先月ipadを購入した経緯について「何かが変わる?僕のIT事情」という記事で紹介したが、購入から今日で16日間が過ぎた。

その後、このツールをどのように活用しているのか、高いおもちゃにしか過ぎなくなっているのか、はたまた既に使わなくなっているのか?気になっている方もいるだろうから、現在の活用状況を報告しておく。

当初、僕はipadは家族みんなで使おうと思って購入したのであるが、妻も子供も、PCと携帯だけで充分であるようで、ipadにあまり興味は示していない。(うちはドコモ携帯でiphoneは誰も持ってません。)そもそも僕がずっと持ち歩いているので、僕が寝ている時間以外は家族の手に触れることもないから使えないと思っているらしい。

逆を言えば、それだけ僕自身は使っているということだ。最近では携帯がなくても不便を感じないが、ipadがないと何となく不便を感じてしまう。

インターネットを外出先のちょっとした空き時間にスイスイつなげられるというのは、ネット掲示板の管理を行っている僕としては大変便利である。介護福祉士養成校の授業の合間の休み時間に、ipadから掲示板にレスポンスを書きこんだり、次の時間の授業で話そうと思っていたことの背景補足に関する部分をネット検索で確認したり、大変重宝している。


メール受信トレイ当然ipadを使って、メール送受信も行っている。ipadではPCと同じアカウントを設定して送受信することも可能だが、さほど早急に確認する必要もないのでPCアカウントは登録してあるがOFFにして送受信しないように設定している。しかし旅先などでは、この設定をONにするだけでPCアカウントのメールも送受信が可能である。日常的にはipad専用アカウントとしてGmailアカウントだけをONとして使っている。どちらにしても画面上のキーボードで文字入力ができるので、携帯電話のメールよりはるかにストレスなくメールが書け、PCを持ち歩いているのと変わりなく便利である。電話で話をするより、メールでコミュニケーションを交わすことが多い僕にとってはなくてはならない機能である。(左上の画像はGメール受信トレイ:この記事に貼りついている画像はすべてクリックすると拡大表示します。)

パワーポイントやワード、エクセルファイルについても、ipad自体でそれを作成はできないと思うけど(多分?)、師匠であるMr.Mさんに教えていただいた方法で確認可能である。

ipadでgoogleドキュメントを開くPPTファイルをみるまずネット上にgoogleドキュメントのマイページを作成し(もちろん無料である)、ここにパワーポイントやエクセル等のファイルを保存しておく。それをipadから開けば良いわけで、左端画像がipadからgoogleドキュメントにアクセスしているところで、次の画像がipadから自分が作成したパワーポイントファイルをダウンロードして確認している画面である。(ただし僕はまだPPtについては確認までの段階で編集まではたどりついていない。M師匠によると文字編集は可能だというので、さらに研究が必要だ。)M師匠、このあたりコメントでご指導願えればありがたい。

ipadでワードを開くワードをipadで開いたのが右画面である。文書としてみるのは問題なく、コピーペーストなどができるのだが、文字編集にたどり着けない。これも現在研究中。







ipadでエクセルを開くエクセル文書編集画面左端はエクセル文書を開いたところ。特に問題はない。次の画面は編集画面である。エクセルはこのように文書編集にたどり着くことができた。どちらにしても、googleドキュメントを利用した文書管理は、まだ研究と対策が必要だ。





他のアプリケーションも現在使っているものをいくつか紹介したい。

カレンダー月スケジュール画面週間スケジュール画面(カレンダー)まずスケジュール管理に使うカレンダーである。データを随時更新することで月別・週別・日別にスケジュール内容や時間、場所等を確認できる。しかもこれはGoogleカレンダーと同期出来るので、PCまたはipadどちらかで編集すれば、どちらにも同じデータが反映されるから便利である。週単位の画面(左から2番目の画像)は、居宅サービス計画や施設サービス計画の第3表に似ている。かつては介護認定審査会を忘れて仕事に没頭していたり(参照:認定審査会に遅刻する)、何かと物忘れが多くなった自分としては活用できるアプリである。僕の認知症発症時期はこれにより数年先送りされるだろう。

メモ転送画面メモメモも便利だ。紙ベースのメモ帳はもういらない。ちょっとしたことでもipadさえ持っていれば、会議等でも、ここのメモに必要事項を打ち込んでおけば、忘れることはないし、あとから編集も可能である。しかも便利なのは、メモしている途中でも、画面上のメールアイコンにふれると右端の画像のような画面になって、メモした内容をそのままメールで送信できるのだ。これも結構活用できる。例えば制度改正関連で業務命令を受けて審議会を傍聴しているとした場合、誰それがどう発言したとか、今こんなことを話し合っている、というようなことをメモに入力して、それをそのまま職場にメールで送ればリアルタイムで離れている場所で会議の進行具合が分かるわけである。マスコミ関係の方などは実際にipadやiphoneをこのように使っているのではないだろうか?

I文庫HDの本棚息抜きの読書も画面の大きさがちょうどよいからストレスなく本が読める。アップルストアの無料の読書アプリには現在日本語の本が入っていないため、僕は「i文庫HD」というアプリをipad画面上のアップルストアから800円で購入した。左側画面が本棚で、ここには著作権が切れた作品がたくさん入っているので、これはすべて無料で見ることができるわけだ。夏目漱石、太宰治、芥川龍之介、宮沢賢治、森鴎外、梶井基次郎など僕の読みたい作者の作品が多数ある。800円でこれだけの種類の本を読むことができるのは非常にお得で幸せな気分になる。

次の画面で読んでいるのは夏目漱石の「門」であるが、ipadを横にすると見開き2ページの画面に自動的に切り替わる。次の画面はページをめっくっているところであり、本物の本のような感覚で読むことができる。もちろんマンガもこのように見ることが可能だ。

夏目漱石「門」画面を横にすると見開き表示本のページをめくるマンガも読める







マップマップも面白いアプリだ。現在位置から移動予定場所へのルートや時間が表示されるので、カーナビがない車で移動する際は、カーナビ代わりに使えるだろう。方向音痴の僕にはうってつけである。

Macもiphoneも使ったことがない僕が、わずか半月で、毎日様々な新しい使い方が見えてくるので、使い方はそう難しくないと言ってよいと思う。他の誰が使っても大丈夫だろう。僕自身も今後アップルストアから無料のアプリをどんどんダウンロードしていろいろなことに使えるようにしたいと思う。何しろアップルでは、今後、禁煙支援や健康管理情報の無料アプリも出す予定であるとのこと。Ipadで自分の健康や介護サービスの管理もできる時代がすぐそこに来ているのかもしれない。

いまMr.Mさんと、BOBさんが盛んに勧めるのは、スカイプを設定し、それを使ってipadをテレビ電話として使うことなんだが、さすがにipadに向かって話しかけている自分の姿を想像すると気色悪いものを感じ、まだその設定はしていない。しかしお師匠達に直接教えを仰ぐためにも早晩これも設定して使うことになるだろう。

どちらにしてもこれは使えるツールだ。なにより(データ編集を必要としない場合は)出張や講演などで道外に行く際にも、今後はモバイルパソコンなど持たず、ipadだけ持っていけば済むので荷物がぐんと軽くなる。それだけでも便利である。

田原さん、やっぱこれイイヨ。データ編集問題はもう少し研究してみるけどね。でもiphoneを持っている人は、そちらで充分あるいは、そちらの方が使いやすいという場合もあるでしょう。これはもう好みの問題ですね。でも使えば使うほど、使い方が広がるからヅカちゃんもやっぱ欲しくなったろう。

ただねヅカちゃん。ipadは奥さんが凶器として君を殴るのにもちょうどいい大きさと重さなので、そこが気をつけなけりゃならんとこだな。

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