北海道では地域によって七夕を祝う日が、7月7日と8月7日に分かれている。
僕が生まれ育った下川町や岩見沢市は、8月7日地域であったが、今現在暮らしている登別市は、今日7月7日が七夕まつりである。そのため施設内でも七夕の歌に合わせて、楽器を演奏する「療育音楽」が午前中から行われ、雰囲気を盛り上げている。
北海道の七夕と言えば、「ろうそく出せ〜」という掛け声で、小学生を中心にしたグループが各家庭を回る風物詩が有名で、そのことは毎年のようにこのブログ記事にも書いてきた。(参照:七夕に関する過去の記事)
その記事の中でも紹介しているように、緑風園では毎年七夕の日が近づく金曜日の夜に、「七夕まつり」と銘打った行事を行い、カフェバー「おりひめ」をオープンして、飲み物を出しながら、唄や演芸で施設で暮らす皆様に楽しんでもらうことに加え、職員のお子さんを中心に、地域の子供たちに集まってもらい、園内を「ろうそく出せ〜」の掛け声とともに回ってもらうことを続けてきた。その際に、利用者の皆様にはあらかじめ施設で用意したお菓子の袋を持っていただき、子供たちに手渡してもらっていた。そういう交流を心待ちにしている利用者の方や、子供たちも多かったはずである。そしてそうした子供たちの中には、幼稚園のころから緑風園に毎年やってきて、今春高校に入学した子もいる。
そういう風に月日を重ねた結果、小さかった子供たちも、もう子供とは言えない年齢に達したり、世間一般的にいわれる少子化の波が、この地域にも及んでいることなどから、年々七夕祭りのために緑風園に来てくれる子供の数が減っていた。
そしてとうとう今年は、緑風園を訪れて施設内を掛け声とともに巡回する子供のグループが作れなくなってしまった。それらのことも影響して、今年から七夕まつりの行事を見直して、カフェバーも休業し、別な形で七夕の日を楽しんでもらうことにした。少し寂しいが、利用者の皆様には、できるだけその寂しさを感じさせないように、職員が心を込めて七夕気分を味わっていただけるようにしたいと思っている。
この地域の七夕と言えば雨がつきものと言ってよいほど、晴れる確率の低い日であるが、今朝は珍しく青空が広がっていた。しかし昼に近づくとともに黒い雲がわき出てきて、何やらにわか雨にでもなりそうな天気になってきた。今朝は、すぐ近くにあるテーマパーク、「伊達時代村」に出かけているグループもあるので、せめてその人たちが返ってくる15:00頃まで天気が持ってほしいものだ。
ところで前述したように、僕は就職する以前は、登別とは縁もゆかりもなく、下川町という所で生まれ、岩見沢市という場所で高校1年生から大学卒業までの青春時代を過ごした。
高校は岩見沢西高校というところで、卒業は昭和54年であると記憶している。現在でも高校時代の同級生とは、何人か付き合いは続いているが、ほとんどの同級生とは卒業以来会っていない。クラス会も一度も行われていない。
しかし東京で皇宮警察官をしている同級生が発起人となり、卒業後初めてのクラス会が今年開催されることになった。その同級生とも卒業以来親交は途絶えていたのであるが、たまたま僕が全国の色々な場所で講演をしたり、本を出したりしていることを彼が知り、今年初めに僕に手紙を送ってきた。同郷会での講演を依頼されたが、それは別の講演と日程が重なっていたので断らざるを得なかった。
そのことに加え、彼がクラス会を企画しているとのことで、数名のクラスメイトの消息も僕の方から伝えた。それから数カ月を経て、メール連絡があり、8/1に岩見沢市でクラス会を開催したいと連絡がきた。
しかし残念なことに、僕はその日、福岡県春日市での講演予定が入っており、前日7/31〜8/2まで福岡に滞在予定となっているため、クラス会には参加できない旨返信した。それがたしか6月の終わりのことだったと思う。不参加が決まっているクラス会のことは、忘れてしまっていたが、昨日その案内が自宅に届いた。
おそらく多くのクラスメイトにとっては、突然の案内となったと思うが、8/1のクラス会(岩見沢市で開催)案内が、昨日7/6で大丈夫なのかなとやや心配している。岩見沢に残っている同級生は少ないと思え、クラス会に参加するには全国各地から故郷に帰ってくることになろうが、道内の人なら日程調整さえつけば何とかなるとしても(それも宿泊ホテルの確保が大丈夫かという懸念がある。岩見沢市にそんなに大きなホテルはないはずだし・・・。)、道外の同級生は、土日の移動に際し、今から飛行機のチケットをとらねばならないが、よい時間の便が空いているだろうか?空いていたとしても早割が効かず高いチケットになるだろうなと心配したりしている。
どちらにしても17歳とか18歳で卒業した少年、少女たちが、37年間の時を経て、54歳か55歳の、オッサン、オバサンとして再会することになるのだろうが、是非旧交を温めてほしと思う。遠く福岡の空の下から、クラス会が盛況のうちに終わることを願っている。皆に会えないことは返す返すも残念に思うが、縁があれば、誰かとどこかで会う機会はあるだろう。
現に、僕の講演を受講してくれる人の中に、小中学校や高校・大学の同級生がいることも珍しくはなく、しかもそれらの人の幾人かは、介護・看護関係者ではなく、一般市民参加として受講してくれる人である。そんな縁が、今後もあればいいなあと願っている。
ところで8/1はクローバープラザ(福岡県春日市)で行われる福岡県社会福祉協議会主催:相談員研修の講師として、「施設相談員に求められる役割・連携とマネジメントスキル」をテーマに、正味4時間50分の講演を、昼休みと中休憩をはさみながら行う予定である。福岡県社協会員以外の参加も可能だそうである。(ただし会員外は、参加費5.000円とされています)
参加希望の方は、上に張り付いた文字リンクから開催要綱を確認して、そこの申込書を使ってFAXでお申込みいただきたい。
それにしても今日のブログ記事は、話題があっちに行ったり、こっちに飛んだり、雑然としたつぶやきの寄せ集めみたいになっちゃたな。たまにはこんな記事もお許しいただきたい。書き始めるまで、自分でも何を書くかわからない、そんな勝手気ままなブログなので、こんな日もあるのだ。
こんなことを書いている間に、ポツリポツリと雨が落ちてきた。外出している人が濡れないように祈っている。
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当日、施設から「町内花火大会」をみることができる位置にあり、ご家族交流も含め「夏祭り」を開催することになりました。急遽、決定したので詳細を詰めている段階です。
※「出し物の練習」で、当日、研修参加ができるのか・・・・(ウフフ)
交代勤務での練習日程調整は、至難の業ですが、まだまだ、新しい施設ですので職員との交流の場でもあり、とても楽しみです。
masaさんの施設のように「歴史」のある施設は、色々と地域との交流も検討されているのですね。
私の勤務先も「地域密着型特養」なので、これから徐々に検討して「馴染みの施設」になりたいものです。
★私の生まれた地域の「七夕」は8月でした。意味不明ですが、近隣の神社へ夜?浴衣を着て、「ササの葉に飾り」を付け、ゾロゾロと付近の親子で歩いてお参りした記憶があります。
現在の在住地では、学校行事は7月です。
勤務先の施設でも、大きな竹を職員が「軽トラ」に積んで運んで来てくれて、沢山飾り付けをご利用者と一緒に実施しました。昼食は、「七夕」らしく★の飾りを散りばめたデザートで・・・あぁ〜、食べたかった!
★今日からは、また違う、「大きな竹」を持参して、「ソーメン流し」です。
行事を行うことが楽しみな私は、ご利用者と楽しめる事に「ウキウキ」しております。
※私の七夕当日は、「梅雨」時期、コインランドリー「乾燥機争奪戦」で・・・
空を見上げましたが「キラキラ星」は拝めませんした。