今年も残すところあと4日である。官公庁は今日が仕事納めという所も多いだろうが、介護サービスに休みはなく、年末年始に関係なく働いてくれる職員によって利用者の暮らしや各々の職場が支えられている。
僕の通常業務は30日の午後8時くらいまでの予定である。30日の夜は、緑風園で暮らされている方々の「忘年会」を毎年行っているので、このささやかな宴が終わるまでが通常業務なのである。
先週末は休みを利用し、自宅で大掃除を手伝った。あいにくの雪の週末で、雪かきもしなければならない状態だったが、子供たちが掃除にも、雪かきにも戦力になる年になったので、年をとって動きが鈍っている僕らにとってはとてもありがたいことである。神様は時の流れの中で、色々な順番を人に与え、自然に年を重ねるという意味を教えてくれている。
さて本日は当施設内も大掃除である。通常の介護業務に携わる職員以外の事務職員等は、朝から大わらわで掃除にかかっている。僕も施設長室だけでなく、ホールの天井や電球などをせっせと拭いている。少々首が痛くなって小休憩である。(小休憩が年々長くなっているのは年のせいだろう。)
今年も様々なブログ記事を書いてきたが、今日はその中から、今年の私的10大ニュースを選んで1年を振り返ろうと思う。
今年の第1位はやはり、介護保険制度次期改正議論をめぐる問題と、その関連記事だろう。今年の3月以降、このことに関連する記事を様々な角度から書いてきた。その中でも、みなさんの拍手クリックを一番多くいただいたのが「制度改正、ケアマネは小間使いか!!」である。そのほか「制度改正の視点はまたも給付抑制」や「国に声を届けるために」という記事も自分なりに重要な記事と思っている。同時に表の掲示板では「制度改悪阻止のため国に提出するデータ作成のためのアンケートにご協力ください」という形で、現場の皆さんの生の声を集めるためのお願いをしたが、たくさんの皆さんに協力いただき、実際に寄せられたデータや意見を国会議員はじめ関係者に広く手渡すことができた。改正議論の中では過去にない画期的なことで、様々な評価をいただき、世論形成の一部には少なからず影響を与えていると言える。
第2位:このブログが書籍化されることが決定。
発刊は来年1/20であるが、皆さんの応援の声により、本という形で世に出ることになった。「ブログ書籍化のお知らせとお願い。」や「ブログ書籍化本デザイン決定」は比較的に新しい記事で皆さんの記憶にも残っているだろうが、改めて発刊本の購入のお願いをしておきたい。是非本が売れて、来年の10代ニュースの1位にしたいものである。
第3位:人との出会い。今年も僕の人生にとっての最大の財産である「仲間」が増えた。かねてより知り合いで、いつもメールや電話でやり取りしている師匠という言うべきnarisawaさんに実際にお逢いしたのは今年が初めてである。帯広市の研修に彼が来た時に、図々しくもお邪魔させていただき、薄野でOFF会までしてしまった「masaの帯広紀行」。この後narisawaさんの縁で僕の十勝講演にも結び付いたし東京で行われる老施協研修でnarisawaさんに講師をお願いする縁にも繋がった。それと今年全く新しい出会いの中で印象深い2人の方々は「輝いている人々との出逢い」の中で紹介している。
第4位:共著本「介護施設の法令遵守」発刊。原稿を入稿してから1年以上の月日を経て世に出た共著分である。「介護サービスにおける法令遵守について」。ご購入いただいた方々に深く感謝したい。
第5位:今年は節目の10年であるということをもう一度思い出してほしい。「10歳になった介護保険」。我々の行く先がどこなのか、光を求めてアクションを続けていく必要がある。
第6位:相も変わらね不適切処遇や虐待ケースの表面化。「認知症高齢者を雑魚寝させていた施設の公表情報」、「心の闇はどこから生まれるのか。」、こういう問題を真剣に考えて、皆で良いサービスを作って行かないと介護サービスは国民から見放される。
第7位;繰り返される悲劇。事故は本当に恐ろしいし、一瞬のうちに奪われる「儚い命」を考えた時声を失ってしまう。「悲劇は何故繰り返される」ただただお亡くなりになった方の冥福をお祈りし、深く頭を垂れ、合掌の心を持ちながら、悲劇を繰り返してはいけないと強く心に誓うだけである。
第8位:理由はともかく、かねてより批判してきた「介護情報公表制度」の事業者負担が廃止され、調査も全事業所ではなくなり、発展的解消に大きく動き出した。「公表制度手数料廃止方針・利権を残すな」。
第9位:今年は僕の講演依頼の中で「看取り介護」に関するテーマが多くなったが、僕自身や僕の施設でも、新しい理念QODへの支援というものを取り入れて、さらなる「看取り介護」の品質向上に努めている。「看取り介護研修週間について。」
第10位:今年はファイターズの話題をあまり記事にできなかった。わずか1勝差での4位。0.5ゲーム差で3位のマリーンズが日本シリーズを制してさらに残念感が深まったが、最後に良いことがあった。「ファイターズ小僧の雨のち晴れ」
番外:埼玉で僕の講演を受講してくれたOさんからは、わざわざ北海道まで地酒を送ってもらった「masaの日本酒道14~稲花・大吟醸「金龍稲花」」。秋田の主催者の方からも同じく珍しいお酒を送っていただいた「masaの日本酒道15~発泡清酒「ラシャンテ」」。ノンベがばれるな。
それと日本介護支援専門員協会は相変わらずである。こういう会に入会してはいけない。「協会会員にあらずんば人にあらず?」、「某(なにがし)の踏み台諸君へ」
来年は一体どんな年になるだろう?良い年であることを願うばかりである。
↓応援して下さる方、共感してくださる方はプチッと押してください。
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介護・福祉情報掲示板(表板)
僕の通常業務は30日の午後8時くらいまでの予定である。30日の夜は、緑風園で暮らされている方々の「忘年会」を毎年行っているので、このささやかな宴が終わるまでが通常業務なのである。
先週末は休みを利用し、自宅で大掃除を手伝った。あいにくの雪の週末で、雪かきもしなければならない状態だったが、子供たちが掃除にも、雪かきにも戦力になる年になったので、年をとって動きが鈍っている僕らにとってはとてもありがたいことである。神様は時の流れの中で、色々な順番を人に与え、自然に年を重ねるという意味を教えてくれている。
さて本日は当施設内も大掃除である。通常の介護業務に携わる職員以外の事務職員等は、朝から大わらわで掃除にかかっている。僕も施設長室だけでなく、ホールの天井や電球などをせっせと拭いている。少々首が痛くなって小休憩である。(小休憩が年々長くなっているのは年のせいだろう。)
今年も様々なブログ記事を書いてきたが、今日はその中から、今年の私的10大ニュースを選んで1年を振り返ろうと思う。
今年の第1位はやはり、介護保険制度次期改正議論をめぐる問題と、その関連記事だろう。今年の3月以降、このことに関連する記事を様々な角度から書いてきた。その中でも、みなさんの拍手クリックを一番多くいただいたのが「制度改正、ケアマネは小間使いか!!」である。そのほか「制度改正の視点はまたも給付抑制」や「国に声を届けるために」という記事も自分なりに重要な記事と思っている。同時に表の掲示板では「制度改悪阻止のため国に提出するデータ作成のためのアンケートにご協力ください」という形で、現場の皆さんの生の声を集めるためのお願いをしたが、たくさんの皆さんに協力いただき、実際に寄せられたデータや意見を国会議員はじめ関係者に広く手渡すことができた。改正議論の中では過去にない画期的なことで、様々な評価をいただき、世論形成の一部には少なからず影響を与えていると言える。
第2位:このブログが書籍化されることが決定。
発刊は来年1/20であるが、皆さんの応援の声により、本という形で世に出ることになった。「ブログ書籍化のお知らせとお願い。」や「ブログ書籍化本デザイン決定」は比較的に新しい記事で皆さんの記憶にも残っているだろうが、改めて発刊本の購入のお願いをしておきたい。是非本が売れて、来年の10代ニュースの1位にしたいものである。
第3位:人との出会い。今年も僕の人生にとっての最大の財産である「仲間」が増えた。かねてより知り合いで、いつもメールや電話でやり取りしている師匠という言うべきnarisawaさんに実際にお逢いしたのは今年が初めてである。帯広市の研修に彼が来た時に、図々しくもお邪魔させていただき、薄野でOFF会までしてしまった「masaの帯広紀行」。この後narisawaさんの縁で僕の十勝講演にも結び付いたし東京で行われる老施協研修でnarisawaさんに講師をお願いする縁にも繋がった。それと今年全く新しい出会いの中で印象深い2人の方々は「輝いている人々との出逢い」の中で紹介している。
第4位:共著本「介護施設の法令遵守」発刊。原稿を入稿してから1年以上の月日を経て世に出た共著分である。「介護サービスにおける法令遵守について」。ご購入いただいた方々に深く感謝したい。
第5位:今年は節目の10年であるということをもう一度思い出してほしい。「10歳になった介護保険」。我々の行く先がどこなのか、光を求めてアクションを続けていく必要がある。
第6位:相も変わらね不適切処遇や虐待ケースの表面化。「認知症高齢者を雑魚寝させていた施設の公表情報」、「心の闇はどこから生まれるのか。」、こういう問題を真剣に考えて、皆で良いサービスを作って行かないと介護サービスは国民から見放される。
第7位;繰り返される悲劇。事故は本当に恐ろしいし、一瞬のうちに奪われる「儚い命」を考えた時声を失ってしまう。「悲劇は何故繰り返される」ただただお亡くなりになった方の冥福をお祈りし、深く頭を垂れ、合掌の心を持ちながら、悲劇を繰り返してはいけないと強く心に誓うだけである。
第8位:理由はともかく、かねてより批判してきた「介護情報公表制度」の事業者負担が廃止され、調査も全事業所ではなくなり、発展的解消に大きく動き出した。「公表制度手数料廃止方針・利権を残すな」。
第9位:今年は僕の講演依頼の中で「看取り介護」に関するテーマが多くなったが、僕自身や僕の施設でも、新しい理念QODへの支援というものを取り入れて、さらなる「看取り介護」の品質向上に努めている。「看取り介護研修週間について。」
第10位:今年はファイターズの話題をあまり記事にできなかった。わずか1勝差での4位。0.5ゲーム差で3位のマリーンズが日本シリーズを制してさらに残念感が深まったが、最後に良いことがあった。「ファイターズ小僧の雨のち晴れ」
番外:埼玉で僕の講演を受講してくれたOさんからは、わざわざ北海道まで地酒を送ってもらった「masaの日本酒道14~稲花・大吟醸「金龍稲花」」。秋田の主催者の方からも同じく珍しいお酒を送っていただいた「masaの日本酒道15~発泡清酒「ラシャンテ」」。ノンベがばれるな。
それと日本介護支援専門員協会は相変わらずである。こういう会に入会してはいけない。「協会会員にあらずんば人にあらず?」、「某(なにがし)の踏み台諸君へ」
来年は一体どんな年になるだろう?良い年であることを願うばかりである。
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介護・福祉情報掲示板(表板)
masa先生のこれらの記事、ほぼ総て読ませて頂いております
介護家族である未熟な私は、介護支援を受ける立場のみの偏りそうになるジレンマを解きほぐす糸口となりました
国内外を問わず現実の法令や現場の環境を含めて、∞公平性∞客観性∞将来の展望∞を
至らないながらも 少し 冷静に判断し施工成し遂げる事が出来た様に
独り合点気味ではありますが、僅か10数年の家族二人の看取りを終える経緯
masa先生の記事と行動実績に、深く感謝申し上げます
ありがとうございましたm(_:_)m 座礼!
此れからの益々の栄光たる成果を そう遠くない 要介護者予備軍となる私は強く願っております
このハンドルネーム等は、封印させて頂きます
ご無礼なコメなど、陳謝申し上げます。
m(__)m お詫びと御礼迄に m(__)m renge839 こと 春来