今日はボジョレーヌーボーの解禁日だそうである。僕はワインも嫌いではないが、このボジョレーヌーボーはまったくといってよいほど「旨い」と思わない。

だから世間の喧騒とか、浮かれぶりの意味がわからない。皆、このワインを本当にうまいと思っているのかなあ〜。僕は赤ワインならボルドー産のタンニンレベルが高い「渋みの強い」ワインの方が好きである。

まあそれはともかく、今日はそういう日であるから、お酒に関する話題を書くことにする。

僕の二男がまだ幼稚園児の時のこエピソードである。(ちなみに彼は今18歳である)

父の日を記念して「お父さんの似顔絵」を書いて市内のデパートがそれを展示するという企画があった。その時、二男が書いた僕の絵は、顔の色が最初は肌色に塗っているようなのであるが、その上に赤を塗り、顔全体が真っ赤に書かれている。

この絵を見て、僕の妻は二男が色の認識ができないような、なんらかの障害を持っているのではないかと本気で心配した。・・・・・ところが・・・である。

「どうして顔の色が赤いの?」と聞いた妻に対する二男の答えが奮っている。「これパパがお酒を飲んだときの顔、パパはいつもお家でお酒を飲んでるから!」というものである。

結果的に、僕の似顔絵は「赤い顔」のままデパートの展示会場に貼られ、二男の名前を見た知り合いの幾人かには、なぜ顔が赤いのかを問われる結果となり、それによって僕の「のん兵衛」ぶりが多くの人々にばれてしまうことになった。

悪いことに、職場の同僚にもそのことが知られ、飲み会などで、ずいぶん長い間、酒の肴にその話題が使われた。まったく迷惑な話である。だから子供が幼い若い人々には是非、子供の前では格好いいお父さんとしてふるまっておいた方が良いとアドバイスしたい。そうしないと、似顔絵に何を書かれるかわからないぞ。子供は正直なのである。

ということで僕は正真正銘の「のん兵衛」である。北海道では「ノンベ」とも言われる。だからこのブログでも「masaの日本酒道」という特集記事も書いている。

しかしビールはあまり好きではない。夏の暑い日に運動で汗を書いた後にグビリとやるビールは「旨い」と思うが、それもせいぜいジョッキ1杯目のみである。普段の飲み会で乾杯の最初を「とりあえずビール」というのは、この地域でも同じであるが、僕はこの「とりあえず」も、できればビール以外でしたいと密かに感じてしまうことが多い。

僕が一番飲んでいる酒の種類はウイスキーである。そして最近、ウイスキーのソーダ割り、つまり「ハイボール」にはまっている。夏の暑い日に、一汗かいて、風呂に入った後に、ジョッキに氷とウイスキーとレモンを入れて、ソーダ水で割り、グビッと一気に飲み干すのは至福の時である。ビールよりよほど好みにはあっている。飲み過ぎには注意はしているのであるが・・・。

しかも最近悪いことに、コンビニでも買える缶のハイボールが売り出された。これがまたうまいのである。炭酸が強めで僕の好みにぴったりである。こういうものが売られていると、ついつい飲み過ぎてしまうのである。つい最近も札幌でシンポジストを務めた後、懇親会に参加して、自宅に帰る特急列車の中で「一人2次会」として缶のハイボールを2缶飲み干した後に眠ってしまった。そのため降車駅を乗り越して、迎えに来た妻からの電話で起き、あわてて次の駅で降りたりしたものである。ノンベで得をすることはないのである。

もう息子たちが、僕の似顔絵を書くことはないだろうが、相変わらず親父はノンベで、いつも酔っぱらっていると思われるのも癪(しゃく)なのであるが、こればかりはなかなか自制がきかない。

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