ケアマネ資格の更新研修自体はまったく必要のない研修だとは思いますが、せっかく参加して時間を費やす3日間は無駄にしたくないと思い、真面目に研修受講しています。前回の資格更新研修よりは内容はよくなっていると思います。今のところ必要がなく意味がないと思ったのは、初日午後からのサービス担当者会議の幻想的な演習だけです。
昨日の研修も以外と得るものがありました。高齢者の消費者被害の講義は予測を超えて良い情報でした。そのあとの後見制度等の権利擁護の講義は、内容は悪くありませんが、なぜ更新研修に入れる必要があるのかはやや疑問です。この程度の内容はまともに仕事をしているケアマネなら既に承知しているだろうと思え、そもそも90分程度で、成年後見制度や自立支援事業を講義しても始まらないだろうと思うからです。
午後からの提出ケースの演習も、本当にこのプランでいいのか検討して下さいという熱いケアマネさんのプランを検討する中で、いろいろな気づきがありました。明日も真面目に取り組もうかという意欲の残る演習でした。
この演習の冒頭では、この事例検討で何を学びたいかを問う個人シートの作成と、グループ討議がありましたが、僕個人としていえば、この問への答えは嘘っぽくなりがちです。なぜなら僕自身には『何を学びたい』という事例提出動機はないからです。僕の事例提出動機は、提出義務があるからに過ぎません。でもそれは学びたくないという意味ではなく、何をこれによって学ばせてくれるのという期待値の方に重きを置いて考えているという意味です。逆に言えば、この部分の学び取るものを受講生側に丸投げしてしまうから個人のスキルの差が埋まらないのではないかと考えます。ここは課題と思いますが、実務についている人が、他者のプランをポジティブに検討するということ自体は悪くないと思いました。
ただそれを定期的にしないと資格が更新されないという制度を認めるという意味ではないですよ。
ところで夕べは、研修終了後に薄野オフ会を行いました。研修参加者は僕だけで、その他9名の方は、僕を励ますために、平日にもかかわらず集まってくれました。日付が変わるまで楽しく酔いました。熱くかたりあえる仲間はいいものです。僕の場合、馬鹿話の方が多いのですけどね、、、。皆さんありがとうございます。なおオフ会の模様はフェイスブックにタグ付けしてもらっていますので、そちらをご覧下さい。
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