看取り介護をテーマにした講演依頼が増えている。日総研出版社が主催する、5時間の看取り介護セミナーも、1月から始まる。

看取り介護の実践には、しっかりした基礎知識が必要で、安心と安楽の看取り介護を実践するためには、無理してできないことをしてはならない。例えば対象者の痛みなどの苦痛に、何よりも敏感にならないと、看取り介護という名の苦しみを生み出すことになり、それはあってはならないからである。

しかし看取り介護に関する正しい知識があれば、それは決して特別な介護ではなく、日常介護の延長線上にあるもので、日常の介護の品質をしっかり創り上げることで、スムースな看取り介護の実践につながっていくものである。看取り介護だからと言って、特別な援助技術や、特別な医療支援体制が必要ではないということを理解する必要がある。

僕の看取り介護講演は、そのことを伝える目的があり、すべての特養が、看取り介護実践をできるということを伝える場でもある。その方法論を、実践論を伝える場である。

11/28に行った、八戸での看取り介護講演(4時間)のアンケート集計結果が、主催者の「かっこうの森」さんから送られてきた。それを読むと、ありがたいことに僕が伝えたかったことが、しっかり受講者の皆さんに受け入れられているようである。
八戸講演
今日は出先であるため、ちょっと手を抜いて、そのアンケート結果をそのままコピペしたものを、更新記事に替えたいと思う。

看取り介護講演アンケート集計結果

アンケートに寄せられた感想等
1. 先日夜勤で看取りました。自分の方向は間違ってなかったんだと再度考えていました。

2. 老健での看取りケアにつなげていきたいと思います。ありがとうございました。

3. とてもおもしろく、普段聞けなった事を聞く事ができて大変勉強になりました。

4. 本当でしたら全ての事の講義を受けたかったです。一つ一つのエピソードに思わず泣きそうになりました。祖母を看取れなかった後悔もありつつ利用者の介護頑張っていこうと励みになりました。

5. 今までは看取り介護として、特別なことをしなくてはならないと考えていましたが今回の話をきいて普通のケアがいかに大切かを知る事ができました。

6. 4時間全て中味の濃いお話でこの仕事をしている意識の再確認が出来ました。

7. 看取りの方はいらっしゃらないもの、今の利用者様に出来る事もあると強く感じた。緑風園さんでの取り組み内容について使用中の各種書類などをおしみなく提示されながらの内容だったためこれから看取りに取り組む予定の方々にも大変参考になったと思います。特養、在宅どちらでも看取りを経験してきました。現在看取りについての指導的立場にある身ゆえ、若い世代にどう伝えてくのかにとまどっておりますが「日々のケアの延長線上に看取りケアはある」ということの大切さを一番に伝えていければと思った。いつもホームページなど参考にさせていただいております。

8. ミーハーな部分もあるので少し迷ってから受講する事に決めました。緑風園様での看取り介護の対応を聞き、ここまで丁寧に死への準備をして介護してもらえるなら、本人、家族も幸せな最期を受け入れ、受け止めることができるんだと感心しました。

9. 看取りについて様々な問題がでていますが、一つ一つ対応しながら家族と共に一緒に看取れるよう支援していきたいです。

10. とても感動しました。自施設でも看取り介護を通常の介護と考え対応できるように頑張ります。

11. どんな話が聞けるか楽しみに来ましたが、masaさんのあったかさが身に染みまた。上司に聞いて欲しい研修でした。

12. 現在勤務している施設でも、ターミナルケアを行う方針となり今現在行っている方がおります。その人に何ができるのかをしっかり考えて、職員改めて協力し合うことが必要だと思いました。その方の笑顔を見る為に安心して過ごせるよう側に寄り添っていきたいと思います。研修に参加できとても良かったです。ありがとうございました。

13. たくさんの貴重なお話を聞く事ができ、普段疑問に思ってる事や自分の介護に照らし合わせ反省点などでてきました。自分が良いと思いしていた声掛けが間違っていた事に気付く事ができました。これからも介護を続けていくうえで大切な事を教わりました。ありがとうございました。

14. 看取り介護について改めて考えさせられました。利用者さんの最後の時に自分に看取り介護してもらって良かったと思える様に頑張っていきたいと思いました。

15. 八戸市で菊地さんの話が聞け、ありがとうございました。今回の企画感謝します。

16. 看取りをしようと勉強しにきました。普段通りで特別ではない事がわかり、聞きにきてよかったです。仕事をさぼってきたかいがありました。ありがとうございます。

17. 「言葉遣い=その人をつくる」運命になるという言葉が印象的だった。

18. 今の私では事例にあったようなケアが出来ないかもしれません。しかし、何のために介護があるのか、何のために介護、医療職のプロがいるのか、今回の研修会でわかった気がします。

19. 添付資料とても参考になり、取り入れていきたいと思います。

20. 改めて介護について考える事ができました。まだ社会にでて3年ですが、これからも介護をつづけたいと思いました。成長できるようがんばります。

21. 先生の施設の中での多くの経験を聴かせて頂き、すべてが感動でした。介護職として悩む事やストレスがたまる事も多いですが、今日の事を思い出しながらこれからもがんばろうと思いました。本当にありがとうございました。

22. 普段の介護がきちんとできないと看取り介護ができないという事が感じられ、明日からmasaさんの言葉を心の中に入れケアしていきます。ありがとうございました。元気をもらえました。

23. 介護はまだ新人ですが、今のセミナーを聞いてこれからもっと知識をつけたいと思いました。心にグッときました。

24. 深い話まで聞けてとてもためになりました。最後のDVD、すごく感動しました。

25. 言葉に気をつけ、赤い花になれるように目指したいと思います。ありがとうございました。

26. 岩手から来ました。このような良い企画をこれからもずっとよろしくお願いします。ありがとうございました。

27. 心に響く素敵な研修会でした。気持ちと心がいやされました。ありがとうございました。機会があったらまた参加したいと思います。

28. 何回聞いてもmasaさんの話は魂に響きます。介護の窓割れ理論実践しています。ありがとうございました。

29. 実際に講話を聞かせて頂き、masaさんの本を読ませて頂いた内容が深く伝わってきて今後発信して行く立場になりたいと感じました。

30. open研修会にして下さってありがとうございました。「一番近くで気づく事ができる専用職」である多くの介護職員にこそ学んでほしい内容でした。職場のスタッフをこの研修に出せる施設こそ看取りに真に取り組もうとしている施設なのだと思います。

31. あたたかい気持ちになれました。

32. 菊地先生のブログをいつも見ていつか講演を聞きたいと思っていました。貴重な機会をありがとうございました。3000円以上分のお話を聞く事ができました。もっとお話しを聞きたいと思いました。

33. ブログを拝見していた際には、少し厳しく恐い方なのかなと思っていましたが、実際にお話を聞かせて頂いてとても人間的なあたたかみにあふれ、魅力的な方だということが分かりました。仕事に対するモチベーションUPにつながりました。良い機会をありがとうございました。

34. 緑風園で働いてみたいと思いました。ありがとうございます。

35. 今後のケアにつながる貴重なお話をありがとうございました。

36. 菊地先生ありがとうございました。また明日から頑張れます。

37. 実際に裏打ちされた説得力あるお話で、なかなか実践できない当たり前と思える話を分かりやすく説明頂きあっという間の時間でした。

38. 心にしみるとてもいい内容でした。介護のすばらしさを感じました。

39. 具体的なケア方法をきくことができてよかったです。

40. GH勤務、今看取りの方が一名いて本当に心にひびきました。今後のケアにいかしていきたいと思いました。最後まであきらめない介護で関わっていきたいと思います。ありがとうございました。

41. ブログや掲示板でお世話になっているmasaさんの講演がきけて本当に良かったです。

42. やっぱり介護って奥が深いですね。

43. 自分の事業所では看取り介護はおこなっていませんが、普段のケアの延長戦上に看取り介護があるというお話を聞いていかに日常のケアが大事であるか痛感しました。利用者一人一人の「個性」を見極め安心、安全な生活ができるよう考えていかなければと思いました。

44. 自分で考えていなかった看取りに介護からの視点を広く考える事ができました。看取りをする上で、今以上に各事業所とのチームワークは不可欠という事を各事業所(法人全体)で考え更に個々のスタッフでも考える事だと思いました。

45. 今日は4時間ゆっくりと聞く事ができて良かった。また聞きたいです。

46. 心に残る言葉がたくさんあった。忘れないようにしたい。

47. とても貴重な研修会をありがとうございました。masa様のBBSをいつも見ていて一度は聴いてみたいと思っていました。それが本日叶い嬉しく感じています。masa様の講演内容も素晴らしくすんなりと心に入ってきました。
下沢様 お忙しい中、準備等ありがとうございます。お疲れ様でした。ありがとうございます。

48. 介護に関わるみんなの気づき、パワーになる内容ありがとうございます。

49. 看取り介護は特別な時期の介護ではあるが、特別な介護ではないという考え方は目からウロコでした。とても勉強になりました。

50. 現在有料老人ホームで働いている看護師です。先日ホームで初めて看取りをしました。施設の決まりで利用者様の家族は泊まる事ができませんでしたが、家族の「一緒に居たい」との要望あり、亡くなる数時間付き添う許可がおりました。葬儀が落ち着き家族がホームにあいさつに来た際に「親孝行が出来ました。ありがとう」とお礼を言われました。私はこれから自分で施設を考えていますので、今回の研修で得た事を取り入れていきたいと思います。

51. 時間が少なく、もっともっと聞いていたかったです。人と人とのつながり、命の大切さ、介護にとらわれず人間としてのどうあるべきか考えさせられました。最後は感動し思わず涙が出ました。女性54歳介護たずさわって25年です。日々勉強です。ありがとうございました。

52. 研修の時間設定がとても独特ですが、何か特別な事情があるのでしょうか。業務の時間で出席するに非常に予定が組みにくいです。午後なら午後からとかの半日でお願いできればと思っています。

53. 今度岩手で「岩手バージョン」の動画がみたいです。ありがとうございました。

54. おかげ様で初めて講演を聴く事ができました。今日以外でも素晴らしい講演セミナーの企画を期待します。宮古からですが、是非参加したいと思います。


ご意見は以上である。このような高評価をいただくことができるのも、我が施設職員の真摯な実践があるからであり、僕はそのことを事実として伝えるだけである。

看取り介護だけではなく、日常の介護に対する職員の姿勢から、僕自身が教えられることも多い。そういう意味で、僕の現在の職場は、よい職場の部類に入るのだろうと思うし、本当に素晴らしい職員と一緒に仕事ができて幸せだったと思う。

僕が居なくなったそのあとも、僕と一緒に創ってきた介護の品質はきっと守られ、もっとその品質は向上していくと信じている。それを僕の遺産の一つであると思ってくれるとしたら、それ以上の幸せはない。

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