皆様、明けましておめでとうございます。この一年が皆様にとって、幸多い年になりますことをお祈り申し上げます。

31日から更新を休んでいたブログ記事ですが、本日から再開いたします。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2016年1月4日登別の朝日
画像は、今朝通勤途中で撮影した、登別から見える太平洋の朝焼けです。今朝は良い天気になりましたが、気温が少し低めで寒い日になりました。

僕は、新年2日から通常業務に就いておりますので、正月モードからはすでに抜け出しております。今日から仕事始めの人も多いでしょうが、どうぞ一日も早く気持ちを切り替えてください。

僕の地域では、新年早々の元日の未明、21歳の若者3人がスピードの出し過ぎで、信号の鉄柱に衝突して亡くなるという痛ましい交通事故がありました。新聞報道では、ショックで「涙も出ない」と嘆く父親の言葉が載せられていました。将来が嘱望される、これからという若者の命が一瞬のうちに奪われたことに心が痛むと同時に、残された家族、特に親御さんの悲痛を思うと言葉がありません。

若い人々には、どうか命を大切にしてほしいと思います。自分の命、他人の命の両方を尊んでほしいと心より願います。

そのような事故があった反面、自分の周囲は穏やかな年末・年始でした。大晦日と元旦は、施設からの呼び出しもなく、ゆっくり休むことができました。2日の日に出勤した際も、施設の中はいつも通りの穏やかな時間が流れており、いつものように利用者の皆様の笑顔があふれていました。

お正月ということで、いつもより多くの家族の方の面会もあり、にぎやかな雰囲気でした。

ご自宅等に帰省した人もいましたが、2名の方は施設の方が過ごしやすいとして、予定を繰り上げて2日の日に帰ってきました。そうした急な帰園にも、適切かつ的確に職員は対応してくれておりました。

特段の事故もなく、穏やかに過ごすことができる暮らしを護っているのは、年末・年始に関係なく働いてくれる職員の存在です。彼ら彼女らは、そのことを特段誇ることもなく、これが自分たちの仕事であるとして、淡々と業務に従事してくれていますが、短い期間とはいえ、正月を休んで過ごすことのできる身としては、勤務してくれる従業員に感謝の気持ちしかありません。

そこで今できる限りの、品質の良い介護サービスを提供しようと頑張ってくれる職員は、僕にとっては、どこに出しても恥ずかしくない誇りです。

こうした人々が、いろいろな意味で、今以上に恵まれる社会を創っていく必要があると思います。こうした志の高い職員が、つましくとも家族を構え、家族を護る支える暮らしを送ることが「当然」となる、身分保障や所得保障ができない限り、この国の介護サービスは成り立たないと思います。

財源がないというけれど、はたしてこの国の財政支出構造は、超高齢社会に合致した体系となっているのでしょうか?旧態然とした財政支出構造や、利権を変えていくことが、まず必要ではないでしょうか。

今年は国政選挙がある年でもあります。そうであるがゆえに、草の根からそういう声が届く可能性もある年だと思います。そのためには声を挙げていく必要があるのです。あきらめて声さえあげないところでは、何も変わらないという理解と覚悟が必要です。

権力に媚びず、権力を恐れず、己の信じた道を歩きながら、必要な声を挙げようとする姿勢は変えるつもりはありません。

そのために少々荒っぽい主張も展開し続けますが、そんな場所でも良ければ、今後もお付き合いください。

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