全国老施協から、おむつゼロで表彰をされた施設の職員さんが、科学的介護と竹内理論への疑問と、ご入居者はモルモットではないという叫びという過去のブログに、次のようなコメントを寄せてくれました。
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夜間もオムツ0で表彰された施設に勤務中。
リハビリ職員さえいない施設です。
そのご、職員が負担増に嫌気が指し離職者続出。
入れ替わり激しくこの理論に疑問を持たない人が増えて、2、3年後利用者様の身体に異変が起こらないか心配です。
そして、夜間のオムツは結局ほぼ元に戻っています。
パンツでは横もれしてしまい。介護する側も大変ですからね。
立位訓練といって強引に立たせて5秒立てたから速攻歩行訓練。
10年近く立ったことがない人も筋力の強弱無視。
手の筋力など眼中に無い。訓練と言う虐待。
8時間以上車椅子に腰掛けているというケアプランを立てないと通さないケアマネ。
水分もですが、栄養学に基づいた三度の食事も全部食べさせるよう言われているけど、
働いてる職員でも多い量なのに、拒否しても食べさせないのは虐待といったケアマネに
開いた口塞がらなかった。
トイレで放置している施設のこと書いてあるけど、当施設は腹圧と言って、毎日排便させるように腹を押さえます。
排便でそうなときに腹部マッサージをするのでは無く、毎日、トイレのたびにです。
こんな施設に入れられた年寄りが可愛そうです。
何十年と歩き働いてきた田舎の高齢者、最後の数年くらいのんびりさせようよって思う。
何の為の介護用具?何の為の介護者?
連投です。
健康な若いうちから水を飲む習慣があるなら兎も角、消化能力が低下している高齢者になってからの突然の水責め
そして、飲ませるために奮闘して自身の水分補給も出来ない職員。
どちらも、いつかしっぺ返しがきそうです。
病院や老健で、これ以上回復が見込めないから、家庭で見れないからと入った施設で、数歩歩けたからと帰されたら、家庭が崩壊します。
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こんなことをいつまで続けて行くのだろう。
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おむつゼロの実態、訓練という虐待とても同感です。
排泄ケアでの腹部に圧をかけることも、以前当施設でもよい方法だと思い行っていました。しかし、排泄ケアの専門よりアドバイスをもらい、腹圧をかけることで尿が逆流し膀胱炎になるリスクがあるという事を教えてもらい、それからケアの方法もかわりました。
このように、昔は正しいケアとして行われていたものも、技術や知識は先に進んでいるが現場のケアは昔のままで、いつまでも更新されず追いついていない現状もあるのではないかと思います。常に新しい考え方や技術など更新されており、それらをキャッチし現場のケアにおとしこむ働きかけや仕組みも必要ではないかと思います。
訓練員という立場からは、医学的治療的リハビリテーションは、入院後退院され回復の見込みが期待され本人ご家族の意思など踏まえながら、必要に応じて短期集中的に行うようしています。
その他、行っているのは、生活の土台ともいえる車椅子シーティングやベッドポジショニングといった生活環境の調整に力をいれ、まずは快適に過ごすことができる環境づくりを目指しています。また、ADLIADLの評価をしそれらの評価を介護係とともに生活へ落とし込むような取り組みを行っています。
以前、病院勤務していたこともあり、医療と福祉それぞれに進んでいる面、進んでいない面あるのだと感じました。本当に福祉の世界には、進んでいる面が(考え方等)たくさんあり、成長させてもらっています。エビデンスといった言葉だけが先行してしまわないよう、自分自身もできる所からしていきたいと記事をみながら改めて思いました。