全国の様々な場所で講演をさせていただいている。
そこでは様々な出会いがある。それは講演会場だけの出会いと関係で終わることもあれば、そこで声をかけてくださったことが縁となり、その後いろいろな形でお付き合いさせていただく場合もある。
僕の講演を聴いて共感して下さり、声をかけていただいて繋がりができることも多い。そうした方々が、また別な場所に僕を講師として呼んできださったりする。こうして僕が話をさせていただく場所は、どんどん広がっている。本当にありがたいことである。
講演主催者の方々や、そのスタッフの皆さんとは講演会場だけのお付き合いで終わらない場合が多い。そこで親密になって、その後も何らかの形でつながり続け、その中には僕を何度も講師として招いてくれる方も数多くおられる。それは人脈そのものであり、それが僕にとっての一番の財産である。これはお金でも買うことができないものだからだ。
それらの方々であっても、僕と初対面の際に抱く第一印象は、「ネット掲示板やブログの印象とは違って、そんなに怖くない。」というものらしい。どれだけ怖がられてるのだろうかと思うが、辛口の記事やコメント、遠慮ないレスポンスからイメージする僕は、人に対してひどく無礼で、傲慢な印象なのだろう。
勿論、それは現実の僕の人格や性格とは異なるものだ。
それはインターネットという仮想空間でのみ存在する「ネット人格」とも言えるものであり、現実の僕ではない。というより僕自身は、ネット上に人格を作るつもりは毛頭ないが、サイトの運営方針として、妥協しないポリシーがそうした印象を与えているだけだろう。
介護関連のネット掲示板は、僕の管理サイトだけではないので、手とり足取り優しく教えてもらうことが唯一の望みだとすれば、そういう人は別のサイト掲示板を利用して、僕の管理サイト掲示板になど繋げなければ良い。
僕の管理サイト掲示板は、根拠のない偽情報を許さない場所だし、対人援助サービスを人の幸福に結びつけようとしない人を認めない場所だから、そのことに理解のない人は攻撃し、排斥することもある場所だ。建設的意見を持てない人には、あえて居心地を悪くさせてもらう。
理念を揺らさないため、そのことに理解のない人を排斥するのはサイト運営者の権限であるから、それを気に食わないと思われてもしょうがない。サイト運営にお金も時間も使っているのは僕自身であって、そこを利用するためには、僕のルールを守ってもらう必要があり、そのルールとは国が決めるものでも、ほかの誰かが決めるものでもなく、僕自身が決めるものである。
公序良俗に反するつもりはないが、優しさ一辺倒ではないサイトルールを、サイト運営者が勝手に決めたって文句は言えないはずである。別にその場所は公的な性格を帯びているわけではないのだ。そこに勝手につなげて文句を言ったって始まらないのである。
例えば不勉強な人に対しては、僕は激しく罵るようなコメントを書く事もある。根拠のない発言を繰り返す人に対しては、その姿勢をなじることがある。反対のための反対意見しか書かない人は「アラシ」行為と同様にみなしている。そういう輩には、オブラートで包んだような言葉では理解されないだろうと考えて、あえて強い表現でコメントすることがある。それが嫌だと感じる人は、僕を激しく嫌うだろう。しかしそういう場所も必要だ。甘えてばかりでスキルは向上しない。この野郎と、僕を嫌いになるエネルギーで、なにくそという根性を出して頑張り、スキルをアップさせる人もいたって良いだろう。
そういう意味で、インターネットで情報掲示板を運営管理するメリットなど何もなく、僕を嫌いになる人を増やす結果にしかならないのだから、お金と時間をかけて損をしているようなものだ。損する理念と性格だからどうしようもない。
裏板というブログに至っては、もっとわがままである。ここは人の意見を聞く場所ではなく、一方的に僕の偏った意見や、思いをたれ流して良い場所と決めている。それに反対意見を書かれたって、批判されたってしょうがない。だから書き込まれたコメントは、僕の承認なく公開されない。削除しているわけではないが、批判や反論に耳を貸すつもりは最初からないので、無視して放置する。そういう僕の考え方が気に食わない人は、つなげて読まなければ良いだけの話だ。
ただしネット掲示板のレスポンスや、ブログ記事の切れ味そのままの性格で暮らしていたら、周りから人がいなくなるかもしれないな。
日常の僕は決して上品な正確ではなく、おとなしい性格でもないが、人を上から目線で眺めたり、人を人とも思わない態度で接する性格でもない。
性格が暗いと人から感じられるタイプではないと思うが、それは臆病さを隠すためにあえて明るく振舞っている結果かもしれない。僕自身が、僕の全てを知り、表現できるというわけでもない。
だが一つ言えることは、どうやら僕は人間が好きらしいということだ。基本的に人間が好きだから、愛情というものを崇高な感情であると思っている。
だからこの仕事を続けている。
僕のことを嫌いになることは自由だし、悪口を言ったり書いたりすることもなんとも思わないが、根拠のない悪評を、根拠なく信じている人がいることには閉口したりすることもある。まあそれも信じる人のスキルである。所詮、縁のない人だから、それはそれで良いだろうと思っている。
ということで、これからも自分が決めたルールに従って、毒を吐き続け、僕を嫌いになる人を作り続けてしまうだろう。その倍くらい、僕に共感して、同じ方向を目指す人ができれば良いだけの話である。
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キライになる人の何倍も、好きな人はいると思います。