今日はこれから登別グランドホテルで行われる「日胆地区老人福祉施設職員研究大会」で講演を行うために出かけなければならないので、軽い記事をささっと書く。
僕の施設のネット環境はブロードバンド対応ではない。そのことは2005年12月に書いた「雪の夜〜ふと感じたこと」で嘆いている。
今更と感じる方がいるかもしれないが、この状況は現在まで変化がなく、ほんの数百メートル近くまで光回線が来ているのに、山側の当園にはADSLも引かれておらず、いまだにISDN回線を使用しているのである。間違えちゃあいけない!!ISDNである!つまりADSLでもないということである。
ブロードバンドが当たり前の環境になった今日、ISDNなど使わなくなって数年がたつ人々にとって、その速度の遅さは昔話にしか過ぎず、不便さも忘れてしまっているであろう。しかし、その環境をいまだに脱していない当園では、日常的に接続速度の遅さでイライラする状態の毎日であり、PDFファイルが開く速度にいつも絶望的になり、大変なストレスを感じているのである。だからネット担当者は長生きしないだろう、といわれていた。
制度改正や報酬改定のたびに、最新に近い情報を発信している施設のネット環境が前時代的であるというのも、ある意味可愛げがあるのかもしれないが、当事者は不便以外のなにものでもない。報酬告示や解釈通知の重たいPDFファイルは、施設の環境では全部開くためには数時間がかかるし、場合によっては開けないこともあるので、自宅でCDに焼いてきて、それを開いてプリントアウトしたり、涙ぐましい努力を重ねているのである。
ホームページに掲載している、動画の「緑風園設立5周年記念時の広報ビデオ」は制作施設のネット環境では見ることができなかったのである。
(※ちなみに27歳の時の僕の映像を見たい方は、ぜひこの動画をご覧いただきたい。どれが僕かわかるだろうか?)
4月の管理栄養士のネットで確認する合格発表の時だって、アクセスが集中する時間帯はISDNでつながるわけがなく、わざわざ関連施設までいってPCを借りて確認するという始末である。こんな環境にある施設が1日平均8.000件以上のアクセスがあるネット掲示板を管理していることに対し滑稽さを感じる人も多いだろう。
光回線を当施設地域(わずか数百メートルである)まで延ばしてほしいことをNTTに何度もお願いしてきたのであるが、どうもそれは数年以内には実現しそうにない。ほとんどあきらめていたところ、携帯電話の電波を利用した無線で繋ぐ方法があることがわかった。
とはいっても携帯電話の電波自体が弱い地域で電波もやっと1本たつ状態である場所が多く、圏外になる場所もあるので、それも使えなさそうだと思っていた。ところが、このたび発信される電波の種類が変わって、壁などを通しやすい電波となり、受信機を別に設置すれば、無線環境が大幅に改善することがわかった。また複数のラン環境にも対応できる無線専用ルータができたことで、この山の中の当園にも無線で新たな高速ネット環境の構築が可能となりそうだということが分かった。
早速、先々週の金曜日に新しいルータを設置し、試験的に無線接続環境を作って状態をみている。
今のところ快適で、自宅の光回線とほぼ同じ状態でストレスなくネット接続ができている。接続速度も1メガは出ている。PDFファイルも接続した途端に開き、今までのようにクリックした後にトイレに行って、帰ってきてもまだ開けていない状態とは雲泥の差である。
設置費用も数万円かかる程度だし、毎月の維持費等の必要経費は数千円のアップで済みそうである。なんとか電波が安定して、この環境が維持できることを願っている。
そうなれば、やっと人並みのネット環境を手に入れることができる・・・。
おっと時間である。では行ってきます。
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僕の施設のネット環境はブロードバンド対応ではない。そのことは2005年12月に書いた「雪の夜〜ふと感じたこと」で嘆いている。
今更と感じる方がいるかもしれないが、この状況は現在まで変化がなく、ほんの数百メートル近くまで光回線が来ているのに、山側の当園にはADSLも引かれておらず、いまだにISDN回線を使用しているのである。間違えちゃあいけない!!ISDNである!つまりADSLでもないということである。
ブロードバンドが当たり前の環境になった今日、ISDNなど使わなくなって数年がたつ人々にとって、その速度の遅さは昔話にしか過ぎず、不便さも忘れてしまっているであろう。しかし、その環境をいまだに脱していない当園では、日常的に接続速度の遅さでイライラする状態の毎日であり、PDFファイルが開く速度にいつも絶望的になり、大変なストレスを感じているのである。だからネット担当者は長生きしないだろう、といわれていた。
制度改正や報酬改定のたびに、最新に近い情報を発信している施設のネット環境が前時代的であるというのも、ある意味可愛げがあるのかもしれないが、当事者は不便以外のなにものでもない。報酬告示や解釈通知の重たいPDFファイルは、施設の環境では全部開くためには数時間がかかるし、場合によっては開けないこともあるので、自宅でCDに焼いてきて、それを開いてプリントアウトしたり、涙ぐましい努力を重ねているのである。
ホームページに掲載している、動画の「緑風園設立5周年記念時の広報ビデオ」は制作施設のネット環境では見ることができなかったのである。
(※ちなみに27歳の時の僕の映像を見たい方は、ぜひこの動画をご覧いただきたい。どれが僕かわかるだろうか?)
4月の管理栄養士のネットで確認する合格発表の時だって、アクセスが集中する時間帯はISDNでつながるわけがなく、わざわざ関連施設までいってPCを借りて確認するという始末である。こんな環境にある施設が1日平均8.000件以上のアクセスがあるネット掲示板を管理していることに対し滑稽さを感じる人も多いだろう。
光回線を当施設地域(わずか数百メートルである)まで延ばしてほしいことをNTTに何度もお願いしてきたのであるが、どうもそれは数年以内には実現しそうにない。ほとんどあきらめていたところ、携帯電話の電波を利用した無線で繋ぐ方法があることがわかった。
とはいっても携帯電話の電波自体が弱い地域で電波もやっと1本たつ状態である場所が多く、圏外になる場所もあるので、それも使えなさそうだと思っていた。ところが、このたび発信される電波の種類が変わって、壁などを通しやすい電波となり、受信機を別に設置すれば、無線環境が大幅に改善することがわかった。また複数のラン環境にも対応できる無線専用ルータができたことで、この山の中の当園にも無線で新たな高速ネット環境の構築が可能となりそうだということが分かった。
早速、先々週の金曜日に新しいルータを設置し、試験的に無線接続環境を作って状態をみている。
今のところ快適で、自宅の光回線とほぼ同じ状態でストレスなくネット接続ができている。接続速度も1メガは出ている。PDFファイルも接続した途端に開き、今までのようにクリックした後にトイレに行って、帰ってきてもまだ開けていない状態とは雲泥の差である。
設置費用も数万円かかる程度だし、毎月の維持費等の必要経費は数千円のアップで済みそうである。なんとか電波が安定して、この環境が維持できることを願っている。
そうなれば、やっと人並みのネット環境を手に入れることができる・・・。
おっと時間である。では行ってきます。
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しかし、その職場で施設長が
施設長「ISDNだって役に立つこと、あるんだぞ」
私「えっ、何かありましたっけ?」
施設長「国保連への請求」
私「……」
そういやこの職場、ネットはおろか、水道管さえ通っていなかったから井戸水を利用していたんだよなぁ。。。。