アローチャートという言葉を聞いたことがありますか?それは何かご存知ですか?
アローチャートとは、収集された情報を、ケアプランに落とし込むまでのケアマネジャーの思考の足取りを、○(丸)や□(四角)、→(矢印)などの簡単な記号を使って図式化したものです。このチャートを使うことにより、利用者やケアチームのメンバーに分かりやすく説明ができ、ケアマネジャーが本来担うべき“専門性”が目に見える形になります。 様々な課題、絡み、原因、背景をたどり…そして課題の根っこ(本質)を明らかにする。アローチャートがあなたの思考の整理をサポートします。(アローチャート研究会公式ホームページより)
このブログでも、その優れた思考整理法については、何度か取り上げています。(アローチャート関連記事)
その思考整理法を全国に広めている伝道師は、梅光学院大学の吉島 豊録先生です。見た目は強面の先生ではありますが、根はとても優しい素敵な先生です。そんな吉島先生や、アローチャート学会の会員の皆様から、直接お話を聞くことができるアローチャート学会第3回熊本大会が、H28年11月12日(土)、13日(日)に熊本県民交流会館パレアにて開催されます。
大会要項とリーフレットは、こちらからご覧ください。
ご覧のように、僕は大会二日目の記念講演を行う予定です。介護支援専門員の皆様にエールを送る講演としたいと思います。
アローチャートのホームページには、次のような文章も書かれています。
『なぜケアマネジャーは疲れるのか。それは「膨大な書類」と「対人支援」の板挟みになっているからだ。人と向き合うのが本来なのに、パソコンに向かう業務だけが増え続ける・・・。』
まさにその通りと思います。アローチャートという思考整理法で、自分の思考を整理することによって、その悩みが少しでも解消するかもしれません。
それはこの学会の参加者が、毎回感じていることで、アローチャートを勉強しようと集う仲間が増え続けていることでも証明されているように思います。
皆様がご存知のように、アローチャート学会の第3回目の開催地域となる、「熊本県」は、この4月に大きな地震被害に見舞われました。その爪あとは深く、自宅に戻ることができない人もまだ数多くいます。
そのような中で、介護支援専門員の皆様は、被災地で暮らす人々の暮らし作りのために、昼夜走り回っています。その中には自ら被災したにもかかわらず、自分の担当者のために地域で頑張っている人もいます。そういう人たちが、この学会の準備をしてくれています。
そうであるからこそ、熊本という場所に集い、学び、発信する意味があるのではないでしょうか。今だからこそ、しなければならないことがあるのではないでしょうか。
僕自身は、たくさんの仲間が居て、何度か講演でお邪魔している熊本県ですが、地震災害の後に熊本に行くのは、この学会が初ということになります。まだ癒えぬであろう傷跡をしっかり見つめ、感じて、あらためて自分ができることを考えてこようと思います。
愛する仲間たちと、熊本でお会いできることを楽しみにしています。
※もう一つのブログ「masaの血と骨と肉」、毎朝就業前に更新しています。お暇なときに覗きに来て下さい。※グルメブログランキングの文字を「プチ」っと押していただければありがたいです。
北海道介護福祉道場あかい花から介護・福祉情報掲示板(表板)に入ってください。
「介護の詩・明日へつなぐ言葉」送料無料のインターネットでのお申し込みはこちらからお願いします。
「人を語らずして介護を語るな 全3シリーズ」の楽天ブックスからの購入はこちらから。(送料無料です。)
私の地区は、地震の物的被害は大きくありませんでしたが、
精神的な被害は、ご利用者にみられております。
私も夜中、何度も施設の見回りに出かけ不眠傾向でしたが、最近は余震は感じなくなりました。
その中で、佐野さんを中心に沢山の優秀なケアマネさん方が、
頑張っていらっしゃいます。
凄いパワーだと思い尊敬しております。
私は、アローチャートは初心者で必死について行こうと頑張っておりますが、
アローチャートは、奥が深い。しかし、面白い!。
何度も挫折しながら、吉島先生やゼミの先輩方の温かいご指導に見守られながら、
「有難い」気持ちと「習得する姿勢」を大切に勉強中です。
当日、お会いできる事を楽しみにしております。
★当日まで、挫折せずに頑張ります。