久しぶりに、気持ちの良い楽しいお酒を飲んだ。
数年前から日胆地区の社会福祉士会の役員を務めている。しかし会の運営については会長や事務局に「おんぶに抱っこ」状態で、あまり熱心に活動している役員とは言えず、特に職業柄、高齢者福祉や介護保険のステージで活動することが多く、地区の違う道内の社会福祉士会会員の皆さんとはあまり人脈もない状態である。
今年から地区の副支部長という立場になり、日胆地区でも登別・室蘭・伊達の胆振西武ブロックにおける責任者となって活動しなければならなくなってからも事務局長に頼りきりで「おんぶに抱っこ」状態は続いている。
ところで先週土曜、北海道社会福祉士会の地区支部長・事務局長会議が始めて開催されることになり、僕も参加することになった。先駆けて行われる理事会にも(議決権はないが)参加してもよいということで、勉強の為、会議を傍聴させていただいた。
理事会を傍聴して始めてわかったことであるが、僕は会費についてかつて「社会福祉士会について考えてみた」で指摘しているように、個人加入会費としては余りにも高額すぎると感じており、そのことが会員組織率引き上げのネックになっていると感じていた。
しかし運営側から見ると、会費収入というのは極めて貴重な財源で、それを安易に下げるということは会の存続に係わる問題であるということが理解できた。
支出経費に改善余地があるものがまったくないとは言わないが、少なくとも支出の最大費目である人件費を含めた管理費自体は必要最低限で運営されており、特に事務局を運営する職員に対する報酬が、労働対価に見合ったレベルよりかなり低い額であるということがわかった。この会がこうした方々の善意や熱意の上で成り立っていることが証明されていると思う。そういう事務局職員には本当に頭の下がる思いであるし、この人件費は本来もっと上げなければならないものだと感じた。財源問題はここでも難しい問題である。
理事会で議論された中に、会員名簿の問題がある。毎年会員名簿を作る必要があるか、という問題で、多くの意見としては、新規会員を名簿に載せる必要性からそれは年毎の更新作成が必要であるという意見が大勢を占めていた。
僕も会員名簿は毎年作るべきだと思う。なぜなら数年毎であれば更新事務作業も大変で、目に見えない部分の作業軽費も増大するからであり、その点毎年名簿を作成するという決め事があれば、担当者が新規加入者や退会者が生じるたびにデータを更新するというルーチンワーク化によって作業負担はさほど多くならないことが「のぼりべつケアマネ連絡会」の名簿作りで経験済みである。(もちろん百数十人の名簿と比較できない部分はあろうと思うが。)
しかし一方、この印刷製本費には30万近い経費がかかるという。こういう費用を毎年支出するのは「無駄」のひとつであろうと思う。印刷製本など必要ないと思う。会はデータを作成し、各支部に毎年更新したデータファイルをメールで送り、各支部からさらに支部会員にメールで同じくデータファイルを送付するだけでよいのではないか?それを紙ベースでファイリングするか否かは会員個人に委ねればよいのではないだろうか。
こうすれば経費はかからない。ただそうなるとデータベースファイルの保護、秘密保持、個人情報流出の問題が議論になるんだろうが、そもそも外部業者に印刷製本を発注して冊子を作り、それを個人に郵送しているという実態から言えば、前者が後者よりデータ管理上リスクが増えるということにはならないだろう。
そうして浮いた費用を事務局員の昇給財源にした方が会の運営上は有意義ではないかと、勝手ながら考えたりしていた。
日本社会福祉士会の郵送物も同様で、立派な印刷物が数多く送られてくるが、情報と言うものの分類を明確に意識していない編集だから、時間がたてば新鮮さが失われ情報価値がなくなるものと、そうでないものの情報が混在している。よって半分以上が「読まれない」「読んでも意味がない」無駄なものになっている。これはもっと整理されるべきものであろう。
IT時代の情報提供のあり方をもっと有効利用すれば会員への連絡経費は格段と下がる。旧態然とした会員への情報伝達をなかなか見直さない現状には常に疑問を抱いている。現に「のぼりべつケアマネ連絡会」では基本情報の連絡を原則メール活用することで年間十万円に近い通信費を削減している。1地域の小さな会でこれだけ経費が節減されるのだから、社会福祉士会が全国、全道レベルでこの方式を取り入れれば、情報伝達に係わる経費は大きく削減できるはずである。他の議題でも各支部の郵送経費が取り上げられており、こうした観点からの経費削減は検討の余地があると思う。なんでも封書郵便がよい時代ではないのである。
ところで、今回は是非他の地域の役員の皆様とも知り合いたいと思い、同夜の懇親会にも参加した。懇親会といっても、会が飲み食いの経費を負担できるわけもなく、懇親会のための宿泊経費を支出することにもならないので、会としてではなく、有志の主催ということである。
僕は懇親会に参加しなければ日帰り可能であるが、今回は自腹で(当然だか)ホテルを予約して万全の体制?で参加させていただいた。ちなみに宿泊は生まれて始めて「カプセルホテル」を利用した。1泊2.500円。ほとんど寝るだけであったが、環境的にも一般のホテルにそん色なく利用できると思った。
分野も職種も年齢の様々であるが、大変気持ちの良い「飲み会」だった。たくさんの方々と語り合うことができ、それぞれの熱い思いを感じるひと時を過ごせた。
3次会までつき合わせていただき、特にOさんには大変お世話になりました。酔った勢いで失礼なことを言わなかったか多少心配している・・・。
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数年前から日胆地区の社会福祉士会の役員を務めている。しかし会の運営については会長や事務局に「おんぶに抱っこ」状態で、あまり熱心に活動している役員とは言えず、特に職業柄、高齢者福祉や介護保険のステージで活動することが多く、地区の違う道内の社会福祉士会会員の皆さんとはあまり人脈もない状態である。
今年から地区の副支部長という立場になり、日胆地区でも登別・室蘭・伊達の胆振西武ブロックにおける責任者となって活動しなければならなくなってからも事務局長に頼りきりで「おんぶに抱っこ」状態は続いている。
ところで先週土曜、北海道社会福祉士会の地区支部長・事務局長会議が始めて開催されることになり、僕も参加することになった。先駆けて行われる理事会にも(議決権はないが)参加してもよいということで、勉強の為、会議を傍聴させていただいた。
理事会を傍聴して始めてわかったことであるが、僕は会費についてかつて「社会福祉士会について考えてみた」で指摘しているように、個人加入会費としては余りにも高額すぎると感じており、そのことが会員組織率引き上げのネックになっていると感じていた。
しかし運営側から見ると、会費収入というのは極めて貴重な財源で、それを安易に下げるということは会の存続に係わる問題であるということが理解できた。
支出経費に改善余地があるものがまったくないとは言わないが、少なくとも支出の最大費目である人件費を含めた管理費自体は必要最低限で運営されており、特に事務局を運営する職員に対する報酬が、労働対価に見合ったレベルよりかなり低い額であるということがわかった。この会がこうした方々の善意や熱意の上で成り立っていることが証明されていると思う。そういう事務局職員には本当に頭の下がる思いであるし、この人件費は本来もっと上げなければならないものだと感じた。財源問題はここでも難しい問題である。
理事会で議論された中に、会員名簿の問題がある。毎年会員名簿を作る必要があるか、という問題で、多くの意見としては、新規会員を名簿に載せる必要性からそれは年毎の更新作成が必要であるという意見が大勢を占めていた。
僕も会員名簿は毎年作るべきだと思う。なぜなら数年毎であれば更新事務作業も大変で、目に見えない部分の作業軽費も増大するからであり、その点毎年名簿を作成するという決め事があれば、担当者が新規加入者や退会者が生じるたびにデータを更新するというルーチンワーク化によって作業負担はさほど多くならないことが「のぼりべつケアマネ連絡会」の名簿作りで経験済みである。(もちろん百数十人の名簿と比較できない部分はあろうと思うが。)
しかし一方、この印刷製本費には30万近い経費がかかるという。こういう費用を毎年支出するのは「無駄」のひとつであろうと思う。印刷製本など必要ないと思う。会はデータを作成し、各支部に毎年更新したデータファイルをメールで送り、各支部からさらに支部会員にメールで同じくデータファイルを送付するだけでよいのではないか?それを紙ベースでファイリングするか否かは会員個人に委ねればよいのではないだろうか。
こうすれば経費はかからない。ただそうなるとデータベースファイルの保護、秘密保持、個人情報流出の問題が議論になるんだろうが、そもそも外部業者に印刷製本を発注して冊子を作り、それを個人に郵送しているという実態から言えば、前者が後者よりデータ管理上リスクが増えるということにはならないだろう。
そうして浮いた費用を事務局員の昇給財源にした方が会の運営上は有意義ではないかと、勝手ながら考えたりしていた。
日本社会福祉士会の郵送物も同様で、立派な印刷物が数多く送られてくるが、情報と言うものの分類を明確に意識していない編集だから、時間がたてば新鮮さが失われ情報価値がなくなるものと、そうでないものの情報が混在している。よって半分以上が「読まれない」「読んでも意味がない」無駄なものになっている。これはもっと整理されるべきものであろう。
IT時代の情報提供のあり方をもっと有効利用すれば会員への連絡経費は格段と下がる。旧態然とした会員への情報伝達をなかなか見直さない現状には常に疑問を抱いている。現に「のぼりべつケアマネ連絡会」では基本情報の連絡を原則メール活用することで年間十万円に近い通信費を削減している。1地域の小さな会でこれだけ経費が節減されるのだから、社会福祉士会が全国、全道レベルでこの方式を取り入れれば、情報伝達に係わる経費は大きく削減できるはずである。他の議題でも各支部の郵送経費が取り上げられており、こうした観点からの経費削減は検討の余地があると思う。なんでも封書郵便がよい時代ではないのである。
ところで、今回は是非他の地域の役員の皆様とも知り合いたいと思い、同夜の懇親会にも参加した。懇親会といっても、会が飲み食いの経費を負担できるわけもなく、懇親会のための宿泊経費を支出することにもならないので、会としてではなく、有志の主催ということである。
僕は懇親会に参加しなければ日帰り可能であるが、今回は自腹で(当然だか)ホテルを予約して万全の体制?で参加させていただいた。ちなみに宿泊は生まれて始めて「カプセルホテル」を利用した。1泊2.500円。ほとんど寝るだけであったが、環境的にも一般のホテルにそん色なく利用できると思った。
分野も職種も年齢の様々であるが、大変気持ちの良い「飲み会」だった。たくさんの方々と語り合うことができ、それぞれの熱い思いを感じるひと時を過ごせた。
3次会までつき合わせていただき、特にOさんには大変お世話になりました。酔った勢いで失礼なことを言わなかったか多少心配している・・・。
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覚えてますか・・・?毎日がめまぐるしく、大変と一言では言えないような毎日で・・・。
人手不足、もちろん内の事業所もヘルパーさんがと言うより前にお話した!予防とは何ぞや!との考えで予防介護反対の立場から利用者を離した経営者としてはあるまじき・・・。しかし自分の介護理念は曲げたくはなく、経営者+ケアマネ+ヘルパーのヘルパーで進んでいます。報酬単価を上げるなんて報道は、「焼け石に水」現状を分かっていない者の考えることです。来月、監査が県と市と2回入ります。書類!資料!全部!全部自作でソフト一切使用していないため
慌しくも!前進邁進しております。前回のように県の職員にまた説教してやろうかとも考えながら・・・。ところでmasaさん!公表制度は必要なんですかね〜?毎年意味もなく資料のある!なし!の確認だけで5万円支払うことって・・・。内は市の評価事業も受けて市のHPにも載せてもらってますが(受けていない事業所がほとんどなのが現状です)どうなのかなぁ〜?無駄が多すぎるような・・・。
すみません!いつも愚痴で!masaさん!健康に注意して飲まれて下さい。