この記事が2011年最後の更新記事になるだろう。

今年一年の心からの感謝を申し上げるとともに、ここに繋げている皆さんに対するメッセージとして、この記事を書いて一年を締めくくりたい。

このブログは2005年11月9日に立ち上げたものだ。

当時は、ミクシーも、ツイッターも、フェイスブックも一般的ではなく、皆がブログを書き始めていた頃だったと記憶している。僕がブログを書くようになった動機も、その流行に乗ったに過ぎない。

それ以来僕はブログ一筋だ。ツイッターも、フェイスブックも使い方を知らない。覚えてしまえばそれに費やす時間で、僕の自由がまた一つ奪われるからだ。もうこれ以上の時間浪費はしたくない。

このブログの最初の記事は「裏板風にブログをつくってみました」という短い記事だ。

その時に、ブログを設置するためにタイトルをつけなければならないということで、ほとんど瞬間的に頭に浮かんだのが「masaの介護福祉情報裏板」というものだ。それは施設の公式サイト内に設置している掲示板を表と考えれば、この場所は裏の場所として、公式サイト内では書けない内容も含めて思いっきり僕の価値観に偏ったものを書いてやろうという意図があった。

それから6年以上、平日はほぼ毎日記事更新を続けている。今年も随分とたくさんの記事を書いてきた。

当時の記事を振り返ってみると、明らかに違うのは一記事の長さだ。今の1/3も書いていない。いつの間に長い記事を書くのが当たり前になったんだろう。それは僕の書きたいことが増えたわけではなく、単に年をとって論旨展開がくどくなったということだろうか?まあこのあたりは自分で評価するより、読んでくださっている第3者の方々が評価すれば良い事だ。

僕はこれからも好きなように書くだけだ。おっと、この文章を書きながら、もう1点気がついたことがある。

今僕が使っている一人称は「僕」であるが、当時は「私」が多い。この部分はやはり少しよそ行きの言葉だったのかもしれない。

飾りをすべて捨て去り、ストレスをすべて排除して、自分のためだけに自分の言葉を書く。それがこの場所だ。そこから第3者が何かを感じるとしたら、それは読者自信の手柄であり、僕に感謝する必要はこれっぽっちもない。それほど勝手気ままに、人に気を使わずに文章を書いている場所である。

コメントに対しても返信しないことが多いが、コメントへの返信が義務と感ずるストレスがあれば、このブログは続けられないだろう。コメントへの返信も、書きたい気分の時に、自分の思いのまま書くのみである。

このように僕の勝手な思いを、過激に書きなぐっているこの場所が、実アクセス数(ひとつのPCから何度アクセスしても1カウントしかしない設定である。)が1日3.000件をはるかに超えて、4.000件を超える日もあるようになるなど、まったくの想定外であった。

たまに画像を載せているが、ほとんどは文字だけで、それも随分固い内容が多いし、やんちゃなことを書いている。人の意見を聞かない自分の頑なな価値観を前面に出している記事が多い中での、この数字である。

だからと言って勘違いしてほしくないのは、アクセスカウンターの数字が延びることを僕は欲しているわけではないということだ。ただ年々増え続ける数字の向こうに存在する読者の方々に、ありがたいという思いはある。

それはアクセスカウンターの数が増えることに対する思いではなく、こんな勝手な僕を許してくれてありがとう、僕を愛してくれてありがとうという思いである。数字に感謝はしないが、数字の向こうに存在するであろう暖かい眼差しと、真摯な思いに感謝するという意味だ。ブログを介してまだ見ぬ仲間と繋がっていることに感謝するという意味だ。

皆さんは、どうして僕の乱暴な意見に付きあってくれるのだろう。ある意味それはとても申し訳ない事である。そして僕の心の叫びをあまりに素直に吐き出す中で、不快な思いをしている人も存在することも充分想像できる。でもこの場所はそういう場所だ。

誰も傷つけない代わりに、何も与えないという場所を創ろうとしているわけではない。だから僕の勝手な思いを綴った文章から、僕の魂を感ずることで、なにかを感じている人もいるのだろう。

同時にその向こうにある邪悪な思いも感じることはあるが、それについては完全無視である。何も感じない。どうでも良いと思っている。

時に僕の言葉は刃(やいば)のように人の心を刺すだろう。時に僕の書く文字は炎のように人の心を焼くだろう。それに負けない人だけが、このブログを読み続けているのだろう。そういう強さは生きていく上で必要なのこともあるのだ。

でも僕は分かっている。僕は人並みに弱い人間だ。僕自身の強く見せる姿勢は虚像であり、虚勢である。本当の僕は誰からも嫌われずに、誰からも敵視されずに、静かに存在しているだけで良いと思う心がある。その心に負けそうになる自分を怖く思っている。だから僕は人を糾弾し、人を攻撃し、自分の心にも傷を負いながら主張し続ける人になろうとしている。

それは我々が手を差し伸べるべき人々の暮らしを食い物にして、私利私欲だけをむさぼろうとする力に対する憤りであり、その巨大な力に屈することを恐れる虚勢である。

だから来るべき2012年という年であっても、この場所の僕は年甲斐もなくいつも何かに怒っているだろう。それだけは確実な明日である。

皆さん、今年もわがままな僕に付き合ってくれてありがとうございます。僕を愛してくれてありがとうございます。僕も貴方をとても愛しています。そして愛し続けます。だから今日の記事タイトルはI LOVE YOUなのです。

アリガトウ。また来年お逢いしましょう。来るべき2012年が、皆さんにとって幸多い年になることを祈っています。

※本日午後6時より当施設利用者の皆様の忘年会を行います。当施設ではこれを「年取りの宴」と称しています。下の画像はそのメニュー表ですが、午後6時以降、その模様を撮影した画像をここに随時貼り付けていきます。
年取りの宴折年取りメニュー
年取りの宴1年取りの宴2
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年取りの宴5年取りの宴6
年取りの宴7年取りの宴8
年取りの宴9

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