全国のいろいろな方々から声をかけていただき、様々な場所でお話する機会をいただいている。そのため道内だけではなく、南は沖縄まで、全国のいろいろな場所を訪れることができる。それはとてもありがたいことだ。

そこでの一番の楽しみは、新しい仲間ができること、新しいつながりが出来ることである。人とのつながりこそ、僕にとって一番の財産である。

それとともに、旅とは、その地域特有の食文化との出会いでもあり、それは得難い機会である。だから講演後のOFF会で、地元の皆さんと飲み食いすることも愉しみの一つである。

同じ道内でも、その地域に行かないと食べられないものもある。食を通じて「北海道はでっかいどう」を感じたりする。

道外に行くと、「北海道は美味しいものがたくさんあるでしょう」とよく言われるが、そのことは否定しないが、全国各地にいろいろな美味しいものがあると感じている。その土地でしか食べられないものや、その土地で食べてこそうまいものなど、地域、地域で食の愉しみはたくさんあると思う。

今日は堅い文章を長く書く時間がないので、先日訪れた秋田と大分で食べたものを画像で紹介する日にしたい。

秋田県入りした日の昼食は、「稲庭うどんセット」

稲庭うどん御膳

先月訪ねた富山県にも「氷見うどん」という美味しいうどんがあったが、稲庭うどんも日本を代表する名物うどんだと思う。全国的に有名はコシのある讃岐うどんとの食感とはまったく違って、なめらかでやわらかな食感が特徴のうどんだ。今回は温かい出汁に、添えられた天ぷらを入れて食べ、それもうまかったが、むしろこのうどんは冷たい出汁で、「ざるうどん」で食べたほうが合うかもしれないと思った。

夕食は講演主催者や受講者の方々とOFF会。メインはなんといっても、「きりたんぽ鍋」。

きりたんぽ

きりたんぽ鍋

会場で料理人さんが炭火で炙った「きりたんぽ」が、比内地鶏の出汁をベースにした鍋に入れられた。このスープが美味しい。あったまる。

2次会を終えて、日付が変わったころ、お決まりの締めはもちろんラーメン。

にぼすけラーメン

「にぼすけ」というお店で食べた、醤油ベースの「煮干ラーメン」。このスープ、あっさりしているけど、煮干の風味が効いていて絶品だった。思わずスープを全部飲み干してしまった。マイランクではかなり上位にくるラーメンである。麺は細麺の軽い縮れ麺。このスープなら、九州ラーメンのようにストレート麺でも合いそうである。

さて次は大分。その前に今回は福岡経由で大分入りしたので、列車の乗り継ぎ時間に、博多駅構内のラーメン街道で遅めの昼食タイム。

博多新風麺


今、博多ラーメンのニューウエーブとして話題になっている、「新風」に行ってみた。このお店の一番人気は、「煮玉子入り新風麺」ということで、麺硬めで、それを注文した。黒い色から、「醤油ラーメン?」と勘違いする人もいるかもしれないが、これはれっきとした豚骨白濁ラーメン。黒い色はスープの表面に浮いている「マー油」である。ということは博多系というより、熊本系に近いかな?うんうまいスープである。でもマー油いるのかな?ない方が良いかもしれない。次に行くときはマー油の入っていないとんこつラーメンを注文してみよう。

博多ラーメンで好きなところは、細長いきくらげが具として入っていること。僕はこれが大好きだ。チャーシューも1枚ではなく、3枚くらい入っているのが普通だが、しかしそのチャーシューが薄っぺらいお店が多い。しかしここ新風のチャーシューは、しっかり厚いチャーシューが3枚入っている。満足。750円(煮玉子抜きは650円)。

さてさて大分である。大分といえば「ふく」と呼ばれる「河豚」である。大分入り当日の夕食は、大分県老施協の皆さんと、「しんのすけ」というお店で、フグのフルコースをいただいた。

てっさ

てっさ。普通のお店は大皿で人数分出てくるそうだが、ここのお店は一人に1人前ひと皿ずつ出てくるので、気兼ねがなく食べられてよかった。かぼすで作った自家製ポン酢が最高にうまかった。

肝の刺身

肝の刺身。あまくてトロリとした食感。

ふぐのから揚げ
ふぐの塩焼き

ふぐの唐揚げ(上)と塩焼き(下)。どちらも今からが旬の、「かぼす」をたっぷりかけていただいた。美味しかった。

ふぐ雑炊

締めは、「てっちり」を食べたあと、残ったスープで「雑炊」。ふぐの出汁がでたスープは最高だった。

美味しいものを食べると自然と笑顔になる。ごちそうさまでした。

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