なんとなく心晴れない日が続いている。
僕の日常に特別な変化はないが、毎日ニュースの中で被災地の人々の様子が報道されるたびに、心に重くのしかかるものがあるからだ。原発の問題が一向に解決が見えてこないことも心配だ。故郷を失くしてしまう人があってよいはずがない。岩手、宮城、福島、すべて我々日本人の大切な故郷だ。一日も早い復興と、被災者の皆さんの暮らしが正常に戻る日が来ることを祈る。
被災していない人間が元気を失ってどうするのだろうと思うが、コントロールができない感情だからどうしようもない。しかしこれではいけないと思う。
登別温泉も大変なことになっている。
日本全体の自粛ムードが影響してか、国内の観光客も減っているのだが、特に深刻なのは海外からの観光客のキャンセルが相次いでいることだ。予約の8割がキャンセルされたホテルもある。これも風評被害のひとつだろうか。客が来ないまま営業しても赤字が増えるだけだから休業している旅館もある。それらの旅館で働くパートタイマーの方々は、この間、無収入である。地域全体の経済に影響が懸念されるし、もしこの状態が続けば廃業するホテル・旅館がでかねない。そうなれば道内の景気に及ぼす影響も少なくないだろう。
登別温泉は安全な状態だから、外国からも、国内からも観光に来てほしい。そういう日常も必要だと思う。
4月からは登別温泉のホテルの空き室を利用して1.831人分の非難場所とするそうである。そのため被災地から避難してくる方が増えるだろう。それらの方々の移動費や滞在費用は国が全額保証してくれるそうだ。ちなみに滞在費用は、1日3食付きで5.000円だそうである。登別温泉の標準宿泊費よりかなり安い金額であることは間違いないだろう。しかしこういう形でもホテルが稼働してくれればよいし、避難してくる方も登別温泉のいで湯にゆっくりつかってもらい、心の疲労をとってほしい。
自粛ムードの影響は、今日4/1の日にも顕著に現われており、全国各地で入社式の中止や延期を決める企業が相次いでいる。中止しないまでも会場変更や規模縮小、簡素化も目立っているそうだ。
経済が悪化すれば、支援や復興の足かせになるので、普通の日常生活が送れる人は、普通に過ごした方がよいと思う。入社式や新入社員の歓迎会も行える場所では行ってよいのではないだろうか。
勿論、一方では避難所で少ない食料と燃料しかなく、不便な生活を強いられている人がいるのだから、あまりお祭り気分は良くないということはわかる。しかし日本全体で徐々に前に進まないとならないので、自粛一辺倒ではなく、遊びや笑いの場所を広げていくことも必要と思う。
こうしたことを考えても、今回の大震災は日本のあらゆるところに影響を与え、様々な地域の元気を奪っている。被災していない僕らが元気を出して頑張らねば日本は元気にならない。
ところで、この震災と津波が発生した直後に「天罰」と発言したバカな政治家がいるが、前後の文脈がどうのこうのと言う前に、人間として許されない発言と思う。権力の座に長く居座ると、高慢な見方しかできず、権力呆けしてしまうんだろうか。
つぶれた家屋の下敷きになったり、津波に流された人々に、命を捨ててまで償わねばならないような罪などあり得ない。8割の児童が波にのまれた大川小学校の児童にどんな罪があり何の罰だと言うのか。地域で一生懸命非難誘導している最中に波にのまれた消防団員や、警戒放送を流している途中に波に沈んだ若い市役所職員に天は何の罰を与えたと言うのか。長年苦労して家を建て、家族を育ててきたのに、足腰が弱って避難できずに濁流に沈んだ高齢者の方々のどこが罰せられねばならないと言うのか。
日本人全体がおごり高ぶって国を悪くしているわけではないはずだ。国の向かう方向が自らの考えと違っているからと言って、大災害の被災者を冒涜するような発言があってよいはずがない。地位のある人間であればなおさらである。発言を取り消せばよいってレベルじゃないだろう。そもそも日本の向かう方向が悪くなっているとしたら、それはかじ取りするリーダーが責任を問われるべきだろうに。
今回の震災と津波で失われた命のほとんどは、地域の中で平和に暮らしてきた名もなき市民である。地域にはなくてはならない子供や親や、じいちゃん、ばあちゃんだ。一人として失くしてよい命などなかった。
天罰発言した政治家には「天童、是か非か。」ということをその腐った頭でもう一度考えてみろ、とでも言いたくなる。
そうしたら恥ずかしくて二度と国民の前で政治を取り仕切るなんてことはできないはずだ。それともそういう恥の感覚もなくしてしまっているんだろうか。そうであるならば、そういう人間を上に仰がねばならない日本国民は最大不幸民族である。
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介護・福祉情報掲示板(表板)
僕の日常に特別な変化はないが、毎日ニュースの中で被災地の人々の様子が報道されるたびに、心に重くのしかかるものがあるからだ。原発の問題が一向に解決が見えてこないことも心配だ。故郷を失くしてしまう人があってよいはずがない。岩手、宮城、福島、すべて我々日本人の大切な故郷だ。一日も早い復興と、被災者の皆さんの暮らしが正常に戻る日が来ることを祈る。
被災していない人間が元気を失ってどうするのだろうと思うが、コントロールができない感情だからどうしようもない。しかしこれではいけないと思う。
登別温泉も大変なことになっている。
日本全体の自粛ムードが影響してか、国内の観光客も減っているのだが、特に深刻なのは海外からの観光客のキャンセルが相次いでいることだ。予約の8割がキャンセルされたホテルもある。これも風評被害のひとつだろうか。客が来ないまま営業しても赤字が増えるだけだから休業している旅館もある。それらの旅館で働くパートタイマーの方々は、この間、無収入である。地域全体の経済に影響が懸念されるし、もしこの状態が続けば廃業するホテル・旅館がでかねない。そうなれば道内の景気に及ぼす影響も少なくないだろう。
登別温泉は安全な状態だから、外国からも、国内からも観光に来てほしい。そういう日常も必要だと思う。
4月からは登別温泉のホテルの空き室を利用して1.831人分の非難場所とするそうである。そのため被災地から避難してくる方が増えるだろう。それらの方々の移動費や滞在費用は国が全額保証してくれるそうだ。ちなみに滞在費用は、1日3食付きで5.000円だそうである。登別温泉の標準宿泊費よりかなり安い金額であることは間違いないだろう。しかしこういう形でもホテルが稼働してくれればよいし、避難してくる方も登別温泉のいで湯にゆっくりつかってもらい、心の疲労をとってほしい。
自粛ムードの影響は、今日4/1の日にも顕著に現われており、全国各地で入社式の中止や延期を決める企業が相次いでいる。中止しないまでも会場変更や規模縮小、簡素化も目立っているそうだ。
経済が悪化すれば、支援や復興の足かせになるので、普通の日常生活が送れる人は、普通に過ごした方がよいと思う。入社式や新入社員の歓迎会も行える場所では行ってよいのではないだろうか。
勿論、一方では避難所で少ない食料と燃料しかなく、不便な生活を強いられている人がいるのだから、あまりお祭り気分は良くないということはわかる。しかし日本全体で徐々に前に進まないとならないので、自粛一辺倒ではなく、遊びや笑いの場所を広げていくことも必要と思う。
こうしたことを考えても、今回の大震災は日本のあらゆるところに影響を与え、様々な地域の元気を奪っている。被災していない僕らが元気を出して頑張らねば日本は元気にならない。
ところで、この震災と津波が発生した直後に「天罰」と発言したバカな政治家がいるが、前後の文脈がどうのこうのと言う前に、人間として許されない発言と思う。権力の座に長く居座ると、高慢な見方しかできず、権力呆けしてしまうんだろうか。
つぶれた家屋の下敷きになったり、津波に流された人々に、命を捨ててまで償わねばならないような罪などあり得ない。8割の児童が波にのまれた大川小学校の児童にどんな罪があり何の罰だと言うのか。地域で一生懸命非難誘導している最中に波にのまれた消防団員や、警戒放送を流している途中に波に沈んだ若い市役所職員に天は何の罰を与えたと言うのか。長年苦労して家を建て、家族を育ててきたのに、足腰が弱って避難できずに濁流に沈んだ高齢者の方々のどこが罰せられねばならないと言うのか。
日本人全体がおごり高ぶって国を悪くしているわけではないはずだ。国の向かう方向が自らの考えと違っているからと言って、大災害の被災者を冒涜するような発言があってよいはずがない。地位のある人間であればなおさらである。発言を取り消せばよいってレベルじゃないだろう。そもそも日本の向かう方向が悪くなっているとしたら、それはかじ取りするリーダーが責任を問われるべきだろうに。
今回の震災と津波で失われた命のほとんどは、地域の中で平和に暮らしてきた名もなき市民である。地域にはなくてはならない子供や親や、じいちゃん、ばあちゃんだ。一人として失くしてよい命などなかった。
天罰発言した政治家には「天童、是か非か。」ということをその腐った頭でもう一度考えてみろ、とでも言いたくなる。
そうしたら恥ずかしくて二度と国民の前で政治を取り仕切るなんてことはできないはずだ。それともそういう恥の感覚もなくしてしまっているんだろうか。そうであるならば、そういう人間を上に仰がねばならない日本国民は最大不幸民族である。
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爆発してしまいました。