このブログは、2005年の11月から書き始めているので、もう10年以上書き続けていることになる。
何度も書いていることだが、この場所は僕自身の心の炎を鎮めるために、僕の心の叫びを書きなぐっている場所だ。だから読み手のことは一切考慮せず、心配りも一切していない。極めて勝手でわがままな場所にしている。
そうであるにも関わらず、毎日たくさんの方がこの場所を訪れて、僕の乱暴な文章を読んでくださっている。本当にありがたいことである。
この10年、土日祝祭日を除いて、平日は毎日記事更新している。そのためかアクセス数は、平日はほぼ毎日4.000件を超えている。このブログのカウンター設定は、同じ場所から1日に複数回繋いでも、1回としかカウントしないから、その数はそのまま読者の実数とみてよいと思う。
しかし先週後半からは、平日としては久しぶりに4.000アクセス数を下回ってきている。おそらく年末〜年始のお休みに入ったり、その準備に忙しくて、ネットで文章を読んでいる暇がない人も多いということだろう。
当法人の場合、特養の事務関連職員とデイサービス及び居宅介護支援事業所の職員は、31日〜3日までが年末・年始の休暇で、新年は4日から通常業務となる。この間も、日直は出勤するので、僕もそれに当たる年が多い。今回僕は2日が日直なので、休みは12/31と1/1と1/3と言うことになる。(何もなければの話で、休みであっても出勤することも少なくはない。)
4月から勤務する新しい職場では、管理職は日直もなく、土日・祝祭日は完全に休みになるそうなので、もしかしたら正月に働くのは、今度の1/2が最後になるかもしれない。
ところで、特養・緑風園では、毎年12/30の夜ご飯の時間に、「年取りの宴(うたげ)」と称した行事を行っている。そのため事務職員等も、この日は全員が宴がお開きとなるまで残ることになっている。もちろんボランティア残業ではなく、超勤手当を支給した上での業務であるが、勤務を終えるのは20:00を超える時間となっている。
それらの職員にとって、「仕事納め」は、今年最後の行事で、利用者の皆様の心からの笑顔を作ることである。その笑顔を新しい年につなげるために、自分たちに何ができるのかを考えてもらうようにお願いしたい。
この行事をこの日に行っているのは、大晦日だと自宅帰省の人が多くなって、一緒にお祝いできないからである。この行事を行うことにしたのも、30日の夜に時間設定したのも、すべて相談員時代の僕である。
すでにそのことを知らない職員が増えており、当施設の慣例としてこの行事は毎年行われているが、こういう形で、僕の遺産がこの施設の様々な場所や場面に残っていくのだと思うと、少し感慨深くなる。あと3月、さらなる新しい遺産を残すべく頑張っていこうと思う。
年内のブログ記事更新は今日が最後の予定である。新年は2日から書き始めるか、4日からにするかはまだ決めていない。
表の掲示板は、年末・年始に関係なく、情報交換や、質問への回答を行っているので、何かあったら使っていただきたい。
(※表の掲示板は、僕が退職後は新たな場所で継続設置するので、ご安心していただきたい。)
今年も表の掲示板ではいろいろな質問や情報が書き込まれたが、つい最近も、オーナーや管理者の理不尽な要求に困らされている人の悲痛な声が書き込まれていた。
法令を無視しろと言うオーナーは最悪で、しかもその責任は下の者になすりつけられる場合が多いので、注意してほしい。そういう要求には一切応えてはならない。
そこまで行かなくとも、従業員を見下して使おうとするオーナーや、気分で言うことややることが変わるオーナーなどは、従業員からしてみればたまったものではないだろう。
しかしそれらの従業者にとっての救いは、現在の日本は労働者の売り手市場であり、介護労働の場合は特にその傾向が強く、同時に有能な人材であれば、求められる場所はたくさんあるということだ。
現在の職場に固執して、そこを変えようとする考え方は尊いが、ものには限度がある。人物が小さくて、正論に耳を貸さないオーナーや管理者のいる場所に、いつまでも固執する必要はないと思う。
スキルを磨いて、求められる人になり、自分が一番輝くことができる場所で、その能力を発揮するほうが世のため人のためになることがある。
今いる場所で、咲く花になることも大事だが、自分がどうしても相容れない場所であれば、そこに固執せず、新しい花の種を撒いてからその場所を去り、別の場所で咲こうという選択があってもよいのだろうと思っている。
そうであるからこそ、僕は僕ともに仕事をする仲間や部下については、ここでは咲けないという思いをしなくてすむように、自らの仕事に誇りを持てる実践論を伝え続けてきた。おかげで今年度も僕の職場では、正社員の離職者はゼロであった。
前述したとおり、新年は僕にとっても新たな出発(たびだち)の年となる。今後も全国で講演を行う旅は続いていく。そこでは介護の仕事を通じ人々の暮らしを支え、平和な国を護る土台を支える人々と、繋がり続けたいと思う。
これから迎える2016年が、希望の光に満ちた年になることを信じて、見知らぬ道を歩んでいこうと思う。
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