今日の記事は、今年行われた恒例のクリスマス会の画像を見ていただくものだ。その前に当園のクリスマス会の考え方を紹介しておく。
緑風園では以前、この会を、昼食時にアトラクションを行いながら食事をするというパーティー形式で実施していた。しかしそこでは、舞台上で繰り広げるアトラクションに夢中になると、せっかくのごちそうなのに箸が進まなかったり、逆に食べることに集中すると舞台で何が行われていても興味を持てないという状況が生まれた。
クリスマスパーティーでのアトラクションは、職員だけで行うというコンセプトがあったので、職員も舞台に立っている間に、食事介助ができないため、せっかくのごちそうを食べたくとも、待たされるという状況も生まれて問題になった。
そこでその問題をどう解決すべきかが話し合われた。職員がアトラクションを行うことは非常に喜ばれていた。それは普段見ることのできない職員の姿に興味が注がれるという部分もあったが、それ以上に、この日のためにいろいろな工夫と練習をして、毎年面白い企画でそれぞれのセクションの代表が「かくし芸」を披露することが、利用者にとって興味深いものだったという点が大きい。
演芸ボランティアが、毎回同じような唄や踊りを披露するのよりずっと面白いわけである。そもそも、それらのボランティアの中には、観客に喜んでもらうより、人前で何かを披露したいという動機づけが強い人がいて、芸を披露するのがボランティアなのか、見てやる観客がボランティアなのか分からない団体もある。
特にTPOを考慮しないボランティアは最悪で、クリスマスパーティーに、民謡や日本舞踊だけっていうのも場にそぐわない。だから評判の良い職員のアトラクションをなくそうという選択肢はなかった。
そこでたどり着いた方法が、現在行われているように、昼間は「クリスマス昼食会」として、パーティー料理を囲んで、お酒を含めた飲み物を飲んで、楽しく歓談し、それとは別のティータイムに、クリスマス演芸会として、職員のアトラクションを中心に、利用者もそこに一緒に参加するというスタイルである。
もうかなり長い期間この方法で続けられているが、評判はすこぶる良い。僕もたまに舞台に駆り出されるのはちょっと困るのであるが、職員はそれ以上に工夫と練習を重ねている。説明はこのくらいにして、あとは画像で紹介して雰囲気をつかんでもらおう。
↓ブログ書籍化本第4刷増刷決定。2012年1月25日いよいよ待望の続編発刊。下のボタンをプチっと押して、このブログと共に応援お願いします。
↑こちらのボタンをクリックしていただくと、このブログの解析がみられます。
介護・福祉情報掲示板(表板)
緑風園では以前、この会を、昼食時にアトラクションを行いながら食事をするというパーティー形式で実施していた。しかしそこでは、舞台上で繰り広げるアトラクションに夢中になると、せっかくのごちそうなのに箸が進まなかったり、逆に食べることに集中すると舞台で何が行われていても興味を持てないという状況が生まれた。
クリスマスパーティーでのアトラクションは、職員だけで行うというコンセプトがあったので、職員も舞台に立っている間に、食事介助ができないため、せっかくのごちそうを食べたくとも、待たされるという状況も生まれて問題になった。
そこでその問題をどう解決すべきかが話し合われた。職員がアトラクションを行うことは非常に喜ばれていた。それは普段見ることのできない職員の姿に興味が注がれるという部分もあったが、それ以上に、この日のためにいろいろな工夫と練習をして、毎年面白い企画でそれぞれのセクションの代表が「かくし芸」を披露することが、利用者にとって興味深いものだったという点が大きい。
演芸ボランティアが、毎回同じような唄や踊りを披露するのよりずっと面白いわけである。そもそも、それらのボランティアの中には、観客に喜んでもらうより、人前で何かを披露したいという動機づけが強い人がいて、芸を披露するのがボランティアなのか、見てやる観客がボランティアなのか分からない団体もある。
特にTPOを考慮しないボランティアは最悪で、クリスマスパーティーに、民謡や日本舞踊だけっていうのも場にそぐわない。だから評判の良い職員のアトラクションをなくそうという選択肢はなかった。
そこでたどり着いた方法が、現在行われているように、昼間は「クリスマス昼食会」として、パーティー料理を囲んで、お酒を含めた飲み物を飲んで、楽しく歓談し、それとは別のティータイムに、クリスマス演芸会として、職員のアトラクションを中心に、利用者もそこに一緒に参加するというスタイルである。
もうかなり長い期間この方法で続けられているが、評判はすこぶる良い。僕もたまに舞台に駆り出されるのはちょっと困るのであるが、職員はそれ以上に工夫と練習を重ねている。説明はこのくらいにして、あとは画像で紹介して雰囲気をつかんでもらおう。
↓ブログ書籍化本第4刷増刷決定。2012年1月25日いよいよ待望の続編発刊。下のボタンをプチっと押して、このブログと共に応援お願いします。
↑こちらのボタンをクリックしていただくと、このブログの解析がみられます。
介護・福祉情報掲示板(表板)
地元の保育園児の訪問があり、子供たちが、唄や踊りを披露してくれました。その後、職員によるマルモリダンスに園児達も飛び入り参加してくれて大変盛り上がりました。
普段無愛想な男性利用者が涙を流して喜ばれたり、他の利用者も園児たちが一生懸命踊ったり歌ったりする姿を見て涙されていました。
最初の男性利用者は、家に帰った後は訪問があった事すら忘れていたと後日ご家族様から教えて頂きましたが、園児と交流したその瞬間はとても感動されていた事は間違いありません。
僕達大人では与える事のできない、子供たちの偉大なパワーはすごいなと改めて感じさせられた一日でした。