8年ぶりに列島に上陸した「6月の台風」。北海道でも昨晩からかなり激しい雨になり、地域によっては今晩遅くまで雨量に注意が必要なところもある。

昨日の新千歳初の飛行機も、行き先によっては欠航便が出たようだが、今日は予定通り運行されている。週末を中心に、全国各地で講演活動を行なっている僕にとって、飛行機の離発着は切実な問題で、出発予定日に欠航になるとどうしようもないので、普段から道外に出発する日の天気は一番気になるところである。

今まで飛行機の欠航で講演に間に合わなくなったことはないし、講演地から予定通り帰れなくなったこともない。23年2月の富山県高岡市の講演の際に、出発日が吹雪の天気予報で「飛行機が飛ばない恐れがある」とのことで、主催者である社会福祉法人高岡南福祉会の澤田理事長の配慮で1日出発日を早めて、講演の前々日から富山に滞在したことはあるが、その時も結局天気は荒れず、高岡市でのんびり「空白の1日」の観光を楽しんだ覚えがある。

唯一飛行機が予定通り飛ばなかった経験は、もう十年近く前になると思うが、宮崎県で行われた全国老施協の研修会であった。それは老施協の「第1回広報コンテスト」の表彰式があった大会で、当施設のホームページが2部門で賞を取ったということで、その授賞式に出席して欲しいとのことで、僕が参加したのであるが、台風の影響で着陸できず、宮崎上空から羽田まで引き返すことになった。結局、その日は都内で泊まり、翌日宮崎入りしたが、表彰式には間に合わず、道老施協役員が替りに賞状を授与してくれた結果となり、何しに行ったのかなあ〜と思った記憶がある。
(ちなみにその時は賞金が出た。確か10万円。しかしホームページの作成責任者で、管理人の僕には一切おこぼれもなし。むしろ飛行機が引き返した日は、宮崎のホテル代も既に払ってキャンセルできず、都内の宿泊費が余分に発生し自己負担出費が増えた!!)

今週も、金曜日の18:30〜町田市民ホール第4会議室(東京都町田市森野)で「傍らにいることが許される者になるために〜転換期において求められる介護と福祉とは何か」というテーマの講演を行うため、金曜日の午後に新千歳を経つ予定だ。この日も天気は大丈夫そうで、昨日でなくてよかったと胸をなでおろしている。

そんな嵐の中、日本の政治も大荒れの様相だ。しかもそれは我々の職業や、日常生活に関連する「税と社会保障の一体改革」を巡っての議論だから無関心ではいられない。しかしその状況は、党利党略を前面に押し出した選挙制度改革案も巻き込んで、またまた魑魅魍魎の跋扈する、国民不在の政治ごっこである。

このことに憤っている国民は多いだろう。僕も自分のフェイスブックに次のような一文を昨日書いた。フェイスブックで繋がっていない、ここの読者にもそれを紹介しておこう。

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弱肉強食という資本主義の論理は、社会福祉の理念と相入れるものではない。自己責任という言葉を、弱肉強食という意味で使ってしまうところから国家の退廃は始まる。

社会保障と税の一体改革って、結局のところ党利党略や、個人の政治信条だけが先行して「国民の暮らし」より、財務省の財布しか念頭にないじゃないか。

必要なお金は払うよ。でもそのお金が、必要なところに本当に使われることになるのか疑わしくなるような「駆け引き」ばかりにエネルギーを使いすぎだ。狐と狸の化かし合い、政治ゲームばかりにエネルギーを使いすぎだ。狐と狸の化かし合い、政治ゲームばかりにエネルギーを使いすぎだ。狐と狸の化かし合い、政治ゲームしか国民に見えてこないのはどうしてだ?

社会福祉政策は国家を運営する政権の義務である。人の命を守り、人の暮らしを保障する社会のセーフティネットを構築しないと、人間社会としての国家は成立しない。個人の財とは、個人の才覚だけで手に入れることができるわけではなく、要因や理由が様々にあろうとも、「社会財」がたまたま特定の場所に集約しただけという観点から言えば、財の再分配システムは必要である。国家全体で社会的弱者を救済するための仕組みを作ることは必然で、そこに財の再分配としての相互扶助の考えをシステムに組み込むことも必然だろう。これは間違いなく国家の責任なのだ。

よい国とは究極的には、国民すべてが幸福を感じることができる国家であり、「この国に生まれてよかった」と思える国だろう。

政治家が国家を目指さずに、何を目的とするというのか・・・。
権力者諸君

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こんなことをファイスブックでぼやいている。

そんな中にも少しだけ希望の光がある。当法人理事で、登別選出の自民党所属道議会議員・堀井学さんが、次期総選挙で、ここ登別を含めた北海道9区から立候補することを表明したのである。

北海道9区とは、ここ登別を含めて、室蘭市、苫小牧市、伊達市、胆振総合振興局管内、日高振興局管内という地域で、総面積は広島県に匹敵し、全国第6位の広さである。

そして現職は元総理で民主党の鳩山由紀夫衆議院議員である。鳩山氏は、2009年の第45回衆議院議員総選挙において、小選挙区制が始まって以来初の得票数20万超えを果たす等、この地区で負け知らず。他党候補は一度も勝っていない。

その元総理に挑むのが、我が社会福祉法人・登別千寿会理事である堀井学さんである。

堀井学氏

堀井さんはリレハンメルオリンピックスピードスケート500mの銅メダリストである。その他にも世界大会で27回優勝、世界記録を3度記録しているアスリートだ。しかしいろいろな肩書きを横に置いておいて、人間として非常に尊敬できる方である。利害を別にして人としてお付き合いしている方で、社会福祉にも大変ご尽力いただいている

今回の制度改正・報酬改定のカッただ中でも、「自由民主党・道民会議北海度議会議員会」主催の「介護保険制度についてのご意見を伺う会」の実現に奔走され、我々の意見に耳を傾けてくれたりしている。(参照:自民党選出道議との懇談会

堀井さんが国政の場で活躍できるようになれば、必ず我々現場の声を拾い上げてくれるだろう。そしてこの閉塞感漂う日本の政治状況を、少しでも変えてくれるのではないかと期待を持っている。個人的にも、これからいろいろな形で応援団としてエールを送っていきたい方である。

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