先週の木曜日に母が亡くなって6日目。明日は初七日に当たる。
当法人の慶弔規則では、親の死の場合の忌引きは7日間と定められているため明日まで休むことが可能であるが、今日は2月に一度の入所判定委員会の予定が入っていたし、金曜日と月曜日を休んだ分の仕事が溜まっていたため、忌引き返上で通常勤務している。
今朝7時過ぎに出勤して、施設長室のドアを開けると僕の著作本シリーズ第3弾完結編「人を語らずして介護を語るな THE FINAL 誰かの赤い花になるために」が届けられていた。

読者のみなさんは、著者には本が先に届けられると思っている方が居られるようであるが、印刷所から製本された本が出版社に届かないと著者にも送られてこないので、出版社の所在地に近い方で、先行予約している方が僕より早くに本を手にしたはずだ。僕は今日初めて手にしたのである。
職場の各セクションにも1冊ずつ渡したが、主任ケアワーカーから「私の分がない」と叱られたので、彼女にも1冊渡した。
これから当法人の理事や、出版に関連してお世話になった方や、「本をくれ」と催促されている友達連中に発送することになる。
このシリーズは2011年1月に出版した白本、昨年1月の黒本、そして2013年1月の赤本と、3シリーズをもって一応の完結としたい。しかしそれは終わりではなく、さらなるステップアップの完結という意味であり、新シリーズということも有り得なくもない。僕のテンションと、読者の皆さんのニーズが合致するかどうかによって、今後の展開は変わってくるだろう。
シリーズ3部作が揃ったところで、記念写真を撮ってみた。


帯カバーの著者近影写真は、第2弾の時より、今回の新刊の写真の方が顔が細くなっているはずだ。ダイエットに今のところ成功している成果である。
出版社以外のネット購入サイトを確認したが、アマゾンとネットストアでは、予約受付が始まっているが、楽天ブックスでは、まだ発注できない状態になっている。(近日中にこちらからも購入可能となるだろう。)
出版社の購入ページから買っても、3月末までは送料無料なので、ご利用頂きたい。
それにしても残念なのは、アマゾンも楽天も、著者名が正しく表記されておらず。菊地ではなく、菊池とされていることである
普段送られてくるメールなどでも、この間違いは多いが、それは単なる勘違いか変換ミスとして許される問題だが、ネット購入サイトにおいて、一番大事な著書名と著者名の表記には、もっと気を使っていただきたいものである。
このシリーズ本は3冊とも、僕の講演会場などでも販売しており、そこではサイン会も行っているので、そちらで直接手に入れたい方は、「masaの講師予定」をご確認いただきたい。ただしこの中では、3/23(土)の横浜市健康福祉総合センター講演は、会場の販売許可がでなかったため販売できないのでご了承頂きたい。
出版記念講演も、3/9(土)・北海道洞爺湖の「湖畔の宿かわなみ」、3/16(土)・東京港区芝の女性就業支援センター、3/30(土)・兵庫県の西宮市民会館と、3箇所で予定しているので、ぜひ日程を確認してお申込みいただきたい。
新刊発売は1/25(金)であったが、その前日24日(木)の早朝に、僕の母親が逝去した。5年間の闘病生活から解放されて、安らかな死に顔であったが、生前にこの本を見せられなかったのが唯一の心残りである。
この本の232頁に掲載した「母の一年」が僕から母への最後の贈り物になった。今日は本を家に持ち帰って、霊前に備えたいと思う。天国の母は、このコラムを読んで、僕の懺悔の思いをわかってくれるだろうか。
そのほか、すべての文字に僕の魂を込めて、すべてのコラムに僕の魂の叫びを書いたつもりである。完結編としてふさわしい内容になっているかどうかは、読者のみなさの評価に委ねるが、僕自身の中では、ある種の達成感を抱いていることは事実である。
誤字・脱字等は完全になくするように校正したつもりであるが、初版本ということで、なにかしらのミスがないとは言い切れない。誤字等を発見した方は、ここのコメント欄に書き込むか、メールなどで教えていただければ幸いである。
なお読者のみなさんのブログ記事等で紹介していただいた場合は、URLをお知らせして頂ければ、このブログでも紹介するのでそのこともお願いしたい。
それでは読者の皆さん、よろしくお願いします。
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3/16もイチ早く申し込みしました。楽しみにしております。masaさんも多忙かと思いますが、元気を失わずこれからも共に前へ進んでいきたいと思ってます。
東京で第一作目の記念シンポジウムでお話しされた、『焦らず元気を失わ
ず...』と、このmasaさんのメッセージは今も私の励みになっています。