人生は長い旅にたとえられることがある。

その意味とは全く違うが、僕の今の暮らしは、まさに旅が日常の一部になっており、それなしで考えられない日々を生きている。

勿論それは、趣味の旅行ではなく、全国各地の皆様から呼んでいただく、講演の旅のことである。

ここで問題なのは、僕は個人事業主ではなく、医療法人の一社員でもあるということだ。そのため決められた休みの数以上は職場を休めない。よって平日の講演の旅が多くなるという意味は、その分だけ土日祝祭日の勤務が多くなるということだ。

例えば今月のカレンダーで言えば、敬老の日のある週は、17日(土)から19日(月)まで、一般事務職ならば3連休である。しかし今日のように、平日の旅がある僕は、17日(土)から19日(月)までの3日間も出勤日であるし、その前後の休みは、15日(木)と22日(木:秋分の日で祝日)であるが、15日は仙台講演(宮城県)、22日は大垣講演(岐阜県)となっており、家でのんびり過ごすというわけではない。

しかし本来なら、このような勤務調整もできない事業者が多い中、僕の講演の都合に合わせた勤務を組んでくれる所属法人には感謝しかない。

ということで、講演の旅を続ける限り、土日祝祭日をそのたびに充てているか、平日の旅の振り替えで出勤しているかということで、プライベートでの完全休養という日は、年間を通じて数日しかないということになる。

このことから、「タフですねえ。」といわれることがあるが、確かに年とともに、移動の際に疲れを感じることはあるが、僕の話を真剣に聴いてくれるたくさんの人々がいて、講演前後には、講演を通じて繋がることができた人々と、その土地土地のおいしいものを食べながら、おいしいお酒を呑んでいる。そんな風に、楽しいことをしているのだから、疲れが残ることは無い。

むしろ講演予定が無く、どこにも出かけることが無い週は寂しく感じてしまう。土日で外出せず、家で休養という日は、新しい講演ファイルを創ったり、連載原稿を書いていたりすることはできるが、それらの作業を平日の夜に忙しくこなさなければならないほど、休み無く講演の旅があったほうが嬉しい。

「奥さんは寂しいでしょう。」といわれるが、それは無いと言い切ることができる。「亭主元気で留守が良い。」というのはその通りであり、僕は理想的な亭主であるのかも知らない。逆に3連休ずっと家に居て、3食亭主の食事作りをするとしたら、それも大変なことだろうと思う。

というわけで、今日も大阪に向かう機内で、こんな風に記事更新している。

今日と明日は大阪に滞在し、当然のように夜はオフ会である。日曜日の朝は新幹線で東京に移動し、品川での講演を終えてから北海道に帰る予定だ。家に着くのは夜8時少し前になる予定。今週も家族にとって、理想的な元気で留守のお父さんとなることができた。

来週も、金曜の夜から愛媛に2泊3日して、日曜の夜に家に帰る予定になっている。なんて素敵なお父さんなんだろう。僕って・・・。

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