介護サービス情報の公表制度については2012度以降、年に一度の調査義務を廃止し、事業者負担の手数料も廃止する方向で見直しが行われている。
しかし来年度は変更されないまま現制度で実施される予定だし、2012年度以降も情報公表制度自体は国がサーバーを一元管理して継続するということになっている。情報公表制度自体は必要な制度であるという意味だろう。しかしこれによって、国民の税金がここに使われるということになり、それは巨額な国民負担でもある。
そうまでして残すべき制度だろうか、ということは介護サービス関係者なら誰しも疑問を持っているだろうが、善意で無知の一般国民は「情報は公開されていた方がよい」と考えている。
それらの善意の一般国民は、公開されている情報が、いかに無意味で、むしろ有害・デタラメ情報であるということを知らないのである。
しかしそういう人たちも、今回愛知県岡崎市の特別養護老人ホームで起きた傷害致死事件の当事者施設の公表情報をみれば考え直さざるを得ないのではないか?
この事件は、ショートステイ利用者である認知症のある77歳男性が、同じく認知症があって、この特養に入所していた99歳の女性を殺害した事件である。
その特養の公表情報をみれば、いかにこの公開情報の意味がないばかりではなく、有害でさえあることに気づくだろう。
事件の原因とは別問題として、この特養の問題点は、認知症の高齢者の方々が夜間に徘徊するなど目が離せないとして、本来2人室となっている居室に布団を6枚敷いて、そこに男女混合で認知症高齢者を押し込め、プライバシーも、生活環境も考慮することなく「監視」していたということだ。
つまりは認知症ケアのノウハウがあったとは言えないだろうし、そもそも基本的人権への配慮があったかさえ疑わしい。
ところが愛知県の情報公表センターが公開している同施設の「調査情報」をみると、このように情報公表されている。
・従業者に対する認知症及び認知症ケアに関する研修の実施記録がある。→〇
・認知症の利用者等への対応及び認知症ケアに関するマニュアル等がある。→〇
・利用者等のプライバシーの保護の取組に関するマニュアル等がある。→〇
・利用者等のプライバシーの保護の取組に関する研修の実施記録がある。→〇

ここまで来ると、この公開情報は「お笑い」の世界でしかない。6人を雑魚寝させていた2人室は左の画像の状態である。本来2人しか入れない部屋に、布団を敷いて認知症で見守りが必要な人々を押し込めている状態。そして仕切りのないポータブルトイレを置いているところをみると、他人の視線を遮る配慮もなくここで排泄介助が行われていたことも想像に難くない。
そういう施設に「認知症ケア」のケアマニュアがあっても無意味だし、「プライバシー保護」のマニュアルは何を定めていたの?という疑問にしかならない。いかにこの公開情報を基に施設を選ぶことが間違っているか、危険であるかという証明ともなる典型例である。
それでもまだ、この情報公表制度が必要だと主張する人がいるとしたら・・・。ちょっと僕には理解出来ないし、そういう人々が本当の意味でのケアサービスの品質向上の足を引っ張り続けるんだろうと思う。
それにしても今回の事件は、認知症高齢者に対して適切な「滞在環境」が提供されていないことが大きな要因として存在するように思う。現在「保険外お泊りサービス」を売りにして急成長している通所介護事業者では、低額な宿泊費で1泊出来るとしているが、ここも雑魚寝宿泊ではなかったか?そこでは男女混合雑魚寝がされていないのか?保険外の宿泊サービスだからなんでもありでは困るだろうに・・。
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介護・福祉情報掲示板(表板)
しかし来年度は変更されないまま現制度で実施される予定だし、2012年度以降も情報公表制度自体は国がサーバーを一元管理して継続するということになっている。情報公表制度自体は必要な制度であるという意味だろう。しかしこれによって、国民の税金がここに使われるということになり、それは巨額な国民負担でもある。
そうまでして残すべき制度だろうか、ということは介護サービス関係者なら誰しも疑問を持っているだろうが、善意で無知の一般国民は「情報は公開されていた方がよい」と考えている。
それらの善意の一般国民は、公開されている情報が、いかに無意味で、むしろ有害・デタラメ情報であるということを知らないのである。
しかしそういう人たちも、今回愛知県岡崎市の特別養護老人ホームで起きた傷害致死事件の当事者施設の公表情報をみれば考え直さざるを得ないのではないか?
この事件は、ショートステイ利用者である認知症のある77歳男性が、同じく認知症があって、この特養に入所していた99歳の女性を殺害した事件である。
その特養の公表情報をみれば、いかにこの公開情報の意味がないばかりではなく、有害でさえあることに気づくだろう。
事件の原因とは別問題として、この特養の問題点は、認知症の高齢者の方々が夜間に徘徊するなど目が離せないとして、本来2人室となっている居室に布団を6枚敷いて、そこに男女混合で認知症高齢者を押し込め、プライバシーも、生活環境も考慮することなく「監視」していたということだ。
つまりは認知症ケアのノウハウがあったとは言えないだろうし、そもそも基本的人権への配慮があったかさえ疑わしい。
ところが愛知県の情報公表センターが公開している同施設の「調査情報」をみると、このように情報公表されている。
・従業者に対する認知症及び認知症ケアに関する研修の実施記録がある。→〇
・認知症の利用者等への対応及び認知症ケアに関するマニュアル等がある。→〇
・利用者等のプライバシーの保護の取組に関するマニュアル等がある。→〇
・利用者等のプライバシーの保護の取組に関する研修の実施記録がある。→〇

ここまで来ると、この公開情報は「お笑い」の世界でしかない。6人を雑魚寝させていた2人室は左の画像の状態である。本来2人しか入れない部屋に、布団を敷いて認知症で見守りが必要な人々を押し込めている状態。そして仕切りのないポータブルトイレを置いているところをみると、他人の視線を遮る配慮もなくここで排泄介助が行われていたことも想像に難くない。
そういう施設に「認知症ケア」のケアマニュアがあっても無意味だし、「プライバシー保護」のマニュアルは何を定めていたの?という疑問にしかならない。いかにこの公開情報を基に施設を選ぶことが間違っているか、危険であるかという証明ともなる典型例である。
それでもまだ、この情報公表制度が必要だと主張する人がいるとしたら・・・。ちょっと僕には理解出来ないし、そういう人々が本当の意味でのケアサービスの品質向上の足を引っ張り続けるんだろうと思う。
それにしても今回の事件は、認知症高齢者に対して適切な「滞在環境」が提供されていないことが大きな要因として存在するように思う。現在「保険外お泊りサービス」を売りにして急成長している通所介護事業者では、低額な宿泊費で1泊出来るとしているが、ここも雑魚寝宿泊ではなかったか?そこでは男女混合雑魚寝がされていないのか?保険外の宿泊サービスだからなんでもありでは困るだろうに・・。
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意味ある制度であれば、誰も反対はしないと思う。時間と金をかけてまで実施し、その効果がないのであれば、すぐさま見直しをする事が、税金の無駄を削り、少しでも節約する事を選択する事の方が、賢いと思うのですが・・・?どうして、こんな簡単な事が、賢い頭のいい方々には、通じないのでしょうか?やはり、利権でしょうねぇ〜?それより、監査の報告をして欲しいですねぇ〜!何も内緒にすべき事ではないと思うのですが・・・?これも平民の浅はかさでしょうかねぇ〜?(笑)w


感動の完結編。

公表センターは公表するのが役割だから、当然責任は負いませんが…それでいいのか!?