4/24に発刊予定の「介護の詩〜明日へつなぐ言葉」(ヒューマン・ヘルスケア・システム社:税込価格1.080円)の最終校正作業がやっと終わりました。
これでいよいよ印刷・製本作業に入り、予定通り4/24発刊となることが確実になりました。
今回のゲラ校正は、誤字や脱字の修正ということよりむしろ、筆者のこだわりで、一度OKを出した文章を全部削除して、新しく書きなおしたり、気に入らない表現方法について何度も修正を重ねたりして、最終的にはゲラを5度も作りなおしてもらいました。

先週木曜日に届いたゲラも、画像のように最終校正では考えられないくらい修正箇所が多くて、付箋だらけになってしまいましたが、これは最終校正としては異例なことです。
最終校正ですから、本来は誤字・脱字さえなければ、そのままOKとなることが多いのですが、新刊本にはこだわりがあって、最後まで最善の表現方法を求めた結果、文章そのものが気に食わなくて、全く違う内容に差し替えたものがかなりあります。言い回しや、使っている文言の差し替え、改行箇所の変更等もぎりぎりまでかけて行いました。
例えば、「晴れ晴れとした表情」という言い回しが、ずっとその文章には馴染まないと感じていたものの、他によい言葉が思い浮かばずにそのままにしておいたのですが、急にインスピレーションが浮かんで、「すがすがしい表情」に替えただけで、そこの文章にぴったりはまったり、余計な接続詞を外したら、文章の流れがよくなったり、そんな箇所が多かったです。
校正最終日の夜は、こんなふうにかなり神が舞いおりた瞬間がありました。
それというのも今回出版される新刊は、サブタイトルが「明日へつなぐ言葉」となっているように、読者の皆様に伝えたい99編の言葉と、その言葉に込めた筆者の思いを綴っているからです。そのため一つ一つの言葉が、読んでいただいた方にとって珠玉(しゅぎょく)の言葉になってほしいという願いを込めて、より大切に考えたかったからです。そのために最後まで表現方法や使う言葉にこだわりました。それだけ日本語というものは、同じ意味の言葉がたくさんあるということです。そしてどの表現方法、どの言葉を選択するかということによって、文章から感じ取ることができるものがまったく違ってくるのです。



ページレイアウトはこのような感じです。本のサイズは新書版の大きめのサイズですから、「人を語らずして介護を語るな 全3シリーズ」よりは少し小さめの本になります。しかし逆に文字は前シリーズより大きいサイズで印字されておりますので、読みやすさはアップしていると思います。
本のサイズが小さい分、バッグなどに入れて持ち運ぶには便利ですから、通勤の途中などでも読めるのではないでしょうか。分かりやすく書いているつもりなので、「勉強しよう」と気合を入れて読むような本ではないので、ご安心ください。ページ数は215頁にまとまっております。
お値段は、できるだけ抑えて1.000円+税とさせていただきました。今年度は1.080円ですね。ご購入は、送料無料の先行予約キャンペーンがお得です。ネット上でそのまま予約可能です。
介護・福祉情報掲示板(表板)
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「明日へつなぐ言葉」という表現が、カッコよくて楽しみです。
歴史の浅い施設ですので、毎日のごとく様々な事例があり、職員も含め必死で対応しております。
認知症の方々の対応等も上手くいって喜んだり、周辺症状に悩んだり職員同士でぶつかったり、言葉の表現次第で受け取り方が良かったり悪かったり、誤解を招いたり、元気を与えたり憤慨したり、・・・・
言葉は本当に難しいものです。
日本語は、「美しい」反面、色々な表現力もあり受け取り方も様々ですので、最前の注意を払っているつもりですが、なかなか上手くいかない事が多いものです。
身近な職員には油断するのか?配慮が不足することも多々あります。
一番の犠牲者は、主人なのかもしれませんが、・・・・。
愚痴を聞かされる立場は辛いものがあるでしょうが、元気になることも多いので、言葉の力は不思議なのもです。
「胃が痛い毎日」で、胃カメラ検査をしたいと思っていますが、「食べ過ぎ」と直属上司や家族は笑っております・・・・
対人援助業務なので、日本語を最大限にいかして、今日も1日、行って参ります。毎日が勉強です。