今日は年に一度の緑風園の餅つきの日である。もう25年以上も緑風園の行事のお手伝いを続けてくださっているボランティアグループ「ふれあい」の皆様と、職員、利用者が協力して餅つきを行った後、お汁粉とお雑煮をつくり、お昼ご飯にみんなでいただく行事である。
残った餅は、伸し餅にして正月にいただく予定だ。そのため今日は朝早くから、お餅つきをする人を励ます、「よいしょ」という声が園内にこだましていた。皆さん楽しそうな生き生きとした表情で、餅つきを見守り、中にはいてもたってもおられず、杵をふるう人もおられた。
下はお昼のお膳。お餅が食べられる方のお膳である。
その下は、嚥下困難などの理由で、お餅が食べられない方用のお膳。口の中でほろりと溶ける疑似餅を使っている。
しかし、食べているご当人は、これがお餅だと思っている方もおられる。だましているようで申し訳のない気持ちもあるが、ご当人が餅を食べておいしいと感じてくれているのなら、わざわざ「お餅ではありません」という事実を告げなくてもよいように思う。いかがだろうか?
園内で昼食を食べられている方々の表情を、一回りしてみてきたが、皆さん喜んで食べていただいている。のどつまりに対する備えも万全のつもりであるが、今のところ事故なく、無事に食事時間が過ぎようとしている。どうやら、お汁粉が圧倒的人気のようで、お変わりするのはお汁粉ばかりである。
今年最後の月を、よい状態で過ごせるように、満足満腹していただきたいと思う。
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当施設(有料老人ホーム)でも年末もちつき行事を行う予定で、入居者の皆様は楽しみにされています。
しかし、お体の状態の低下等に伴い、年々おもちを食べていただくことが難しい方が増えてきています。
近隣施設の話を聞いてみると、リスク防止の観点から、もちつき行事を止めているところが多いようにみられます。
そのよう中で、貴施設の取り組みや考え方は大変勉強になるところが多く、今回のブログについても印刷して他の職員に見てもらっているところです。(看護介護職員、栄養士)
記事の更新を楽しみにしており、今後ともよろしくお願いします。