僕の著書「人を語らずして介護を語るな」シリーズを出版しているヒューマン・ヘルスケア・システム社の編集担当者から先週連絡が入り、今日12日から16日まで「盆休み」に入り、土日も合わせると、10日(土)〜18日(日)までの9連休となるそうである。

そのため同社の季刊誌の連載原稿を先週末に送ったのだが、校生ゲラは来週にならないと挙がってこないという連絡である。僕の方は、早め早めに原稿を締め切り前に挙げているだけなので、そのことは何も問題ない。お盆休みを有効に過ごしていただきたいと思う。

ところで同社から出されているシリーズの第3作目、「人を語らずして介護を語るな THE FINAL 誰かの赤い花になるために」は、本年2月15日に初版を出しているが、皆さんの応援とご支持のおかげで、8月15日付で第2刷を増刷発刊することになった。
誰かの赤い花になるために第2刷
その2刷本が印刷され、今朝僕の手元に届けられた。ちょうどこの日は僕の誕生日。そのことをことさら祝うような年ではなくなったが、誕生プレゼントと考えれば、グットタイミングである。しかしこれもひとえに読者の方々のおかげである。この場を借りて、本を購入いただいている皆様に感謝申し上げたい。

なお貴重な初版本は、もうすぐ売り切れてしまうと思うので、まだ購入されていない方は、書店やネット販売、僕の講演会での販売コーナー等でお買い上げ頂きたい。

ところで今週はお盆休みという人も多いのだろう。しかし我々の仕事にお盆は関係ないし、我が法人の就業規則にもお盆休みの規定はない。職員には申し訳ないが、管理職や事務職だけが休むことができるという規定でもなく、みんなが通常業務体制でシフトするというきていなのでお許しいただきたいと思う。

もちろん休みが取れることは良いことなので、お盆休みをとれる事業者は堂々と胸を張って休みを取って、その期間をエンジョイいただきたい。

お盆休みが取れる人を羨ましく思わないといえば嘘になるかもしれないが、我々の仕事がお盆も正月も関係なくシフトによって勤務しなければならない仕事であるからといって、それを因果な商売と思う必要はないだろう。むしろ働くことが出来る時期に、人に必要とされて、働くことが出来る場所があるということに感謝したいし、僕の場合は、この時期たくさんの家族が、お盆休みを利用して施設を訪ねてくれる姿を嬉しく見ることができることを自身の喜びにしたいと思う。数年ぶりに会う家族が、施設の中で談笑する姿は微笑ましい。そういう場所を作ることができる我々の仕事に誇りを持ちたいと思う。

そうであるからこそ、この時期にもう一度利用者の方々の整容など、身だしなみに気を使って、久しぶりに訪ねてくる家族が、自分の身内がこの施設の中で大事にされていると思えるようにしたいので、今日の朝礼では、あらためてそのことを訓示させて頂いた。それは、この時期だけ身だしなみを整えようという意味ではなく、この時期だからこそ、家族の視点に立って、自分たちの日頃のケアの方法と、その実践結果を振り返ろうという意味である。

その結果の検証を続けている先に、人々の豊かな暮らしと笑顔が生まれるとしたら、こんな素敵な職業はないと思うのである。お盆休みを取れない職業を嘆くのではなく、お盆に働きながら、休んでいる人達が訪ねてくれる場所で、一家団欒の風景を身近に感じられることを幸福に思いたい。働くことができるという喜びを感じていたい。

さてそんなお盆を前にした先週金曜日、当施設の恒例行事「盆踊り」が行われた。あいにくの雨のため、屋内開催で、花火大会は中止になったが、たくさんのご家族も来園され、皆さん楽しそうに夏の夜のひとときを過ごされたようだ。その模様を画像で紹介しておこう。

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盆踊り1
盆踊り
盆踊り3
仮装コンテスト。本館1階チーム。ドラえもん。
盆踊り4
本館2階チーム。西遊記。
盆踊り5
新館1階チーム。アルプスの少女ハイジ。
盆踊り6
新館2階チーム。不思議の国のアリス。
盆踊り7
ご来場者の方などから選ばれた審査員による投票の結果、優勝は本館1階チームとなりました。
介護・福祉情報掲示板(表板)

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