仙台という街を始めて訪れたのは、平成19年の12月である。

その時は仙台市医師会の招待を受け、宮城県がんセンター主催:緩和ケア学会で、「看取り介護」について講演を行った。その時に仙台名物とされている牛タンを食べて、やっぱり本場は違うと思ったりした。

その後、仙台では何度か講演機会をいただいているが、不思議とそれは冬に限定されており、12月〜2月までの期間に集中している。しかも新千歳空港〜仙台空港は、1時間すこしで着くので、夕方遅い便で仙台入りすることが多く、夜の空港と仙台駅周辺の景色と、講演会場周辺の景色しか見たことがない。青葉城址も、政宗卿像も、広瀬川も七夕まつりも見たことがない。少しもったいない気がしてきた。

明日も日総研看取り介護セミナーが、仙台で行われるが、相変わらず真冬の講演である。

日総研看取り介護セミナーテキスト

左の画像は今回のテキストである。

このテキストのほかに仙台セミナーで使う動画、「LOVE〜明日へつなぐ介護。仙台編」の編集のために、仙台の名所・名跡の画像を集めたが、冬の画像は皆無である。ただし、おととしの2月に「せんだい医療・福祉多職種連携ネットワーク〜ささかまhands〜」さんのご招待を受けた際の画像も使っているが、それだけは冬のコート姿である。(参照:仙台ドッキリ仕掛けの旅

動画に使った画像は、仙台七夕まつりをはじめとして、春から夏の画像が多い。杜の都と称されるだけあって、緑が似合う土地でもあると感じた。

今度は是非、夏の緑がきれいな時期に仙台に来てみたいと思った。

そんなことを考えながら、僕は今、仙台へ向かうために新千歳空港で乗り継ぎ待ちをしている。早めに空港について、フライトまでの待ち時間で、次の著作本の構想を練っているこの時間は、僕にとっては貴重な時間である。

今日は新千歳空港14:35の飛行機を利用するので、仙台に着くのはまだ明るいうちである。仙台駅にも17:00くらいには到着できる予定である。その後、駅近くのホテルにチェックインして、今夜はフェイスブックで繋がっている方との、オフ会を予定している。いつもフェイスブックでのコミュニケーションは交わしているが、お逢いするのは初めてである。

最近はこのような形で、SNSでの縁からつながるケースが多い。きっと今日も素敵な出会いになるだろう。七人が参加されるとのことで、お土産に僕の著書『人を語らずして介護を語るな〜誰かの赤い花になるために』(赤本)を人数分持参していくが、迷惑ではないだろうか、、、。

明日は午前10時から午後4時まで、昼休み休憩時間を1時間はさんで正味5時間の看取り介護講演である。この長時間の座学を、「長い」と感じさせないような実践論を展開したいと思う。大阪と札幌のセミナーでは、用意したスライドにすべて触れられないくらい中身を濃く話したので、今回はその反省から、スライドの一部を削除して、シンプルにまとめてみた。

それでも紹介するケースはたくさんあり、それは全て実践に即したケースである。そこでは真実だからこそ生まれる様々なエピソードが満載されている。

明日は16時にセミナー講演を終えた後、仙台駅〜仙台空港に移動し、18:45発の便で北海道に戻る予定だ。新千歳空港には20:00着の予定で、そこから南千歳駅経由で東室蘭駅に着くのは夜10時を超える時間である。土曜日の夜なんだから、東室蘭についたらそのまま夜の街を徘徊しようか・・・。そんなことを考えながらの旅もまた楽しい。

それでは仙台でお逢いする皆さん、どうぞよろしくお願いします。

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