このブログの書籍化本の出版に向けた現時点までの作業進捗状況をご紹介したい。

1月下旬発刊予定のこのブログ書籍化本「masaの介護福祉情報裏板~人を語らずして介護を語るな」は全部で6章構成となっている。

各章のテーマは
第1章・介護と福祉に迫りくる危機(書き下ろし)
第2章・介護にかける熱意はあるか
第3章・介護の世界の裏側にあるもの
第4章・最期の日々に寄り添って
第5章・今生きている現実と社会
第6章・天のない介護サービス
(書き下ろし) 以上全256頁。

と章分けされている。

このことは「事前予約申込書」にも詳しく書いてあるので是非こちらをクリックしてみてもらいたい。

第1章と第6章は「書き下ろし」の長文のコラムである。2章から5章は過去に書いた記事を修正加筆したコラムを中心に、それぞれ十数本の記事を掲載している。

そのほか各章(第1章から第5章まで)に「箸休め」的な記事として「コラム・介護歳時記」と銘打って、各章のテーマとは関係のない息抜きのコラムを数本掲載している。この「コラム・介護歳時記」には「ラーメン道」など介護とは直接関係のない記事も入ってくるかもしれない。その場合どの店の、どのラーメンが紹介されるかも予想して楽しんでほしい。

すでに書き下ろしの「天のない介護サービス」を含めた第2章以下の原稿とコラム歳時記は出版社に原稿を送って、その後初校ゲラとなり、僕の方で目を通し、ほぼ完成している。

「第1章・介護と福祉に迫りくる危機」という書き下ろし部分は、書くタイミングを見計らっていた。これは今回の制度改正に関連した内容にも触れる必要があるので、提出法案に盛り込まれるであろう改正骨格がみえる時期のぎりぎりまで待った。具体的に言えば社会保障審議会介護保険部会の報告書が出るまで執筆作業を中断していたものだ。

ただ制度改正の細かな内容自体は「生(なま)もの」なので、時期が過ぎれば腐りやすく、そのことを評論するのでは、時期が過ぎれば興味の薄い内容となってしまう恐れが強い。特にルールに細かく触れると、後日修正されてしまえば意味のない評論になってしまう恐れがある。

そのため僕の書き下ろしの内容は、実際の改正制度ルールというより、改正議論の方向性や、いま議論されている内容がいかに国民ニーズからかけ離れたものであるかという視点から論評することにした。特に今回の制度改正だけではなく、06年の改正議論が結果としてどうだったのかという視点から、現在の次期改正議論につなげて論ずると、制度改正のあり方そのものを論ずることができるのではないかと考えて、その方向から執筆しようと考えていた。

そして先日、11月25日の議論をもって(本当に議論されていたかは首を傾げるが)社会保障審議会介護保険部会の制度改正論議も大方終わり、法案に繋がる報告書の内容が示されたので、その原稿も昨週末から仕上げにかかった。この国の近い将来に忍び寄る「福祉と介護の危機的状況」とは、何が原因で、どのような形で影を落としてくるのかを明らかにするつもりだ。

そして11/30に報告書が厚生労働省のホームページにアップされたので、その内容を確認し最終的に原稿を仕上げ入稿した。あとは明日にでも届くであろう、その原稿のゲラの校正作業を行うだけである。

ちなみに担当編集者からは、今回の本のために書き下ろした部分についてはかなりの評価を頂いている。最初に書きあげた第6章については当初、第5章の締めのコラムとして考えられていたのであるが、原稿を送った後に「素晴らしくまとまっていたので、独立して1つの章(最終章)にしました。」と別章を立てたという経緯がある。そして先日送ったばかりの第1章の書き下ろしについても「素晴らしい内容で、とてもいい本になりそうです。」と誉められているので、少しばかり自信になっている。皆さんの期待にも応えられるのではないだろうか。

出版社では既に表紙と帯のデザインを発注しているそうなので、これができれば、あとは出版を待つだけである。

来週12/9に千葉県幕張の「アパホテル&リゾート東京ベイ幕張」で行われる老施協主催の「通所介護サービス力向上研修」の講師を務めるため同ホテルに赴くおり、空き時間に出版社の編集担当者の方と最終打ち合わせを行う予定である。それが済めばもうゴールは見えてくる。勿論それが終わるまでは、予定変更は随時可能性としてはあるわけだから、現時点で確定的なことは言えないが、ある程度先が見えてきたという時期である。

どんなものが出来上がるか是非期待してほしい。

各章ごとに様々なテーマに分かれているので章ごとに楽しむことができると思う。例えば第1章のテーマについては、制度論を中心に論じていることで、この部分の内容が多少難しいと感じる場合でも、そういうコラムばかりではなく、面白いコラム、感動するコラム、元気になるコラムなどバラエティーにとんだコラムを満載しているつもりだ。だからきっと皆さんにとって「読んで損はなかった」という章が別にあると思う。

特に今回は自分の思い入れが強い出版であるということで、各記事に自分なりに入魂の精神で臨んだつもりだ。心が入っていない文字は一文字とてない。

また「コラム・介護歳時記」は介護サービス関係者ではない方でも、楽しんで読める、あるいは感動できるような内容が盛りだくさんとなっているので、専門家の皆さんだけではなく、家族介護を行っている当事者の皆さんにも読んでいただきたい。

特に、これから介護に職業として携わろうという志を持っている方や、今まさに介護の現場に飛び立とうとしている若い人たちへの応援書という意味から、それらの人々へのプレゼントとしても活用していただきたい。

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