生活拠点と職場が離れていると、日常の「手続き」に不便が生ずることが多い。仕事の合間、昼休みなどにちょっと外出して手続きを済ませるということができなくなるからだ。

特に現在の僕は、片道2時間かけて通勤しているので、役所で行わねばならない申請手続きなどを行うためには、わざわざ仕事を休まなければならないことがある。しかし窓口対応10分で済む手続きだけのために、仕事を休むのもばかばかしい。

そんな手続きのうち、運転免許の更新手続きが必要な時期になった。道指定の場所(札幌市内)か、室蘭警察署にいかなければならない。

そうした折、今日は午後4時からアートホテル札幌で行われる、「札幌市老人福祉施設協議会 生活相談員研究会 」での講演を頼まれた。千歳市の職場からなら車で1時間もかからない場所だから、時間休をとっていくこともできるが、今日は丸1日代休をもらうことにした。

午前中に室蘭警察署に行って、免許更新手続きをすました後、平日しかできないいろいろな処理を地元で行った後に、札幌に向かう。そして札幌では、「相談援助職の役割と実務」をテーマに講演を行った後、講演会場であるホテルで行われる交流会に出席後、札幌発21:00の室蘭行き高速バスで帰ってくる予定だ。家に着くのは23:00頃になる。

そんな日だから、今は家でこのブログ記事を更新している。流れからして今日は私事の軽い話題を書かせていただこうか。

さて、僕が一番太っていた時期は、大学3年生から就職1年目の23歳ころまでのことで、当時は身長170センチ(今もこれは変わらない)で、78キロくらいあった。これは相当デブである。

就職して2年目に、これではいかんと運動をはじめ、10キロ以上身体を絞った。当時は野球をいていたが、たまたまそのチームが軟式野球では全道トップレベルの強いチームだったし、毎日業務終了後に練習をしていたので、夏の間は特段努力しなくとも、野球の練習をしているだけで、ある程度の体重をキープしていた。

当時、自分が一番プレーヤーとして動きが良いと思えたのが63キロくらいで、それより体重が増えると動きが鈍り、それより体重が軽くなると、パワーがなくなるような気がして、シーズン中はその体重を保っていた。

冬になって運動量が減ると数キロは太るのだが、若い頃は代謝が良いためか、春から練習が始まるだけで体重は元に戻っていた。

30歳代前半で、野球選手を引退した後も、コーチや監督として練習に参加していたので、あまり体重増に悩むこともなかったが、40代後半から50代に入ると、野球から完全に離れて運動機会もなく、食事量に注意しなければすぐ体重が増加し、場合によっては血糖値がかなりやばいことになる時期もあった。

そのため食事量にはかなり気を使いながら、なんとか67kg〜69kgの間で体重をキープしていた。しかしその体重もちょっとオーバー気味である。

そんなとき通販で買ったイタリア製スーツが、サイズ間違いで小さくて着られない事件が起こった。パンツのすそ直しをしているため、返品交換もできない。これは非常にもったいないことで、あと少しだけ痩せればそのスーツも着ることができると思い、4月からダイエットにいそしんだ。

具体的には、食事制限である。転職して通勤距離が長くなったことから、朝早く家を出るので、そんな時間に朝飯はあまり食いたいと思わないのを利用して、朝は基本的にはヨーグルト程度のものしか食べず、昼は、家から持ってくる「おにぎり一個」のみで、ついつい食べたくなるカップラーメンには、決して手を伸ばさないようにした。その代わり、夜ご飯は晩酌を含めて一切制限せず、旅先での朝・昼ごはんも制限なく食べて、ストレスをためないようにした。

本当はウオーキングなどの運動もしたいのだが、平日は時間的に無理だし、土日祝祭日はほとんど講演活動で埋まっているので、その時間はなかなか取れない。しかし食事量を減らしたことで、かなりの効果がでてきた。

4月と5月の2月間で、4キロほど痩せて63キロ台になった。下の写真は、6/12に行われた、大阪府作業療法士会主催の研修講師として招かれたときのものだ。このように小さくて着れなかったスーツが着れるようになってうれしい限りである。
6月12日の写真
一緒に写っているのは、僕の講演を受講していただいた、「住まいと介護研究所」の谷口所長(向かって左)と、大阪府作業療法士会の長谷川さん(向かって右)とのショットである。

さらに6月と7月のこの時期までの1月半で1.7キロ減となり、昨日現在で体重は61.3キロまで落ちた。下の画像は、7/7の七夕の夜、僕に会うためだけの目的で青森県八戸市から室蘭にやってきた、かっこうの森・代表取締役の下沢さん(向かって右)と、独立社会福祉士の小泉さん(向かって左)とのショットである。
7月8日の写真
しかしこの二人、前日の夜にフェリーで八戸港を経って、この日函館〜室蘭を旅して、夜僕と一緒に飲んで、この写真を撮った直後に、東室蘭駅から苫小牧に向かって、そのまま苫小牧港からフェリーに乗って、八戸に帰っていった・・・。超ハードボイルドな二人であった。まさに風のように去りぬである。

このお二人も、僕が全国各地で講演していることが縁でつながっている方である。そのつながりが、やがて絆となって、どんどん強く、深くなっていくのが僕にとっての一番の財産である。

今日も札幌で新たな縁ができるかもしれない。職場にも近いところで生まれる縁が、これから先にどんな変化をもたらしてくれるのかを考えるだけで楽しい。

さあそろそろバスの時間である。今日も張り切って、期待をもって、講演会場に出かけて行こう。皆さん会場でお会いしましょう。

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