本命に加えて義理チョコや友チョコ、それに対するお返し・・・。
バレンタインデーやホワイトデーがあってはならないとは言わないが、昨今の世間の狂騒ぶりをみると、それは菓子メーカーに踊らされているとしか思えず、それに浮かれる世間の様相は滑稽でしかない。こんなものが文化や風習になってしまうのはやるせない。
今の状況の意味するところは、本当の愛の伝え方が下手になってしまった日本人が、一部メディアの影響を受けて、安易なコミュニケーションでバーチャルな人間関係を作っているだけの結果なのではないかと危惧している。そんなものに頼らない人間関係を構築し、人間愛を伝えていかないと、日本人は、日本という国は、大切な何かを失ってしまうのではないだろうか。
義理チョコはやめようと訴え、いらないと拒否し、どうしてももらわねばならなかったものにもお返しをしないで、そのような風潮を自然消滅させていこうというのが僕の立ち位置だが、それは時代にマッチしないズレた考え方なのだろうか・・・。それが時代遅れならば、あえて僕は時代に遅れた道を選んで歩こうと思う。少なくとも菓子メーカーやメディアが敷いたレールの上を歩こうとは思わない。
愛を伝える方法を考え直したほうが良いのではないだろうか。物ではなく、言葉で伝える愛。心で伝える愛。それは男女間の愛だけではなく人間愛そのものだ。真実そのものだ。
介護サービスや福祉援助の中で、我々が持つべき「愛」とは何か、それを伝えたいというのが僕の著作本シリーズ「人を語らずして介護を語るな」のコンセプトだ。
そのシリーズ完結編「人を語らずして介護を語るな THE FINAL 誰かの赤い花になるために」の出版記念シンポジウムが、いよいよ今週末の3/16・土曜日に行われる。
場所はシリーズ第1作、第2作の出版記念シンポジウムと同じく、女性就業支援センター(旧 女性と仕事の未来館) ホール (東京都港区芝5-35-3) である。JR田町駅を降りてすぐの場所だ。時間は13:30〜16:30の予定である。我々が地域や利用者や仲間に伝えることができる大きな愛を語りたい。申し込みは今からでも可能であり、当日予定が空いている方は、ぜひ会場までおいでいただきたい。
(参加申し込みはこちらをクリックしてフォームに記載投稿していただきたい)
先週末には、1週間先んじて、僕自身が主催する出版記念講演in洞爺湖を開催したが、そこにも全国から志を同じくする仲間が駆けつけて来てくれた。そこでは皆ポジティブに語り合い、初対面の人々も意気投合して、新たなつながりを作って、皆が元気になり、笑顔になって帰って行かれた。帰り際に、「修学旅行が終わるような寂しさを久しぶりに味わった。」と言ってくれる人がいた。一昨年と昨年の出版記念シンポジウムでも、同じような意見が聞こえてきた。
僕の出版記念講演会は、新しい仲間とつながって、そこからネットワークが広がり、勇気をもらって、元気になってくれる人が多いのが特徴でもある。特に今回第2部のトークセッションは、「介護イノベーション―若い力が日本の介護を変える」をテーマにしており、30代のまだまだお若い介護経営者4人の方と、これからの介護を熱く議論する予定だ。そういう人たちとも繋がりを持つことが出来る貴重な機会である。

(画像は昨年のシンポジウムでのトークセッション:NPO法人もんじゅ代表・飯塚裕久氏と)
シンポジウムの後の、懇親会(:ニュー・トーキョー 田町センタービル店(東京都港区芝5-34-7 田町センタービル3F 時 間:17:30〜19:00予定 参加費:お一人様 3,000円)では、僕や4人のシンポジストと直接語り合うことも出来る。是非この機会をみのがさないで欲しい。
(下の画像は、昨年の懇親会より)

(東日本大震災の際の津波で自宅を失い、避難所でシリーズ第2作の出版のきっかけとなった「たった1冊の大切な財産・・・」を書いてくれた、しゅうさんとの記念写真。)

(懇親会場で、あきしま地域ネットワーク会長の石田英一郎さんから挨拶を頂いているところ。)

(懇親会後の2次会?もしくは3次会会場での記念写真。)
この出版記念シンポジウムへは、大阪市デイサービス連絡協議会研修、「通所介護に求められる役割と今後の課題」という講演を終えたあと、新大阪から8:50発の新幹線のぞみ116号で会場に向かう予定である。大阪方面から参加される方も、ご一緒にどうだろう。
仕事に悩みを持っている方、迷い道に入ってしまっている方、新たに元気の素を得たい方、介護の誇りを忘れかけている方はもちろん、これからこの業界で輝くためのエッセンスを求めたい方は、ぜひ一緒に語り合いましょう。
シンポジウムを終えたあと、来場されたみなさんが必ず元気と勇気を得て、来てよかったと思えるシンポジウムにしたい。仲間と介護の誇りを確認しあえるシンポジウムにしたい。そして明日の福祉と介護を担っていく人々のネットワークを作るきっかけとなるシンポジウムにしたい。そのために本気で人を語り、介護を語ろうと思っている。
誰かの心に咲く赤い花になろうとする人たちとともに、この業界を真っ赤な花畑にするために、熱く本音を語りたい。
感動のシリーズ完結編、好評発売中!!

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