僕の視力は中学生くらいまで裸眼で両眼とも1.5あった。しかし受験勉強の影響か?中3の頃から目の前がぼやけて見えるようになり、高校入学と同時に眼鏡を使うようになった。
以来、視力はどんどん低下の一途をたどり、現在裸眼で両眼とも0.3くらいだろうか。哀しいことに、最近では近眼に加え近くの小さな文字が見づらくなってきた。
このことを「遠視」であると言い張ってきたが、専門家からは「遠視は遠くを見るときの屈折異常で、あんたのは近いところを見るときだけの調節異常だから遠視ではなく、ただの老眼だね。」と言われた。
こういうときの専門知識による言葉ほど「小憎らしい」ものはない(笑)。
ところで16歳の頃から眼鏡を使っているが、一度もコンタクトレンズを使おうと思ったことはない。理由は「恐い」からである。あんなものを目に入れることが信じられない。考えただけで恐ろしく、自分の妻や息子がコンタクトをはめたり、はずしている姿を見るのも恐怖である。
だから眼鏡は僕にとって必需品である。
だがこの眼鏡。介護サービスの現場ではちょくちょく邪魔になることが多い。何度も壊されてしまった経験を持っている。
例えば男性利用者の方の整容介助に含まれる「髭剃り」。電気シューバーを使って髭をそる介助を行う際、電気シューバーなど使ったことのない若い女性職員の場合は、どのように使ったらよいかわからないことがある。男の方が使い慣れているから、その介助もうまくできるということがあり、若い頃、相談員であったが髭剃りをよく手伝った。
この際、認知症ではなくても性格的に「短気」で「怒りっぽい」人がいたとする。すると問題なく髭剃りという支援行為自体は行わせてくれるのであるが、途中で電気シューバーに一部の伸びた髭がひっかかって「痛い思い」をした途端、手が伸びてくる人がいた。
最初からそれはわかっているから、できるだけ丁寧に痛くしないように気をつけ、いざという時の心構えもしているのであるが、突然伸びてきた手に反応できないことがあり、眼鏡は何度か飛ばされた。そのたびにフレームが曲がったり、レンズが壊れたりする。
まあ僕の未熟な対応が結果に繋がったわけであるから、このような場合、眼鏡が壊れた苦情は誰にも持っていけない。いま考えると目の前の髭を剃るだけなんだから眼鏡を外してやればよかったと思うのだが、当時どうしてそれをしなかったのか・・。今では謎であるが、眼鏡をしていることの不便さは、こうした状況ではクローズアップされる。
それから入浴介助などを行う際には、浴室と居室の移動の際などで眼鏡が曇って不便を感じる場面も多かったし、その際の取り外しで壊してしまうこともあった。
そのほかの場面でも僕はよく眼鏡を壊してしまうことが多かったのであるが、しかし他の介護職員等を見ていると、そんなに介護に眼鏡が支障になっている場面にお目にかからない。つまりこの問題は眼鏡の問題ではなく、僕自身の不器用さと「あわてもの」という性格上の問題なのかもしれない。
ということもあり、いつの頃からか職場には使わない眼鏡を予備に複数置いておく習慣がついた。それに伴って、眼鏡を買うことがひとつの趣味になってしまって、今では使っていない眼鏡を含めると数十種類の眼鏡を持っている。
幸いなことに眼鏡の価格というのは、ここ数年の間に大きくプライスダウンしている。安価な輸入眼鏡の影響だろうが、超薄型のレンズをつけてもセット価格で1万円台が主流であり、時には3本セットで1万円ぽっきり、というのもある。閉店セールなどの時期ものになると、考えられない安い値段で買える掘り出し物もある。
普通の眼鏡に飽き足らないときには、サングラスとして売られているオシャレなフレームのものを買って、そこに色なしの度入りのレンズをつけてもらうと個性的な眼鏡を作ることもできる。これが僕の裏技である。ただしあまり湾曲しているものを買って度入りレンズをつけると歪んで見える状態になるので注意は必要である。
眼鏡をたくさん持っているとはいっても普段使う眼鏡はせいぜい4種類くらいで、他の眼鏡が職場の引き出しの中とか、車のダッシュボードの中とか、家のどこか忘れてしまった場所にただ置いてあるだけという状態になっている。
一度、全部集めて写真にとってここに載せても面白いかなとも思ったりしている。どちらにしても若い頃の職場での失敗と、僕の嗜好は深く関連しているということである。
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以来、視力はどんどん低下の一途をたどり、現在裸眼で両眼とも0.3くらいだろうか。哀しいことに、最近では近眼に加え近くの小さな文字が見づらくなってきた。
このことを「遠視」であると言い張ってきたが、専門家からは「遠視は遠くを見るときの屈折異常で、あんたのは近いところを見るときだけの調節異常だから遠視ではなく、ただの老眼だね。」と言われた。
こういうときの専門知識による言葉ほど「小憎らしい」ものはない(笑)。
ところで16歳の頃から眼鏡を使っているが、一度もコンタクトレンズを使おうと思ったことはない。理由は「恐い」からである。あんなものを目に入れることが信じられない。考えただけで恐ろしく、自分の妻や息子がコンタクトをはめたり、はずしている姿を見るのも恐怖である。
だから眼鏡は僕にとって必需品である。
だがこの眼鏡。介護サービスの現場ではちょくちょく邪魔になることが多い。何度も壊されてしまった経験を持っている。
例えば男性利用者の方の整容介助に含まれる「髭剃り」。電気シューバーを使って髭をそる介助を行う際、電気シューバーなど使ったことのない若い女性職員の場合は、どのように使ったらよいかわからないことがある。男の方が使い慣れているから、その介助もうまくできるということがあり、若い頃、相談員であったが髭剃りをよく手伝った。
この際、認知症ではなくても性格的に「短気」で「怒りっぽい」人がいたとする。すると問題なく髭剃りという支援行為自体は行わせてくれるのであるが、途中で電気シューバーに一部の伸びた髭がひっかかって「痛い思い」をした途端、手が伸びてくる人がいた。
最初からそれはわかっているから、できるだけ丁寧に痛くしないように気をつけ、いざという時の心構えもしているのであるが、突然伸びてきた手に反応できないことがあり、眼鏡は何度か飛ばされた。そのたびにフレームが曲がったり、レンズが壊れたりする。
まあ僕の未熟な対応が結果に繋がったわけであるから、このような場合、眼鏡が壊れた苦情は誰にも持っていけない。いま考えると目の前の髭を剃るだけなんだから眼鏡を外してやればよかったと思うのだが、当時どうしてそれをしなかったのか・・。今では謎であるが、眼鏡をしていることの不便さは、こうした状況ではクローズアップされる。
それから入浴介助などを行う際には、浴室と居室の移動の際などで眼鏡が曇って不便を感じる場面も多かったし、その際の取り外しで壊してしまうこともあった。
そのほかの場面でも僕はよく眼鏡を壊してしまうことが多かったのであるが、しかし他の介護職員等を見ていると、そんなに介護に眼鏡が支障になっている場面にお目にかからない。つまりこの問題は眼鏡の問題ではなく、僕自身の不器用さと「あわてもの」という性格上の問題なのかもしれない。
ということもあり、いつの頃からか職場には使わない眼鏡を予備に複数置いておく習慣がついた。それに伴って、眼鏡を買うことがひとつの趣味になってしまって、今では使っていない眼鏡を含めると数十種類の眼鏡を持っている。
幸いなことに眼鏡の価格というのは、ここ数年の間に大きくプライスダウンしている。安価な輸入眼鏡の影響だろうが、超薄型のレンズをつけてもセット価格で1万円台が主流であり、時には3本セットで1万円ぽっきり、というのもある。閉店セールなどの時期ものになると、考えられない安い値段で買える掘り出し物もある。
普通の眼鏡に飽き足らないときには、サングラスとして売られているオシャレなフレームのものを買って、そこに色なしの度入りのレンズをつけてもらうと個性的な眼鏡を作ることもできる。これが僕の裏技である。ただしあまり湾曲しているものを買って度入りレンズをつけると歪んで見える状態になるので注意は必要である。
眼鏡をたくさん持っているとはいっても普段使う眼鏡はせいぜい4種類くらいで、他の眼鏡が職場の引き出しの中とか、車のダッシュボードの中とか、家のどこか忘れてしまった場所にただ置いてあるだけという状態になっている。
一度、全部集めて写真にとってここに載せても面白いかなとも思ったりしている。どちらにしても若い頃の職場での失敗と、僕の嗜好は深く関連しているということである。
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まだこの世界では若輩者です。
前に先輩がこの仕事でメガネを壊されることは労災に該当するのではないかと何か熱い思いを話していた事を思いだしました。その人いわく目の悪い人にとっては体の一部であると。 その時はどうなんだろう?って自分自身感じたなぁと。