まず最初にお知らせしたいことがある。僕が4月から転職するに際して、講演活動はどうなるのかというお問い合わせが多い。

新しい職場でも、自分の休みを使って講演活動を行うことは認められているので、今までと変わりなく全国各地にお邪魔する予定である。個人的に立ち上げた任意団体、「北海道介護福祉道場・あかい花」の活動もより活発になるであろう。

既に公開している新年度以降の講演に加えて、4月以降はしばらくの間、毎月第1・第3の土日は大阪にて、『介護ビジネスアカデミー』の講座も担当する予定である。休みはなくなるが、好きなことなのでわくわく感しかない。

新しい職場では、主に医療系サービスに係ることになるので、今までの知識に上乗せできる新知識や新情報を加えて、全国の皆様にお話しする内容も、より豊富になると考えている。張り付いている講演予定のページから、メールを送ることができるので、講演依頼は気軽にそちらで問い合わせていただきたい。

さて、そうした講演のために道外に向かう手段が、4月以降は増える可能性が高い。

今日から80日後の3/26に、新函館北斗駅発着の北海道新幹線が開通するからだ。(※札幌までつながるのは、平成42年度末まで待たねばならない。)

当初、この新幹線は料金も高いし、時間もかかるとして、あまり利用価値はないように感じたが、昨日割引料金が示されてみると、その考えは少し変わってきた。

無料で会員登録できるJR北海道の「北海道お先にネットきっぷ」(※JR東日本は「お先にトクだ値」)で2週間前までにネットで購入すると、割引率は25〜40%となり、「東京−新函館北斗」は17.010円(割引率25%)、「新青森−新函館北斗」は4.350円(同40%)となる。

僕が道外に出かける際には、現在JR函館本線下りで、約1時間かけて新千歳空港に向かい、そこから各地に飛ぶわけであるが、おなじ函館本線の上りで、函館駅〜新函館北斗〜道外という手段も可能となるわけである。飛行機を利用する場合、乗り継ぎに間に合わなくならないように、余裕をもってフライト時間の1時間くらい前には空港についていることが多いが、列車の乗り継ぎは、数分単位で可能なので、道内移動時間の1時間の差は十分取り返せる。

東京に行く場合は、まだまだ飛行機の早割チケットの方がお得だし、フライト時間が90分〜100分という事を考えると、料金が高く4時間もかかる新幹線利用は利用価値が低いような気がするが、青森・宮城など東北地方に行く場合は、料金が新幹線の方が安くなるし、しかも到着空港からの移動を考えると移動時間もほぼ同じか、逆に新幹線利用の方が短かくて済むことになり便利かもしれない。昨年移動時間が8時間もかかった青森県むつ市などは、新幹線利用でずっと近くなる。(下記時刻表参照)
北海道新幹線上り時刻表
北海道新幹線下り時刻表
僕が朝一番早く利用可能な新函館北斗駅発の新幹線は、「はやぶさ18号」で、新函館北斗駅発10:49である。これに乗ると、午前中のうちに新青森駅に着くのだから、そのまま午後の講演実施が可能だ。

何より便利なのは、雪で空港が閉鎖された場合も、他に代替交通手段として新幹線が考えられることだ。冬場の移動は、天候予測して新幹線という選択肢もあるかもしれない。(※今までも本州と繋がっている在来線はあったが、本数も少なく時間がかかり過ぎて、移動の代替手段とは考えられなかった。)

そう考えると、北海道新幹線の開通は、僕にとっても影響が大きいかもしれない。

昨年講演をさせていただいた、「青森県老人福祉協会」の方からは、来年度もお招きいただけるかもしれないという話もあるので、移動費用が安く済むように、その際には新幹線利用を検討したいと思う。

どちらにしても、移動手段の選択肢が広がるということは、僕にとっては好ましいことである。

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