当地域の介護支援専門員の会員組織である「のぼりべつケアマネ連絡会」の特色ある活動の一つとして、他地域との合同研修を毎年定期的に続けていることが挙げられる。

これは「3市1町合同研修会」と呼ばれるもので、登別市・室蘭市・伊達市・白老町のそれぞれの地域における介護支援専門員の会員組織が合同で開催する研修会で、毎年事務局を3市1町の間で持ち回りとして、事務局地域のケアマネ会が研修内容を企画・運営し、その他の地域は運営協力して、全組織の会員を対象にした研修会を行うものである。

開催日時や内容が決まれば、事務局が案内文書などを作成するが、各会員への周知や、参加とりまとめは各地域会それぞれで行い、当日の受付も地域会ごとに行う。よって参加資格を会員に限定するのか、非会員まで広げるのかなど細部は各地域会に判断を委ねているので、研修自体は合同でも、参加条件は各地域により違っている場合がある。

ただ全体の運営は、担当地区を中心に全体で協力して行っており、今まで支障をきたしたことはない。今年でもう8年は続いていると記憶している。

今年は伊達市のケアマネ会が担当で、同市において「ケアマネジャーの為のコーチング」という講演を9月12日の土曜日の午後から3時間予定している。
参照:登別市・室蘭市・伊達市・白老町3市1町合同研修会のご案内

研修会の後は、これも恒例となった懇親会を行っているが、広い地域から集まるため、車で参加している方がほとんどで、研修終了後に直帰する人が圧倒的に多く参加者は全体の2割程度である。また同じ理由で参加してもお酒を飲まない人が大半を占めているのが現状である。

それでも普段、なかなか接点のない他市町村の介護支援専門員との交流は、様々な刺激があると思えるし、将来にわたって固い人脈となり得るものだから、出来る限り参加して交流を深めたほうが良いのではないかと思う。しかし実際には、メンバーが固定化しつつあるし、参加者もそう多くはないのが現状である。本当は若い人たちが億劫であっても、こういう機会をとらえて参加することが、自らのスキルアップにつながる刺激にもなるんだが、なかなか敷居は低くないようである。まだ参加したがない方も今年こそは是非、少しだけ勇気とお金を出して参加してほしい。

ところで、なぜこの合同研修は4市町の介護支援専門員組織のみで、同じ胆振管内で距離的にも近い関係にある苫小牧市のケアマネ会などが入っていないのかも不思議である。開始の年に僕は立ち上げに係っていなかったので、その理由は不明であるが、別に4市町に限定して考えているわけではないので、近隣市町村の介護支援専門員組織の関係者が希望するなら、合同の範囲を広げてもよいのだろうと思う。(もちろん4市町組織で協議することが前提であるが)

とにもかくにも、地域ケアマネ会独自の活動にとどまらず、他市町村と横断的関係を築きながら活動を続けることは会員のスキルアップの機会も増えるという意味以上の意義があるだろう。

来年は白老町が担当で、研修会後の懇親会はきっと「白老牛」がふるまわれると思う。まあそれはあまりに先走った話ではある。

今年もたくさんの会員の皆さんに集まっていただきたい。

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