ブログ書籍化の話が具体化したのは9月も中旬を過ぎてからのことである。
僕がここ数年間連載をしている「シニア・コミュニティ」という冊子の出版元であるヒューマン・ヘルス・ケア・システム社の、僕の担当編集者の方に書籍化が出来ないかと相談したところ、かねてよりその担当者もそのことを考えていたとの事で、同社内で早速、企画書を挙げてくれた。そしてゴーサインが出て、一挙に話が具体化した。それが9月末の話である。
その段階で、本の構成は、ブログのようなカテゴリー分けではなく、大テーマを4章に分け、各章ごとにテーマに沿った記事を掲載することにした。さらに各章にはエッセンスとして「コラム介護歳時記(仮称)」として、テーマとは少し離れた「箸休め」的なほっとする記事や、笑える記事や、ホロリとする記事を盛り込んでいくことにした。
そして最終的には四六版256頁で、税込み1.890円を販売価格として1月下旬までに発刊を目指すことにした。これが10月はじめまでに決まったことで、早速「コラム歳時記」は選定、加筆して出版社に送った。その後、先週半ばに出版社よりタイムスケジュールが送られてきた。
ブログ記事で配信している記事を、わざわざ書籍化する意味は色々あると思うが、まず本になることで、いつでも、どこでも気軽に読むことが出来る。ネット上で検索しながら記事を読み返すより容易に、手軽に、好きな記事を探せるというメリットもあるだろう。またそもそもネットを日常的に利用していない人が、新たに僕の記事を読んでくれて共感してくれるかもしれない。僕自身も過去の記事を読み返して、今の状況にマッチするないように修正したり、一部考え方を変えて書き直したり、最新の内容に更新して皆さんに紹介できるというメリットもある。
今回、作業を通じて感じたのは、僕も書いた内容を忘れていた記事などがあって「結構いいことかいてるじゃん」という記事を再認識したりしているので、読者の方ならなおさら、そういうものも見つけることが出来るだろう。
しかし当初、出版について素人の僕は安易に考えていた部分もあるのだが、今までブログ記事に掲載していない新たな記事の書下ろしをはじめとした記事執筆作業はかなり厳しいスケジュールだ。
出版社が示した1月下旬までの刊行というタイムスケジュールは、玄人の考える意味があって、今から準備を進めて最短に出版できる時間を目指したもので、それは担当者の次のような言葉で示されている。
「1月は新年を迎えて心機一転、仕事や勉強などに関する書籍は売りやすいと思われます。しかし、これを過ぎて2月は書籍の売れない時期です。通常の取り次ぎに加え、全国の福祉大学や福祉学部を持つ大学の校内書店に対する販促も考えられますが、学生が大学にいるのは、おそらく冬休み明けでテスト期間中の1月下旬から2月頭。できるだけ1月下旬の発行が望ましいと考えます。この1月下旬の発行を逃すと、新年度がまもなく始まる3月下旬の発行でも大差がないように思えます。そこで、1月下旬発売とすると、1月上旬に校了を迎えないといけないので、意外と時間がありません。」
ということである。そこで示されたタイムスケジュールは、主要部分を11月初めまでに、書き下ろし部分を12月までに書き終えないとならないというものだ。当然、書き上げた原稿を出版社に送った後にも、初校の確認と校正提出、再校確認と提出作業が同時進行的に行われていくわけで、さらにこれに加え書籍名、帯コピーを考えて決めていかねばならない。
しかし僕はこの作業にかかりきりになるわけにはいかない。何より仕事があるし、土日も会議や研修会や、自分の講演のファイル作りなどで予定が詰まっていることが多く、少し頭を抱えてしまった。しかし自分から発案した書籍化だから逃げるわけにはいかない。幸い今月は講演が入っていない月だ。実はこんな月は珍しいのだ。何故なら「masaの講演予定・履歴」を見てもらえばわかるが、今年度22年4月から23年3月までの履歴・予定として講演が入っていない月は唯一この10月だけなのだ。
そのことを最大限利用しない手はないし、それが自分自身の責任だろうと思った。特に昨週末から今日にかけての3連休は珍しく仕事も、そのほかの予定もまったく入っていないので、ここである程度書籍化作業の目鼻をつけるチャンスであると思って、金曜の夜から今日までまさに「寝る間も惜しんで、食事もそこそこに」パソコンに向かい続けて、400字詰め原稿用紙280枚分の原稿を仕上げた。昨晩も作業に没頭していたら、気がつけば夜が白々と明けてきて、朝方に少し眠って、4時間ほどまどろんだ後にパソコンの前に座って作業を再開し、気分転換としてこの記事を書いている。
ということで、1月下旬に本は発刊されるだろう。1/28には横浜市で地域包括支援センターの皆さんなどを対象にした研修での講演も予定されているので、その際に新刊書をその場で紹介できるかもしれない。
なお会場で書籍を販売する場合も、僕は悪筆で、本当に字が下手だから、サインはどうしてもと請われれば書かないことはないが、むしろそれは本の価値を下げるかもしれない。しかしmasaの呼び名の元になっている本名の一部「雅」の文字を刻んだオリジナル印(雅号の落款のようなものだ)があるので、本を買ってくれた方に、記念としてこれを押すことは可能である。
僕の講演会場などで、もし本が売られていたら、是非購入いただくと同時に、記念の印を押すように声をかけていただければと思う。
このブログの愛読者の皆さん、是非書籍が販売された際は、ご購入をお願いします。評判がよければ第2巻以降も発刊する可能性がありますので、応援と協力を切に願います。なお書籍化にあたって書籍名を何にするかが大問題でブログタイトルである「masaの介護福祉情報裏板」というタイトルにするかどうかが最大の問題です。このことはいずれ皆さんにもアンケートという形でご意見を募集すると思いますので、その際はご協力をお願いします。
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介護・福祉情報掲示板(表板)
僕がここ数年間連載をしている「シニア・コミュニティ」という冊子の出版元であるヒューマン・ヘルス・ケア・システム社の、僕の担当編集者の方に書籍化が出来ないかと相談したところ、かねてよりその担当者もそのことを考えていたとの事で、同社内で早速、企画書を挙げてくれた。そしてゴーサインが出て、一挙に話が具体化した。それが9月末の話である。
その段階で、本の構成は、ブログのようなカテゴリー分けではなく、大テーマを4章に分け、各章ごとにテーマに沿った記事を掲載することにした。さらに各章にはエッセンスとして「コラム介護歳時記(仮称)」として、テーマとは少し離れた「箸休め」的なほっとする記事や、笑える記事や、ホロリとする記事を盛り込んでいくことにした。
そして最終的には四六版256頁で、税込み1.890円を販売価格として1月下旬までに発刊を目指すことにした。これが10月はじめまでに決まったことで、早速「コラム歳時記」は選定、加筆して出版社に送った。その後、先週半ばに出版社よりタイムスケジュールが送られてきた。
ブログ記事で配信している記事を、わざわざ書籍化する意味は色々あると思うが、まず本になることで、いつでも、どこでも気軽に読むことが出来る。ネット上で検索しながら記事を読み返すより容易に、手軽に、好きな記事を探せるというメリットもあるだろう。またそもそもネットを日常的に利用していない人が、新たに僕の記事を読んでくれて共感してくれるかもしれない。僕自身も過去の記事を読み返して、今の状況にマッチするないように修正したり、一部考え方を変えて書き直したり、最新の内容に更新して皆さんに紹介できるというメリットもある。
今回、作業を通じて感じたのは、僕も書いた内容を忘れていた記事などがあって「結構いいことかいてるじゃん」という記事を再認識したりしているので、読者の方ならなおさら、そういうものも見つけることが出来るだろう。
しかし当初、出版について素人の僕は安易に考えていた部分もあるのだが、今までブログ記事に掲載していない新たな記事の書下ろしをはじめとした記事執筆作業はかなり厳しいスケジュールだ。
出版社が示した1月下旬までの刊行というタイムスケジュールは、玄人の考える意味があって、今から準備を進めて最短に出版できる時間を目指したもので、それは担当者の次のような言葉で示されている。
「1月は新年を迎えて心機一転、仕事や勉強などに関する書籍は売りやすいと思われます。しかし、これを過ぎて2月は書籍の売れない時期です。通常の取り次ぎに加え、全国の福祉大学や福祉学部を持つ大学の校内書店に対する販促も考えられますが、学生が大学にいるのは、おそらく冬休み明けでテスト期間中の1月下旬から2月頭。できるだけ1月下旬の発行が望ましいと考えます。この1月下旬の発行を逃すと、新年度がまもなく始まる3月下旬の発行でも大差がないように思えます。そこで、1月下旬発売とすると、1月上旬に校了を迎えないといけないので、意外と時間がありません。」
ということである。そこで示されたタイムスケジュールは、主要部分を11月初めまでに、書き下ろし部分を12月までに書き終えないとならないというものだ。当然、書き上げた原稿を出版社に送った後にも、初校の確認と校正提出、再校確認と提出作業が同時進行的に行われていくわけで、さらにこれに加え書籍名、帯コピーを考えて決めていかねばならない。
しかし僕はこの作業にかかりきりになるわけにはいかない。何より仕事があるし、土日も会議や研修会や、自分の講演のファイル作りなどで予定が詰まっていることが多く、少し頭を抱えてしまった。しかし自分から発案した書籍化だから逃げるわけにはいかない。幸い今月は講演が入っていない月だ。実はこんな月は珍しいのだ。何故なら「masaの講演予定・履歴」を見てもらえばわかるが、今年度22年4月から23年3月までの履歴・予定として講演が入っていない月は唯一この10月だけなのだ。
そのことを最大限利用しない手はないし、それが自分自身の責任だろうと思った。特に昨週末から今日にかけての3連休は珍しく仕事も、そのほかの予定もまったく入っていないので、ここである程度書籍化作業の目鼻をつけるチャンスであると思って、金曜の夜から今日までまさに「寝る間も惜しんで、食事もそこそこに」パソコンに向かい続けて、400字詰め原稿用紙280枚分の原稿を仕上げた。昨晩も作業に没頭していたら、気がつけば夜が白々と明けてきて、朝方に少し眠って、4時間ほどまどろんだ後にパソコンの前に座って作業を再開し、気分転換としてこの記事を書いている。
ということで、1月下旬に本は発刊されるだろう。1/28には横浜市で地域包括支援センターの皆さんなどを対象にした研修での講演も予定されているので、その際に新刊書をその場で紹介できるかもしれない。
なお会場で書籍を販売する場合も、僕は悪筆で、本当に字が下手だから、サインはどうしてもと請われれば書かないことはないが、むしろそれは本の価値を下げるかもしれない。しかしmasaの呼び名の元になっている本名の一部「雅」の文字を刻んだオリジナル印(雅号の落款のようなものだ)があるので、本を買ってくれた方に、記念としてこれを押すことは可能である。
僕の講演会場などで、もし本が売られていたら、是非購入いただくと同時に、記念の印を押すように声をかけていただければと思う。
このブログの愛読者の皆さん、是非書籍が販売された際は、ご購入をお願いします。評判がよければ第2巻以降も発刊する可能性がありますので、応援と協力を切に願います。なお書籍化にあたって書籍名を何にするかが大問題でブログタイトルである「masaの介護福祉情報裏板」というタイトルにするかどうかが最大の問題です。このことはいずれ皆さんにもアンケートという形でご意見を募集すると思いますので、その際はご協力をお願いします。
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介護・福祉情報掲示板(表板)
本1冊を世に出すって大変なことですね。
それだけ魂が込もっていれば、きっと読む人にも伝わるでしょう。
ところで、出版記念パーティーはどこで?
(気楽なので飲むことしか考えてませ〜ん)
道民としてはススキノの居酒屋に1票!(爆)