明日、金曜日の午後7時から北九州市にある社会福祉法人・援助会、特別養護老人ホーム聖ユゼフの園で「看取り介護講演」を行う。同会の職員研修の講師としてお招きを受けたものである。

今回の講演でお話しする内容は、我々が看取り介護を施設内で実践することは、特別なケアではなく、安心して暮らせる場所の延長線上に位置するということを確認し、それは我々が介護施設を「安心して暮らし続ける場」にするために必然のサービスであるということがメインになるだろう。そうであるなら看取り介護の対象となってからの援助が大切だということではなく、日頃の援助こそが大切であることを再確認できるようなものにしたい。

「看取り介護」というものを、特別な時期の特別なケアと考えてはいけないのである。それは我々が利用者と関わり始めた瞬間から繋がっているものであり、だから我々はQOL(Quality of life:生活の質)という考え方にとどまらずQOD(Quality of death:最後の瞬間を看取り、送り出すまですべての過程を質の高いサービスとして構築する)という概念を持つべきなのである。

それは利用者の命と尊厳に対し、我々が真摯に関わると言う意味である。さらにそれは特別な医療体制や設備を持たなくともできるケアであることも確認したい。

看取り介護とは、究極的には利用者の命だけではなく、全ての人々の命を考えることであり、それは人間の尊厳に深く関わる問題で、人間の存在そのものを考えざるを得ない。

よってそこに関わる我々は、誰よりも真摯に人間そのものの存在の意味を問い続け、命の尊さを誰よりも意識し、謙虚にその場に向かいあう必要がある。制度の運用方法の理解など2の次、3の次であり、そうした真摯で謙虚な態度が一番求められるものだ。

僕の看取り介護講演とは、そのことを伝えることが一番の目的である。このことは来年3月に大阪市で行う「看取り介護講演」でも同じ姿勢となるだろう。しかもそれは理想論や概念論ではなく、自施設での実践論で、実際に行っていることを例示してお話しすることになるので、その内容は常に進化しているはずだ。その理由は、現場でできるサービス内容が変わってきているからだ。そしてそれは職員意識も変化しているという意味だ。今回はそのことにも触れることになるので、6月に鹿児島市で行った「看取り介護講演」とはその内容が少し変化している。これは進化と考えてもらってよいだろう。

今回は事前に聖ユゼフの園さんの「看取り介護指針」もいただいているので、その内容についても、僕の視点で課題と思える点を指摘評価したい。少し改善してほしいところもある。

明日の講演は午後7時から9時までの研修なので、北海道を14:10に経つ飛行機でも間に合うのであるが、それだと同園到着が講演開始時間まで1時間程度しかないので、冬の移動で飛行機の離発着が遅れる可能性があることと、僕自身の地理不案内により列車のアクセスがうまくいくかという点に多少の不安がある。そこで無理を言って新千歳空港を11:05に経つ飛行機に変更していただいた。

しかしこれだと逆に講演開始時間よりはるか前に現地に着くことになる。講演の何時間も前から僕がそこにいては、施設の皆さんも放っておくわけにもいかないだろうし、業務を中断して対応することになってしまうだろう。それでは主催施設の皆さんにかえって迷惑がかかるだろうから、どこかで時間をつぶそうと考えた。

北九州の同園まで行くのだから、福岡空港で降りた後、一旦博多に出て、博多駅〜黒崎駅に向かうことになる。すると千歳を11:05に出発して、福岡空港には13:40に到着する。その後、博多に着くのは14:00近くになる。そうであればお昼ごはんを機内で食べるのは、あまりに落ち着かないので、博多に着いてから少し遅い昼食を摂りながら、博多市内を散策して時間をつぶそうと考えている。

お昼に博多でなにを食べるかは、今回の僕の中では迷いがない。夜なら「もつ鍋」とか「馬刺し」とか、福岡にはいろいろと美味しいものがあるが、昼と夜中(お酒を飲んだ後の締め)は何と言っても「とんこつラーメン」だろう。

言うまでもなく北海道も「ラーメン王国」で、美味しいラーメンは数えきれないし、北海道のラーメンの主流は「ちぢれ太麺」である。これに対し、南の「ラーメン大国」九州ラーメンは、豚骨が主流というだけではなく、その麺が「細麺ストレート」であり、北海道ラーメンとは対極をなす。

北海道のラーメン通は、この豚骨味と、ラーメンの細さが苦手だという人も多いのだが、なにを隠そう僕はこの九州ラーメンも大好きである。北海道のラーメンとどっちが好きという問題ではなく、どっちも好きなのである。ただし本当に旨い九州ラーメンは、九州に行かないと食べられないので、北海道で九州ラーメンを食べることはほとんどない。(というか、少なくとも僕の住んでいる地域には、あの細麺・豚骨味の九州ラーメンを提供している店はない。)

そこで博多駅周辺にどんなラーメン店があるだろうと調べたり、ブログ記事の中に「博多駅周辺の美味しい店があれば教えてください。」と書いたところ、研修主催の援助会さんの職員の方から、駅近くの「一歩亭」というお店を教えてもらった。また別の方からは「一幸舎」というお店の情報もいただいた。

地図で調べると両店ともすぐ近い場所にある。どっちに行こうかと迷った末、両方行こうとたくらんでいる。九州ラーメンは、細麺であるがゆえに、北海道のラーメンより、量が少ないように思う。だから「替え玉」が普通に注文されるのではないか?

ということは「替え玉」を頼んだり、「トッピング」をしないでスタンダードのラーメンを頼むとすれば、2杯くらいはお腹に入るのではないか?そういう食べ比べは北海道ラーメンでは無理なので、是非そうしようかと思っている。そのため、朝飯を抜いてお腹をすかして福岡に向かおうと思う。

勿論、その結果については「masaのラーメン道〜博多編」としてこのブログで紹介したい。

ということで明日は、東室蘭駅9:00発のJR特急で千歳に向かい、移動と講演で1日を費やす予定である。博多ではそれでも2〜3時間の空き時間ができると思うので、駅周辺を徘徊してこようと思う。なお明日のブログ記事更新は、新千歳空港で登場する前か(午前11時頃)あるいは、福岡空港に降りた後か(午後2時近く)どちらかの時間帯にipadを使って更新したいと思う。

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