北海道のこの夏の異常気象、日照不足は深刻である。

農作物に生育遅れが目立って農家の被害は甚大である。

夏とは思えない気温の低い日が続いているので道民全体が夏を迎えていない感がある。

しかし昨日昼あたりから久し振りに太陽が出て、今日は気温が少しだけ上がって夏らしくなった。とはいってもここ登別で気温は25度を下回ってはいるが・・・。ただ空を見上げるとそこにはファイターズブルーが広がっている・・・。

ファイターズといえば、このところ劇的な逆転劇があったりしてチームは好調である。そうなると、ある予感が胸をよぎる。それは、この秋にまたまた痛い出費がありそうだという予感である。しかし僕はそのことに少しわくわく感を持っているのである。

その出費とは「ファイターズプア」の再来による出費のことで(このブログの愛読者でホークスファンのピンドルさんには悪いが)我がファイターズがパリーグを制覇して、札幌ドームでクライマックスシリーズ第2ラウンドが行われそうだし、必ずや日本シリーズにも出場して、札幌ドームで胴上げを観れるだろう、という期待であり、そのための出費である。その日のために節約してお金をためなきゃあ、と思っている。

ところで、先日その札幌ドームで「なま千春」を久し振りに見た。

千春といえば、そうあの千春。北海道足寄町出身のシンガーソングライター松山千春であり、道内出身のフォークシンガーとしてはすでに大御所である。

しかし彼が全国区になったのは、僕らが彼の唄を聞くようになってから、かなり後のことで、当時は北海道の名もないシンガーソングライターであった。無名時代の彼は高校の学園祭廻りをしていた。しかも学園祭でもA級ではなく、(北海道の人間しか知らないだろうが)「河村通夫と20人衆」より格下に見られていた時期があり、僕の出身校である岩見沢西高の学園祭で河村を呼び、お隣の栗山高校で松山を呼んだ時は「勝った!!」と思ったものである。

しかしその当時から、我々の間では、なにやら足寄(あしょろ)という田舎から出てきた歌手で、カマキリみたいな野郎だが、唄がうまいやつがいる、という噂が流れ、一部には根強いファンがいて、「旅立ち」や「銀の雨」を聞いていた。その影響で僕らも、いつしかこの無名シンガーソングライターの曲を弾き語りするようになった。

ただし高校2年生の修学旅行で千春のカセットを新幹線の中で聞いていたら、本州の連中から「何それ?誰歌ってんの?ナンパな唄だなあ〜。」と馬鹿にされたりもした。

その後の彼の足跡は語るまでもなく「季節の中で」で大ブレークし、その後、数多くのヒット曲を出したが、「長い夜」のヒットと武道館コンサートで退廃の道に入ったのは周知のことである。

僕は過去に、実際に彼とは薄野の「釈迦曼荼羅(しゃかまんだら)」というディスコで逢ったことがある。あっちは忘れているだろう。

その松山 千春が2008年6月25日、不安定狭心症のために入院したときには、元(あくまで元である)ファンとして非常に心配したが、1月もしないうちに元気に復帰して一安心であった。

その千春が思いもかけず札幌ドームに登場した。

7/24のこのブログ記事で、休みをとってオールスター戦を見に行ったことを書いているが、その試合のオープニングセレモニーで国家斉唱を行ったのが彼だったのである。

誰が国家を歌うのか事前に知らされていなかったので、松山千春というアナウンスが場内に流れた時、4万人で埋まったスタンドが一瞬どよめいた。

松山千春の国歌斉唱千春を囲む選手オープンセレモニー




千春の国歌のアカペラ独唱は、いつもの声そのもので、なかなかよかった。彼にはいつまでも「やんちゃ」なままで長生きして歌い続けてほしい。

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