今年3月までの僕の所属といえば、社会福祉法人の理事であり、その法人が経営する特養と通所介護と、居宅介護支援事業所の総合施設長という立場であった。

4月以降の僕の所属や立場をどう表現してよいかとなると、これは結構難しい問題である。

医療法人の経営する老人保健施設の事務次長という立場は、まったく疑いのない立場であり、常勤職員として契約して給与を受け取っていることは間違いないのであるが、所属はそれだけではないし、本業もそれだけとは言えない状態である。

というのも僕が講演等でご招待受ける場合、4月以降は、「北海道介護福祉道場 あかい花 代表」という立場で依頼を受けて、登壇しているからである。当然、その活動も収入を伴うものであり、僕の職業の一つなのである。このことは所属する医療法人にも承諾をいただいたうえで、雇用契約を結んでいることである。

つまり拘束時間が長い職業を本業と見た場合は、クリアコートの事務次長という立場がそれであるといえるが、世間一般的な周知度からいえば、北海道介護福祉道場あかい花の代表という立場が、本業のように捉えられている向きもある。それは決して的外れな見方でもない。

また僕には、「物書き」という仕事も別に持っている。場合によっては、「介護作家」と紹介されることもあり、それは決して片手間な活動ではなく、自分としては真剣なビジネスの一つで、そこからもいくばくかの収入を得ており、プロの書き手の端くれであると思っている。この場合の肩書は、クリアコート事務次長ではなく、「あかい花 代表」とされることがほとんどである。

書き手としての僕は、現在著作本は自著本を4冊、共著本を1冊上梓している。あらたな自著本の執筆作業も準備中である。加えて現在7本の連載記事(介護関連冊子やインターネット配信コラム等)を書かせていただいている。当然これも印税や原稿料という形で収入があるのだから、僕の職業の一つといってよいだろう。

例えば世間ではきょうまでが3連休とされている。僕は土曜日がクリアコートの出勤日であったが、昨日と今日は休みである。しかしそれはクリアコートの仕事が休みであるという意味でしかなく、昨日と今日は、連載原稿の執筆作業に費やしており、休養という意味の休みではない。

masaの講演予定を見ていただくとわかるが、土日の多くは講演予定で埋まっており、家でゆっくり休むという意味の休日は非常に少ない。しかしそれは決して苦ではなく、僕にとってそのことも人生をエンジョイするという意味につながっている。そういう日々を送ることができることに感謝しており、講演や執筆という活動を通じて、自分の意見や考え方を伝えることが許される立場に限りない喜びを感じている。

そんな執筆活動に今月から新たに連載が加わった。

株式会社doorが運営する介護業界に特化したメディア「介護ワーク」というサイトの、「著名人特別コラム」として、連載コーナーを作っていただいた。

第1回配信記事は、昨日ネット上に公開されている。こちらは、介護の分野で本当に必要となる情報を届け、介護にまつわる人材不足と、業界の非効率な問題を解決するために、どなたでもご覧いただける無料サイトなので、是非参照いただきたい。

今後どれだけの期間、どのくらいの頻度で連載を続けるかは未定であるが、要望に応えて介護に従事している方に役立つような記事が配信できるように努めていきたいと思う。

※もう一つのブログ「masaの血と骨と肉」、毎朝就業前に更新しています。お暇なときに覗きに来て下さい。※グルメブログランキングの文字を「プチ」っと押していただければありがたいです。

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