北海道介護支援専門員協会が、組織強化・活動発展のために法人格を取得し、「一般社団法人北海道介護支援専門員協会」となったが、法人格取得後に初めて行う「定期総会と研修会」に講師としてお招きいただいた。
研修の日程等は以下の通りである。
「平成26年度第1回研修会」
・日時:平成26年5月31日(土) 開場13:00〜、研修13:30〜15:30
・会場:自治労会館大ホール(札幌市北区北6条西7丁目)
・講演:「地域包括ケアシステムの中の介護支援専門員の役割」
・講師:菊地雅洋氏(特別養護老人ホーム登別緑風園 総合施設長)
・参加費:北海道協会会員は無料、非会員は3000円
僕自身は、日本介護支援専門員協会の運営方針に批判的な立場をとっているので、その支部組織という性格も持ち合わせている北海道介護支援専門員協会にも加入していないので、記念すべき研修会にご招待いただくのは、ある意味非常に恐縮である。
しかしよく考えると、他県の介護支援専門員協会の研修会講師としては、たくさんお招きをいただき、ケアマネジメント実務や制度改正等について話をする機会が多い。3/8に大分県中津市で行われた、「大分県介護支援専門員協会主催研修」でも、「地域包括ケアシステムにおける専門職の役割」と題したお話しもしているところであり、地元の北海道介護支援専門員協会の依頼は断る理由がない。喜んで受けさせていただいた。
今回はテーマを指定していただき、さらに「介護支援専門員がいま何をめざして支援していくべきか、地域包括ケア、地域ケア会議など国の施策が打ち出される中で、ケアマネジャーの立ち位置をどこに据えるべきなのかという内容のお話しをうかがいたいと思います。」という希望もいただいているので、それに沿ったお話しをしようと思う。
似たテーマでお話しした中津市の講演の際には、「通所や小規模多機能、認定調査員のように実際にはケアマネジメント業務に従事していない者など、幅広い分野の方々がいます。そこで対象を介護支援専門員を中心とした“福祉専門職”向けにしたい〜」という希望があったため、介護支援専門員に絞った内容ではなく、広く福祉の専門職が地域包括ケアシステムの中で果たす役割という視点からお話ししたが、5/31の講演受講者は、ほとんどが介護支援専門員で、しかもその実務に就いている人だろうから、そこに的を絞った話にしようと思う。
僕自身は、介護支援専門員という有資格者が誕生したことによって、社会福祉の底辺は引き上げられているし、決してなくしてよい資格ではなく、その資格に誇りを持って実務に携わっていただきたいと考えている。そのことは4/24に発刊される僕の新著本、「介護の詩(うた)〜明日へつなぐ言葉」のなかでも、「あなたがいるから地域で暮らし続けられる」というコラムを書いて、介護支援専門員にエールを送っている。なおこのタイトルは第3章の小見出しにも採用している。
(※5/31の会場では、この本も販売し、ご希望者にはサインもしますので、よろしくお願いします。)
それなのになぜ「介護支援専門員のケアマネジメントに対する批判」が、制度改正のたびに展開されるのか、その内容はどのようなものかを最初に明らかにしようかなと考えている。
加えて、地域包括ケアシステムの中での、介護支援専門員の役割や立ち位置をお話しするのだから、今国が造り上げようとしている地域ケアシステムとは何かということ、そのために来年の制度改正では何が変えられて、その意味は何なのかということもきちんと話さねばならない。ここは国の資料を使って解説する部分も多くなるが、そこに僕の考証をたっぷり盛り込んで、お役人が話す制度論とは一味違った、エッセンスたっぷりのお話しにしたいと思う。だからと言って方向違いの当たらない予測論になっては困るわけだから、根拠のある解説をしたい。
制度改正には、次の改正に繋がる「布石」が必ず打たれている。今回もそのことに触れたいと思うが、僕の予測は比較的よく当たっていると思う。
例えば、2007年4月12日のブログ記事では、
・「サービス利用者の自己負担割合の見直しと、施設介護者の入所要件を要介護3以上に限定するなどの給付抑制策」が現実味。
・給付費抑制については、「比較的軽度(要支援1・2、要介護1)の利用者向けサービス、並びに介護予防のサービスは、介護保険制度の対象から除外するのではないか」。
このように指摘しているが、このことは来年の制度改正では、特養の入所要件厳格化、要支援者の通所介護と訪問介護の新総合事業への移行という形になっている。概ね予測が当たっていると言ってよいだろう。
そうした点にも触れつつ、介護支援専門員がその中で何をしていく必要があるのか、自分自身の役割をどう考えていくべきなのかを、実務論としてお話ししたいと思う。
今週末は、今持っている大まかな構想の仕上げにかかる予定である。
北海道介護支援専門員協会の会員の皆様には、既にメールで案内が送られていることと思うが、今後文書も発送されるそうである。5月末に札幌でお逢いしましょう。
介護・福祉情報掲示板(表板)
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感動の完結編。

★「居宅ケアマネジャーの業務内容は、本当に様々です。
何処まで範囲を広げるかは個人のスキルによっても違うと思われますが、雇われている身なので残念ながら雇用側に制限されることも予想されます。
得に入院時や施設入所、ショート利用の場合は、得に居宅ケアマネの対応の差がある様子。
重要事項説明書には、入院時や施設入所時の対応も行いますと記載はしてあると思われますが、現実の対応は様々な様子・・・・・。
★主任ケアマネジャーの役割も雇用側に理解が何処まで理解があるかによって活動範囲も変化する傾向です。
忘れられがちな「施設ケアマネジャー」も施設内役職にて業務内容までも違うような気がします。
色々と思いはあっても葛藤しているケアマネさんもいらっしゃる事と思われます。
★走りながら検討する介護保険制度のようで、一緒に走って行かなければならないと思いはありますが、目先の業務に追われ、ついて行くことが精一杯の現実もあります。
★地域包括ケアシステムの中でのケアマネの役割は大きいものと思われます。
具体的にはイメージが湧きにくいシステムですが、・・・・
まずは、そのことを毎日意識しながら、誠実に業務をこなしてみたいと思います。