昨日書いた記事への拍手コメントの中に、「日本酒道もお願いします。」と書き込まれていた。

まだ松の内だから、この正月に呑んだお酒を紹介するとするか。今年はこの2本のお酒を利かせていただいた。
獺祭&夜明け前
日本酒通なら、まずは知らない人はいないというお酒。山口県岩国市周東町にある旭酒造の「獺祭(だっさい)純米大吟醸磨き二割三分」、720ml/5,142円である。

蔵元に発注しても生産が追い付かず、品薄で2月待ちということも珍しくなく、なかなか手に入らないお酒だ。この蔵は日本酒造りに革命を起こし、日本酒造りの新たな文化を造ったといっても過言ではないだろう。

伝統的な杜氏と蔵人による酒造りではなく、社員だけの酒造りを行っている。そして蔵のこだわりではなく、徹底的に味にこだわった酒造りを行っているということで、銘柄も獺祭に統一している。

今回呑んだ純米大吟醸磨き二割三分は、3%(77%)という極限まで磨いた山田錦を使った純米大吟醸。華やかな吟醸香と口に含んだとき のきれいな蜂蜜のような甘みが特徴で、飲み込んだ後口はきれいに切れて、その余韻が長く続くのが特徴である。

何度か呑んでいる酒だが、間違いのない酒である。この酒がある場で利き酒すると、必ずこれを選んでいるんだよなあ。やっぱうまい酒である。

それともう一本、信州をリードしてきた実力蔵である、長野県小野酒造の「夜明け前純米吟醸生一本」1.8ℓ 3.024円。これも品薄でなかなか手に入りにくい酒だ。獺祭と比べると、こちらの方がやや色が濃い。

酒米は兵庫山田錦を使い、精米55%。旭酒造とは対照的に、伝統的な酒造りで徹底した手作りを行っている。

「夜明け前純米吟醸生一本」は、アルプス酵母と9号酵母から造られる華やかでフルーティな香りと、独特の旨みを持った味わいが特徴だ。口に含むと「青リンゴ」のような香りと旨みを感じ、そのあとで米の味わいが広がってくる。霧訪山の伏流水の効果なのか、切れもよい酒に仕上がっている。

ちなみに「夜明け前」という銘は、嶋藤村の同名小説に由来しているとのことで、藤村の長男である島崎楠雄氏の許可のもと命名されたそうである。

どちらも旨い酒であり、甲乙は好みの問題でしかないような気がする。僕個人としては、「夜明け前」の方が、やや重たく感じ、呑み続けていると、獺祭の方が飽きが来ないように思う。

どちらにしても、酒自体に自己主張がある特徴的な味の酒なので、これに合わせる肴は、あまり自己主張の強くないものが良いかもしれない。例えば正月料理なら、あっさりの「なます」が合うような気がした。
なます
今回は、いくらの醤油漬けをトッピングしたなますで合せたが、シンプルななますでも良いかもしれない。

それにしても最近強く感じるのであるが、酒造好適米は数あれど、やはり山田錦は一番ではないかと思う。

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