される予定で、熊本の会員の方々がその1年以上前から準備などで奔走しているのを知っていたので、あの地震の影響で、学会そのものが開催できなくなるのではないかと思って、心を痛めていた。
それでもあの熱気あふれる素晴らしい学会をなんとか開催したいという、会員の皆様の熱意が何ものにも勝ったのであろう。第1回の彦根大会、第2回の横浜大会に次ぐ第3回のアローチャート研究会・アローチャート学会は、予定通り11/12(土)〜11/13(日)に熊本県民交流会館パレアで開催される予定である。
おそらく会員の皆さんも、あの地震の影響が多かれ少なかれあったと思われ、仕事や日常に支障を来たす状態であったろうと思われる。そんな中で学会の準備は大変なご苦労が伴ったであろうことは容易に想像できる。本当にご苦労様です。心より感謝の気持ちをあらわしたい。
アローチャートという思考法は大変優れており、その思考法に精通することで、根拠を明確にして利用者支援に当たることができ、それがやがてエビデンスを生むであろうと僕は考えているが、僕自身はアローチャート学会員ではないし、その思考法に対する知識も、吉島先生の著書、「アローチャートでケアマネジメント」を読んだ程度で、精通しているわけではないし、アローチャートを描くこともできないという体たらくである。
そんな僕がこの学会と関わりを持つことができる理由は、かねてより僕を講演講師として招いてくれる方や、僕の講演を聴いてくれるなどでつながりのできた方々が、アローチャート学会員になられている方が多いからである。それだけケアマネジャーを始めとした、相談援助職の方々が支持している思考法で、かつ学びたい人が増え続けている思考法ともいえるわけでもある。
アローチャートの伝道師といえば、言わずと知れた山口県の梅光学院大学の子ども学部准教授の吉島豊録先生である。吉島先生とは数年前、横浜でアローチャート勉強会が開かれた際に、僕もたまたま横浜で講演を行っており、夜のオフ会のあと、2次会で合流したのがきっかけで親しくお付き合いいただいている。

そんな縁もあり、第2回の横浜大会の前から、熊本大会では話をするように依頼されていた。そのため2日目の午前中に、介護支援専門員に対するエールという意味を込めて、「介護保険制度改正に向けて求められるケアマネジメント」をテーマにお話させていただく予定である。
僕は大会一日目は、福岡でケアマネゼミ・チーム篠木特別講演会で話をするので参加できないが、講演を終えた足で博多から新幹線で熊本入りする予定を立てており、12日(土)の夜7時から、熊本駅すぐそばのホテルニューオータニで行われる交流会には参加できる予定である。
開始時間には少し遅れるかもしれないが、間違いなく参加する予定なので、その日は楽しく呑んで、翌日の講演の糧にしたい。
それでは当日、熊本でお会いしましょう。
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感動の完結編。

直接お目にかかれるのは1年以上ぶりになりますが、アローチャート学会熊本でのご講演、とても楽しみにしております。
よろしくお願いいたします。